ケン様が、東京出張だったので、「久々に東京バナナ食べたいな」とつぶやいたら、
お土産に、わらわらと買ってきてくれました。(そんなに食べられない)
ケン様は、私がつぶやいたことをいちいちいつまでも覚えている。
いつぞや、「ビックルが便秘に効くわ、でもコンビニでしか買えんのよね」とつぶやくと、
コンビニに行くたびにビックルを買ってきてくれる。
うれしいけど、ビックルモードじゃない時だってあるわけで・・・
パイナップルが美味しいと言うと、スーパーでパイナップルを見つけると買ってくる。
冷蔵庫で待機してるパイナップルのプレッシャーに押しつぶされそうになることもしばしば。
「そりゃ好きだけど、その時々の気分てあるじゃん?」
「食べたい時は言う、もしくは、買う前に聞いてくれ」
そう思うこともしばしば。
いや、気持ちはうれしいのですがね。
「気持ちはうれしい」繋がりで絡めていくと、先日ジャガー横田夫妻がTVに出てて、
あの医者?の旦那さんが、婚約指輪をあげてなかったので、
このたび、5カラット?だとかの指輪をプレゼントしたという話をしてた。
ジャガーさんは、「普段の服装とかを考えても、付ける機会がない」
と言ってた。
そして、「気持ちはうれしいんですけどね」
と付け足していた。
なるほど。私も絶対、
「そんな高価な物買うなら、もっと他の実用性のあるものを買って欲しい。」
「買う前に聞いて欲しい」
と思ってしまうな。
そこで、またまた私の中で繋がった。
今話題の、タイガーマスク(伊達直人?)の関連記事で、プレゼントされた施設側が、
「次回から、事前に必要なものをリストアップするので、それをプレゼントしてくれれば、
より効果的に運用できる」
と言ったとか。
これを聞いた時、善意でプレゼントしてるし、考えた挙げ句のチョイスだっただろうし、
それなら、究極、お金を渡せばいいじゃん!って話になるでしょ?
お金じゃなくて気持ちを伝えたかったんだから、その誠意を踏みにじってる!
こんなこと言われたら、あげる方も、「誰がやるか!」ってなるんちゃう?
と思った。
思ったが・・・・待てよ
気持ちを考えたら、もらったものにケチをつけるなんてナンセンス。
でも、そんなセンスを語れるのは、欲しい物が全部手に入る人だけかもしれない。
そういう人なら、さほど必要ないもの貰っても、
「ま、それもあってもいいんだけどね」「(使わないけど)、気持ちがうれしい」
みたいな余裕コメントできるかもしれない。
でも、節約生活、我慢生活をしてる一般ピーポー以下からすれば、
「今必要な物を優先して貰えれば、助かるし、うれしい」
というのは、至極もっともな意見。
言葉にするとナンセンスと言われようとも、それが現実だと、あえて言葉にするのは、
ある意味勇気。
それを言うことで、子供達に本当に必要なものを与えられるなら、
それが伊達さんの厚意に答えることになるのかもしれない。
施設側の「事前に必要な物をリストアップします」というのは、一見ナンセンスなようで、
本当の優しさ、強さが垣間見られる気がします。
他人のフリ見て文句言って、実際自分も同じ事してるってこと。
あるね~
と思いました。
「プレゼント貰う前に何が欲しいか聞いて欲しい」、「プレゼントは一緒に選びたい」
という人に、伊達さんのプレゼントを受け取った施設を非難する資格はないですよね。
施設を非難した自分に渇!です。
てなわけで、私の「貰っておいてケチをつける」のは、本当の優しさだったわけなのです
違う?