録画した犬神家の一族の映画。
なんと、金田一耕助は、古谷一行でなく、石坂浩二だったという
そして映画は、3時間もあった
ドラマも2夜に分けての3時間だったかな。
ボリューム満点
映画は、石坂浩二で2本(1976、2006)制作されております。
30年の時を経て、金田一が同一俳優でって、すごいなぁ。
今回は1976年版を4K復刻版での放送でした。
確かに、金田一は単なるストーリーテラーだから、年齢は関係ないよなと納得
ドラマ版は、金田一耕助役には、古谷一行他7人もいるらしい
「時かけ」以来のリメイクの多さ
人気作品なんやなぁ。
私は、その中の吉岡版しか見てないけどね。
でも、吉岡版はだいぶ良かったので、満足してます。
映画は、4K復刻版とはいえ、映像の感じがすでに怖い
こりゃ、子供は入り口で回れ右しますよ。
そして、石坂浩二が若い!!別人レベル!!
冒頭の入り方は、吉岡版とほぼ同じですね。
ストーリーも、中盤までは忠実に同じ。
白マスクは、佐清にそっくりに作ったマスクだとか(そーなの?)
中盤から終盤にかけて、大きく枝分かれていきます。
まず、青沼静馬のキャラが全く違ってました
逆さ足の説明は、やっぱり今回をもってしても謎ですね。
「佐清が死体を湖に放り込んだ」と説明してましたが、放り込んであんなになる!?納得いかず。
あと、やっぱりラストは吉岡秀隆版とは違ってました。
ですよね~、令和版の結末は「そうくる!?」
って、ラストに向けて緩みかけてた緊張が一気に復活した。
ここは、物語の結末の相違だからして、だいぶ大きな違いです。
私の好みは、全体的、結末も含めて、令和版(吉岡くん)ですね(きっぱり)
話の流れも、展開も、はしょり方も、ラストも、見せ方も令和版がスマート。
まぁ、時代もありますが。(何せ映画は50年前に制作されているので、だいぶハンデがあるよね)
でも、あの昭和時代にしれっとBLが。
今でこそ普通に受け入れますが、50年近く前にこのテイストはかなりの冒険。
その証拠に、BLも1つの愛のかたちではなく、変態という感じにはなってます
うむむ。
やはり子供には見せられないか
映画の一番の見どころ(聴きどころ)は、何と言っても「愛のバラード」
冒頭流れてきた瞬間、
あーーー!忘れてた!これこれ、この曲!!
となりました。
ラストに流れてきた時には、哀愁すら感じました。
名曲だね。
ピアノの発表会で、エリさんが弾いた「男はつらいよ」
に続いて、ユイさんのピアノの発表会に「愛のバラード」リクエストしようかしら