小学2年生のユイさんは、只今絶賛、算数の「時計」に苦戦中。
エリさんも絶望的だった「時計」。
姉と違って、楽ちんだわ~なんてことにはなりませんでしたチーン
今何時?
2時~
今何時?
2時半~
今何時?
2時36分~
と、階段を一段ずつ上がっていたら、
3時の1時間前は?
前だから1時間前に進んで4時~
いやいや、前は戻る!後は進む!(←よく考えたら複雑)
「・・・。」
どうにかこうにか、不穏な階段の高さをクリアする
気分を良くして、前を向いたら
「午後1時16分の4時間前の時刻は?」
・・・・・。
階段がいきなり断崖絶壁
目前にそびえ立つ壁。
「家から図書館へは20分かかります。3時に図書館に着くには家を何時に出ればいいですか?」
この問題!!
エリさんの時の記憶がよみがえった
エリさんは、この問題を「1時と答えていた」
その真意は、早めに着いた方が良いだろう、ギリギリとか焦るしと。
いやいやいや、そういう問題じゃないのよ!
とすったもんだしました
エリさんは、こういう思考の持ち主なので、いろいろ苦労しました
「およその数」
では、90円の飴と160円のクッキーを買うには、だいたいいくらお金を持っていればよいか。
という問題で、
答えは、100+200=300円
のところ、「1,000円」みたいな。
多い方がええやん!買えるし!
いやいやいや、そういうことじゃないのよ!
話は逸れましたが、ユイさんと「時計」すったもんだしながら、
頭の中に妄想が・・・(遠い目)
小学1年生ユイと仲良し「時計君」
「私、時計くん好き~」
「ボクも~」
小学2年生になったある日、
時計くん:「ちょっと君とは話が合わないなぁ」
ユイさん:「そんなこと言わないで!私がんばるから!」
必死に時計君の気を引こうとがんばるユイさん。
しかし、なかなか思うようにいかず、空回りの日々。
3年生の終わり、時計君が、
「オレ、留学することにしたんだ。今度会う時は5年生かな」
「私、時計君にふさわしい人になって待ってるね」
5年生で戻ってきた時計君は、昔の時計君ではなかった。
速さくんになっていた
え?私の知ってる時計君じゃない!
もう、君とは住む世界が違うんだよ。
そう言って、時計君は距離さんや時速さんと仲良くなりました。
ユイさんは、何さ!速さ君なんて別にもう好きじゃないし!キーー
と地団太踏んでる姿が見えた。
チャンチャン
こんな妄想でも考えていないと、子供に時計を教えることはできまぬ
絶望的だったエリさんも、今はそれなりに時計も読めるし、時間感覚もあります。
いつ習得するのかしらね?
個人差と言いつつ、今できなきゃ意味がない、みたいな瞬間があるのですよ。