表紙はこんな感じ。
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本の最後にCDが付いています。
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リサイタルのアンコール集のCDのほかに、遺稿論文 追悼文集が一緒になっています。
遺稿論文 目次 より 一部載せておきますね。
前書き
『息』について
デジタルとアナログについて
1 フルートはどうして音がでるのか?
a) 共鳴
b) 開管振動
c) 空気柱の延伸(開端効果)
d) cis2の音程は悪いのか?
e) フルートはどうしてベルを持たないのか?
f) 楽器の材質について
2 倍音について
a) 自然倍音列
b) 音色と倍音スペクトル
c) 倍音と和声感
d) 日本人と和声感
3 歌口
a) 歌口の形
b) 歌口のプレート
こんな感じで 6 まで続きます。
一般の発売は10月末からです。定価は3,000円(税別)
1 の フルートはどうして音がでるのか?の項は必読です。
先生にこれを教わった時に
ビックリしたのを良く覚えています。
言われてみたら当たり前のことだけど
納得すれば当然なのだけれども、
笛吹きは、けっこう魔法で笛が鳴っていると
勘違いしている向きがあるようにも思えるからです。
マニアなフルートファンの皆様、ぜひお手元に
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パームホールの最後尾にて聴いたドップラーお々!この方に教えを、・・・携帯カセットで今も楽しんでいる。
笛の吹き方が分からず空白の17年が過ぎた。
「フルートは歌う」もう一度トライしよう。喜寿には無理か、ガックリ!
1992年のパームホールの初リサイタルを
聴きに来てくださっていたんですね。
ありがとうございます。
そういえばドップラーやりましたっけ。
物理的条件が整えば笛はますます良く鳴ります。
仕組みが分かるとどんどん吹きやすくなって行きます。
あきらめずにぜひトライしてみてくださいませ。