私は、小さい頃から食に無関心でした。
お腹はすくけど、食べなくても別に平気。
という危険な感覚
お母さんに、「今日の晩御飯何?」なんて聞いたことない。
「もう、ご飯抜き!」と言われても、「ふーん
」て感じ。
好きな食べ物は、あるにはあります。
でも、別に目の色が変わるほど好きな食べ物は・・・・ないかな。
大人になるにつれ、社会性を身につける一貫として、
「おいしいもの食べに行こう!」
「あそこの店に行きたいよね!」
という会話はします。
でも、正直何を食べるかより誰と行くかの方がかなり重要。
高価で美味しいご馳走を嫌いな人と食べるぐらいなら、
一緒にいて楽しい人とファミレスの方が断然良いです。
で、こんなに食に無関心なわけですから、もちろん、幼少期から痩せておりました。
小学、中学はスポーツもめちゃめちゃしてたので、ガリガリですね。
大学は一人暮らしを満喫して多少太りましたが、それも就職とともに戻りました。
年齢とともに食べる量や食の好みも変わり、
私は今後太ることは無いだろう、と思っています。
っていうか、40過ぎてそんなガバガバ油物が食べられるわけじゃなし、
食べ放題で無茶食いすることなんかもないのだからして、
40歳すぎて太ってる人見ると「それだけ食欲あるなんて元気だよね」
と思う。
という話をすると、ケンカ売ってんのか?というリアクションが返ってくることが予想されるので、
口には出していない。
けど、本当にそう思う。
こちとら夏バテで食が細くなり、「あーでも食べなきゃフラフラなるしなぁ」なんて思ってるのに、
「ご飯美味しい」と「食べることが幸せ
」「唯一の楽しみは食べること
」
なんて言ってる人を見ると、本気で羨ましい。
ダイエットができるって幸せじゃないか!
・・・やっぱり顰蹙(ひんしゅく)買う未来しか見えない
人間は、食べること(生命維持)に、かなりのお金と労力を費やしている。
そこを楽しめるか楽しめないかは大きいよね。
どうでもいい食事に使うお金って勿体ない。
どうでもいい食事で作られた体だと思うと、何だかなぁって思う。
こんなだから、料理も上手くならないし、作るのも面倒。
外食ばかりだと健康に悪いというけど、
「しんどいな」「いやだな」と不健康な気持ちで作った料理は、
そういう味になるから、そういう料理を食べていると不健康になる。
喜んで作ってくれる外食や総菜ほうが健康に良いんだよ、という話を聞いたことがある。
子供がいると100%外食とはいかないけど、子供が巣立ったら、
料理しない生活もありえるな・・・なんて思ってしまう。
食への関心がある人とない人で、晩年の人生の楽しみ方は違ってくるよね。
としみじみ思います。