「PTAをやめた保護者」
みたいなコラム?特集記事を読んだ。
「PTAの加入は任意である」
ということを、皆さん知っていますか?
みたいな記事。
これぞ、究極の「割り切りスタイル」ですね
実際にPTAをやめた保護者へのインタビューもありました。
いろんな役員会や行事への出席ができないからという理由で、退会したようです。
学校から、「子供が参加できなかったり、もらえないものが出てきます」
みたいに言われたとか。
PTA会長から、「集団登校に入れない」と言われたとか。
でも、実際に脱退してみたら、
「集団登校にも入れてくれたし、記念品もお金を払ったらもらえた」
みたいな。
不都合なし!
みたいな。
私、とってもモヤモヤした。
そら、PTA入ってないからって、集団登校からはその子だけハブるなんてことは、
普通の感覚ではできないでしょうよ
その退会した人の子供が通う学校では、集団登校時、PTAで順番に保護者が付き添って登校するらしい。
(退会した保護者は、それも仕事の時間的に無理だったみたい)
これって、自分一人ぐらい退会しても、他の人でまかなってもらえるという考えだと思う。
確かに、数人ならまかなえると思う。
でも、全員そうなったらどうなる?
運動会のお世話係とか、廃品回収で回収で得た収益で買った学校用品もたくさんある。
学校や地域の公園の奉仕作業(掃除)も、PTAで行います。
そら、そんなんいらんだろーーみたいなことも多々ありますよ。
意味不明な、パパのソフトボール大会、ママさんバレー大会とか (誰得?)
でも、やはり学校は集団生活の場であって、自分1人で完結できるものではない。
学校に通っている時点で、子供はいろんな人のお世話になりながら育っているわけで、
「自分は誰の世話にもならないし、誰のお世話もしない」
なんて理屈は、どう考えても通らないと思う。
私も、PTAの役員なんてしなくて良いなら絶対やらない。
役員が当たった年は、もう決死の覚悟で指折り数えて1年を過ごします
仲の良い保護者ができたり、人脈?が広がったり、
良いことも、多少はあります。(それをはるかに上回る煩わしさがあるけどね)
永遠にするわけじゃなし(くじけそうな時は、そう呪文のように唱える)
保護者みんなのほんの一瞬が集まって、壮大なRTA活動になっている。
「自分1人ぐらいやらなくても」「イヤならみんなでやめようよ!」
分かるけど、それは「割り切りスタイル」ではないのよ。
何かが違うのよ。
微妙なニュアンス、空気を読むって難しい。