最近、友人知人や職場、はたまた世間話?でも社会保険の話題になることが多い。
「ねんきん特別便」
というタイムリーな行事が行われてるからという理由も大きいと思われます。
社会保険は、知識の量が物を言います。
知識の量が物を言うのは、何も社会保険に限ったことではないと思いますが、
全国民が当事者という点で、その分野の人だけが知っていれば良いというものではないのがミソです。
お国は、形式的には処理してくれますが、個別的に、
「あなたはこうしたほうが良いよ、得だよ」
というところまではフォローしてくれません(マジで)
そこは、自分が判断して申し出なければならないのです。
そのためには、判断できるだけの知識が必要となってきます。
とは言うものの、社会保険というのは、ほんまに大変込み入ってまして、
おいそれと理解できるものではないのも事実です。
だから、少しでも気になった人は常日頃から情報収集したりしてると思うのですが・・。
この度の「ねんきん特別便」は、
「そんなの知らね~(国が勝手にやってくれるさ~)」な
気にならない人に、
突然「ねんきん特別便」なるものを突きつけたわけで・・・、
そりゃ、頭の中は?マークだらけになるよね~┐( ´ー`)┌
とりあえず、中身を見ても、????。
疑問を感じるというか、のっけの段階で「なんのこと?」となり、
「今さらこんなこと聞けない」→「放置」てなことになると思います。
そんな時、私レベルの人に聞いてくるのかな・・・なんて思ってみたり
例えば多いのが、第3号被保険者の人が、
「私は旦那の社会保険に入ってるから、国民年金じゃなくて厚生年金のはず!」
という勘違い(意外と多いです)
厚生年金も国民年金の一部。
国民年金
第1号被保険者・・・自営業、フリーター、学生
第2号被保険者・・・会社員、公務員(
第2号のみ厚生年金が国民年金に上乗せされる)
第3号被保険者・・・第2号(会社員、公務員)の妻
という図式です。
だから、全国民が国民年金の加入者ということになるのです。
ただ、
厚生年金は国民年金に上乗せ部分があるという意味で扱いを別にしてるだけです。
(正確には理由はそれだけではないけど)
で、
第3号は厚生年金には全く関係ない人です。
なぜなから、会社員ではないから(上乗せ部分がないから)
「旦那と一緒なのに、なぜ上乗せ部分が無いの!?
」
とお怒りになる人もいますが
そもそも、第3号さんは掛け金ゼロで年金をもらおうとしてるわけで、
掛け金ゼロで上乗せ部分までもらおうとするのは・・・強欲というものです。
国民年金を払ってる人に怒られます。
しかも、旦那さんがいるから第3号になれるわけで、
旦那さんがいなければ、第3号にすらなれません。
第3号になれるってことは、大変ありがたい制度だと思います。
年金プチ話。
社労士勉強がてら、ちょくちょく織り交ぜようと思います