世の手芸店が、過去最高に盛り上がってます!!
いつもの、のほほんとした空気が一変、客も店員も殺気立つ殺伐空間に
噂は耳にしていたので尻込みしつつも、私も足を運んでみました。
あわよくば、ガーゼと夏用のマスク生地が入手できないかなと思って
すでにレジには10人ぐらい並んでた
店内にも、マスク用の布を物色してる人が10人ぐらいいた。
私は、どーしようかなと思いつつ、とりあえず夏用マスクになりそうな生地を物色。
それらしき生地を持って、裁断行列に並んだ。
目の前には、ガーゼの大きなロールがあった。
みんなこれの裁断目的で並んでるのか・・・・私まで残ってたらいいな(ちょっと期待)
ふと裁断台を見ると、裁断済のガーゼが積み上げてあった。
お取り置き?
すると私の前に並んでたおばさんが、
おばさん:「これ、いいの?」
店員:「1メートルで良ければ」
おばさん:「ほなこれでええわ」
そうなの?私もそれでええわと思って、続いて一つ取った。
そしたらあっという間にみんなそれを取って行った
なるほど、みんなそれが売り物だと思ってなかったってことね。
私も、目の前の大きなロールから切り分けてもらわな手に入らんと思ってたわ。
あっという間にガーゼの山がなくなり、切り分けてもらわないと手に入らなくなってた。
私、ついてる!!!
布を裁断してもらって清算レジへと移動。
マスクのゴムコーナーが見える。
なるほど、ゴムもなかなかの緊迫ムード。(私はゴムはあるのでスルー)
おばさん:「ゴム〇〇メートル!」
店員:「もう〇〇メートルしかないんです」「いくら切りましょうか?」
おばさん:「あるだけ全部!!」
店員:ちょっと絶句。ほかの店員さんに「これって制限ないのかな?」
後ろに並んでる人たちの視線をモノともせず、
おばさん:「だって、無いもん!全部全部!!!!」
65歳以上と思しきおばちゃんの圧(厚かましさ)たるや、怖いものなし!!
私は、いつも以上に大人しく、愛想良く、
レジの人にいつもは言わない「ありがとう」を言って店を出ました。
自分より厚かましい人の前では、良い人になれる。
我儘言う子の前では、当てつけかのごとく聞き分けがよくなる子供のようです
いろいろありましたが、無事ガーゼもゲットできました