日々是気の向くままに

日々是好日(口実)いろんな分野を気ままに書いていきます。

獅子舞(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々164)

2019年05月22日 | 日記
舞踊曲の獅子舞は、3曲組になっていますが、そのどれもが、「ドミファソシ」の琉球音階ではありません。
むしろ、日本本土の民謡ふうです。

これは、当時「薩摩」の役人を接待するための曲ということです。

琉球の舞踊曲には、大きく分けて2種類あり、ひとつは「薩摩」の人を接待するための「日本人にも共感を受ける曲」。

もう一つは、清(中国)からの冊封使を接待するための、琉球らしい曲。ということですね。

茶屋節(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々163)

2019年05月21日 | 日記
茶屋節の歌詞は、
「拝で退かれらぬ 首里天ぎゃなし 遊で退かれらぬ 御茶屋御殿」
(うがでぃぬかりらん  しゅゆりてぃんじゃなし  あしでぃぬかりらん  うちゃやうどぅん)

意味は「拝んで(尊く)去りがたいのは 首里の国王陛下の御前 遊んで去りがたいのは 御茶屋御殿」
ということですが、
本当は、独裁政治を行う「首里の国王の目の前からは早く逃げたかった」のでしょう。

その当時の人々の心が反映されたのが、「おもろさうし」を焼失させた、かの首里城の火災だったのです。
(このことは、おもろさうしの解説本に少し触れられています。)
 

最近の変化(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々162)

2019年05月18日 | 日記
工工四を見ながら、音程がある程度つかめるようになった気がする。(歌の方です)
だから、以前のように何度も繰り返して耳で覚えこまなくても、工工四を見ながら次の音が分かるようになった。

でもこれは、逆の意味では、それだけ暗譜への道が遠くなった気がする。

新たな曲の覚え方(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々161)

2019年05月17日 | 日記
次の曲を覚えるとき、適当に聞き流していてもなかなか頭に入らない。
その場合、細かいところを間違って覚えている。
まあ、私の場合61歳という年齢のせいもあるのかもしれないが、最終的には「工工四」を見ながら稽古することになるので、やはり一番の近道は、最初から工工四とにらめっこしながら、集中してCDを聴いて覚えるのが一番効率的なのかもしれない。