少し前に、読書から遠ざかっていると記事にしましたが、
あれから画期的な出来事が。
今まで、電子書籍はマンガしか読んでなかったのですが、
小説に手を出したら、これが・・・・止まらない!
いつでもどこでも、暗い所だろうが、携帯さえあれば
どんな隙間時間も活用できて読めてしまう。
今、ハマってる作家さんが、凪良ゆう。
松坂桃李と広瀬すずで映画にもなった「流浪の月」。
最近ドラマや映画にもなった「美しい彼」。
直近では、2023年本屋大賞に選ばれた「汝、星のごとく」。
の作者。今、旬の作家さんかな。
作品はBLものが多いのですが、単なるBL、というだけではなく。
心の機微というか、葛藤、嫉妬、言葉にならない感情を具現化してくれる感じが、
思わず、書き留めておきたいぐらい。
「美しい彼」の中のフレーズで、
「僕は、清居の王国に流れる金色の川で、たゆたっていたいんだ。」
みたいなセリフがある。
「たゆたう」なんて言葉は、日常的には絶対出てこない。
でも、たゆたい時、あるなぁ・・・。
講じて、「たゆたう」を使ってみたいとさえ思った
この人の本には、そう思わせるフレーズが多い。
デフォルト、とかの若者言葉であろう言葉を、あぁこういう感じで使うのか。
そんな知識も得たり。
基本、胸アツなフレーズが好み。
「努力は裏切ることもある。それでも、今輝いている星たちは、間違いなく保証のない努力をし続けた人たちなのだ。」
これも、美しい彼の中のフレーズ。
グッときた。
大学生の頃、読書熱がこじれて、言葉が変になってた時期があった。
若さ?
本のセレクトも夏目漱石とか武者小路実篤的なものや、村上春樹なんか読んでたので、
余計におかしくなっていた。
「よしんば」とか使って、「そんな言葉言う人初めて見た」と言われたり。
「よしんば」使う大学生、怖いよね
そんなことを思い出しながら、あんなに進まなかった読書がめりめり進んでます。
音楽も本も、電子の時代なんだなぁと実感。
時代の流れに身を任せ。