1時間半の映画?
タイトルに惹かれて録画しました
とりあえず、絵がとても綺麗です。
綺麗というか、お洒落で今どきの色鮮やかな青春ぽい絵。。。。
お話も、今どきですね。
コミュ障の高校生男子「チェリー」(名前の佐倉からきてる)
出っ歯を矯正中でマスクで口元を隠してる「スマイル」
という基本情報プラス、チェリーは俳句少年、スマイルは人気動画配信者。
少年の詠む俳句が、素敵なの。
雰囲気も良い。
ストーリーも悪くない。
やまざくら かくしたその葉(歯) ぼくはすき
この句は絶品
「山桜」は「鼻(花)より先に歯(葉)が出る」ということで、転じて「出っ歯」の意味があるらしい。
なので、「やまざくら」は季語と同時にスマイルを表した言葉でもあるわけです。
それを踏まえると、
スマイルのかくしてる出っ歯、僕は好き
となるわけです。これは、もう告白でしょう!!
いや~キュンですね
キュンなのですが、私的に、これぐらいのキュンで十分でした。
ラストのお祭りでのマイクパフォーマンスはやり過ぎです
コミュ障がこんなことできるかい!!
全力で突っ込むし
あのラストは、キュンの誤作動、暴走事故レベル。
向日葵や 「可愛い」の意を 辞書に聞く
十七回目の七月 君と会う
この二句もキュンときました
1時間半に詰め込むには登場人物多いかな。
あと、そうだなぁ・・・
おじいさんのレコードを探すくだりは、無くてもいいかも。
その分高校生活らしいエピソードがほしかった。
そして、劇中にも出てきますが(出てくるたびにドキっときた)
サイダーの ように言葉が 湧き上がる
立派に五七五ですねぇ(季語はサイダー)
とりあえず、夏にキュン死したい人にはおすすめかな