日々是気の向くままに

日々是好日(口実)いろんな分野を気ままに書いていきます。

本当は怖い巨匠のCD「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」212

2020年05月06日 | 日記
新しい曲(琉球古典)を覚えるとき、巨匠のCDを聞いて覚える。
でも、これが困ったことに歌の音程が違っていることがある。
今まで色んな曲で何度かあった。
例えば「作田節」のちょうど真ん中あたりで間奏があり、その後の歌い出し。
本来「四・上」(ファ・ソ)と進行するところが、「老・上」(ミ・ソ)で歌い始めていて、私はそれを聞いて丸ごと覚えているので、後で間違いを指摘されて、修正するのに大変な目にあう。(後で再確認したら、これはどうも私の勘違いのようで申し訳ありません)
だから、新しい曲を聴くときは「工工四」をよく見て、間違っているかもしれないということを前提に覚えないといけない。
お手本となるべき巨匠のCDだが、こういうのを録音するのは、たいがい本人がかなり高齢になって、そろそろ残しておこうという話になってからなので、周りの誰からも間違いが指摘されない。
そういうものだということを肝に銘じて聞かないといけない。怖いCDなのだ。