カラスといちごとクロッカスと

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寒いよ、雨、最後のアジサイ

2022年09月05日 06時42分36秒 | 気温、天気、天候、気候
2022.09.04撮影

今日は雨が降っているなあ、寒くなったなあ、と思っていると、床暖房が勝手に作動し始めました(切ってあるんですが、汗)。

家の北側につるしてある寒暖計(日本からカナダへ持ってきました)を見てみると、午後2時で15.5℃。天気予報によると、あさってからはバンクーバーは晴れの天気が続き、日中の最高気温が23℃〜27℃、夜間の最低気温が13℃〜15℃、で「暑い」日が続くみたいです。

バンクーバーでは、夏でも時々「寒く」なるんです。今日みたいに。


今日は、オカトラノオ一家についてもう一度書く予定だったんですが、雨が降っているので、代わりに雨の中の植物をお見せすることにします。ついでに、今まで1ヶ月ちょっと書いてきた記事も、いくつか覗いてみたいと思います。



雨、と言えば、日本人にとって、やはりアジサイ(紫陽花 Hydrangea macrophylla)でしょうか。以下の画像のアジサイは、わたしの庭では今年最後に開くアジサイだと思います。これは青い花ですが、背景に、白い花の花期が進んで赤くなったのが見られます。

2022.09.04撮影

花期の終わり、と言えば、次の花ももう季節の終わりです。これは、ハナダイコン(花大根 Hesperis matronalis)の、盛りの花が終わった後に咲いた花です。アブラナ科(Brassicaceae)の特徴的な4枚の花弁が見えます。初夏には庭中に咲き誇り、いい匂いが立ち込めます。

2022.09.04撮影

次の花も、花期の終わりの花ですが、この花で今年は最後でしょう。もう他に残っていません。多年草のヤグルマギク(矢車菊 Centaurea cyanus)です。

2022.09.04撮影


次は、真昼でも咲いている(夜も咲いているかどうかは、知りません)マツヨイグサ属(待宵草属 Oenothera)」の 'Lemon Drop' と呼ばれる園芸種。前にマツヨイグサを数種類育てていたのですが、みんな消えちゃったので、購入しました。多年草です。この画像に写っているのも、今年の花では最後に近い花でしょう。

2022.09.04撮影

真夏からずっと咲いていて、まだまだきれいなのが、クサキョウチクトウ(草夾竹桃 Phlox paniculata)。特に、この園芸種 'David'「デービッド」が、たいへん長持ちします。白さにもいろいろあると思うんですが、「デービッド」の白さは気持ちがいいです。

画面左側に茶色っぽく見えるのは、オカトラノオ(Lysimachia clethroides)です。長い花期が終わろうとしています。

2022.09.04撮影

夏から続けて咲いている花のうちのもうひとつは、フクシアの園芸種(Fuchsia x hybrida)の 'Double Otto'「ダブル・オットー」。バンクーバーで越冬するフクシアは、前は種類が少なかったのですが、ここ数年は温暖化で越冬するものが増えているので、今年は再挑戦してみることにしました(前のはみんなお亡くなりになりました)。

2022.09.04撮影

今花盛りの花は、シュウメイギク(秋明菊 Anemone hupehensis var. japonica)。これを「キク」と呼ぶのはいくらなんでもひどすぎると思いますが、花弁の細かく裂けた八重咲きのものなら「キク」に似ているのかもしれません。

2022.09.04撮影

そして、「秋咲きクロッカス」イヌサフラン(Colchicum autumnale)が、ツボミをふくらませてきました。これは一重のものです。しばらく遅れて咲く八重のものが、わたしのアイコンに使われています。

2022.09.04撮影


雨の中、庭の周辺だけをちょっと回って撮影しました。植え込んでいるところに入っていくと濡れ濡れになるので、周りだけ。

最後に、イチジクを点検。こんなに青い実がいっぱいついているんです。これが10月にもう一度熟れて、その後、青いままで気温が下がってしまうんだ・・・毎年。

2022.09.04撮影

でも、熟れたのがふたつありました(にっこり)! これを取って、うちに入ることにしました。画像のお皿は、香蘭社のものです。イチジクの実の表面についている白いポツポツしたものは、イチジクのお汁の固まったものですから、食べて問題はありません。

2022.09.04撮影



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