ほんの「ちょっと借りるだけ」だから。と言っているけれど、他人の家のトイレを借りるとは、どれほど重大な事だろう。家庭用のトイレでは、男子用の小便専用の便器があるわけではないので、大概の場合、ウォシュレット付き便座に、そのまま小便をする。その場合、立ったまま用を足す者がほとんどだろう。しかしながら、ここに大きな落とし穴がある。それは尿の飛び散りだ。それを掃除する者の身になってほしいものだ。先日、我が家で、あるリフォームをしたが、一日だけの工事の場合、仮設トイレは設置しないと言うし、契約書にもトイレを貸してくれとは書いてないので安心していたら、工事職人が10時になったらトイレを「ちょっと」貸してくれという。しかし、尿の飛び散りを懸念した私は、便座に座って用を足してくれと言ったら、結局その職人はコンビニまで行って用を足してきたらしい。つまり、その職人は便座に座って小便をする方法を知らないのだ。たまには自分でトイレ掃除をして、それをする者の身になってトイレを借りてほしいものだと思う。
故植木等さんのギャグネタに「お呼びでない」というのがあったが、今日はまさにその状況があった。スーパーで贈り物にするお菓子を探していて「ここにあった」と言ったら、私は母と話しているのに、全く見ず知らずの他人が反応して来て、私と会話しようとしているのだ。これはまさに「お呼びでない」状態だったが、この「お呼びでない」は、これまた故・志村けんさんの「変なおじさんネタ」の元になったとも言われている。どちらも共通点は、ボケをかます変なオヤジに対して、「誰もあなたを相手にしていないよ。」と突っ込んで孤立させて、笑わせるというネタだったのだ。ああ、それにして、もう一度「変なおじさん」を見てみたいなあ。いや、いや、毎日鏡を見れば会えますけど?
またまた、スーパーのレジで後ろの人が間を詰めてきた。床にはコロナ対策のシールが貼ってあるので、その目印に従って並んでいたのだが、私の次の人は間をわざと詰めてきて、もっと前へ出ろと言わんばかりだ。以前もそういう事をされたので、ちょっと前へ出たら、もっと間を詰めてきて、店が隣のレジを開けて「お待ちのお客様、こちらへどうど」と言われたとき、横へ移動する隙間も無かったので、今回は前へ出なかった。やがて、隣のレジが開き、私が呼ばれたので移動して、すぐに会計終了。そして次に間を詰めてきた客が呼ばれたのだが、何故かその人は、移動しようとしない。なんとその客は「そっちのレジは遅いから」と言っているのだ。何という事だろう。おそらく私が前をやたら開けているので、私の行動が「のろい」と思っているのだろうけれど、レジ待ちの間隔を詰めようが、開けようが、レジ待ちの時間は変わらない。ここで、私は自分の事を思い出した。それは、自分が車を運転しているとき、信号待ちで、私自身が前を詰めることだ。前を詰めようが、開けようが、到着時間は変わらない。人のふり見て我がふり直せ。とはこのことか。
もう、かれこれ6~7年くらい経つだろうか。一泊二日の人間ドックで病院に行った。その日の夜の出来事。深夜の1時半くらいだったろうか?不意に目が覚めた。そうしたら、部屋の前の廊下がなんだか騒がしい。何かの台車を運ぶような「ガラガラ」と移動させる音がするのだ。こんな深夜に何だろう?まあ、この病院は救急指定だから、交通事故のけが人か、そうでなくても急患が入って忙しいんだろう。くらいに思っていた。そして夜が明けて、看護師さんにその話をしたら、そんな急患などは入っていなかったという。台車を動かすような音がしたと言ったら、「えっ?」と言ったきり、急に黙ってしまった。まるで何かを隠しているかのような態度だった。あの音は何だったのだ廊下?