ユイさんは、週3回、剣道の稽古に行きます。
私は送迎のみですが
早めにお迎えに行って、練習風景を見ることも多々あります。
大声を出して、竹刀を振っている子供達を見ると、
何か、パワーを貰える気がするんですよね。
元気やなぁ・・・しみじみ
みたいな。
子供の頃、おばあちゃんが「元気やなぁ」と言ってた気持ちが分かります。
そして、最近、やけにオーラのあるおじ様が教えにきてくれています。
現役の強豪高校の監督らしいです。
じっと練習風景を見ていたかと思うと、やおら立ち上がって、
「そんな稽古は何時間やってもダメ!
8割の力でする稽古は、そんなの何時間でもやれる。
もっと全力で声を出して、もっと素早く体を動かしてください。
もうこれ以上は無理だと思ってからの1本を意識して。」
そして、
「必死でやってください。
必死という漢字は、必ず死ぬと書きます。
必ず死ぬという気持ちでやってください」
ここ、ツボりました
金言だなと。
確かに誰も死にかけていない
そして、監督の激が飛ぶと、明らかに生徒の動きと声が変わる。
できるじゃん!最初からやれよ!
ってとこでしょうか
でも、まぁそんなものですよね
子供の緩んだ気持ちに喝を入れられる指導者は必要ですね。
これ、案外難しいと思います。
キツく言えばいいというわけでなく、大声で怒鳴ればいいというわけでもなく、
何なんでしょう?
「これは、やらなマズいな」と思わす圧を出せる能力。
私も、この圧を出す能力欲しい!!
この圧パワーで、子供のやる気スイッチ押せたらなぁ・・・。
なんて思いました
監督は、
「最後の良かったですよ」
「そういう稽古をしてください。そしたら強くなれます。」
と締めくくってました。
子供達も大量の汗を流しながら真っ赤の顔で、「はいっ」と返事していました。
充実感に満ちた空間。
パワースポットやなぁ~