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デービッド・アトキンソンのマネーゲームに騙されるな

2021-05-06 00:05:15 | 政治
今、ハンナ・アーレントの「全体主義の起源」という本、全3巻を読み始めているんですが、さすがに難解ですね
その中の第二巻「帝国主義」のなかに、面白いことが書かれていて、今の日本が翻弄されている「マネーゲーム」について日記を書きたくなりました

このアーレントの書物を読みますとね、今のデービッド・アトキンソンが菅総理を焚きつけて行わせている「日本経済解体」は
実は、19世紀の欧米の帝国主義とまったく同じ構図だということが分かるんですよ
デービッド・アトキンソン氏らは、実は「マネーゲーム」をやっているんです
デービッドアトキンソン氏が何をやっているのかということは、三橋さんの動画でもよく出てきますし
昨年発刊した私のkindle本「スガ総理の教科書」にもある程度書いています

アーレントの書籍は、「全体主義の起源」というだけあって、全体主義がどのようにできてきたのか?それを明らかにしようと試みているわけですが
19世紀のヨーロッパは、社会制度が目まぐるしく変化した時代で
ブルジョワジーと呼ばれる貴族階級が、土地の所有だけで不労所得を得る暮らしが成り立たなくなりつつある時代でした
当時は政治家も貴族階級も、外地、つまりインドやアフリカのような植民地から資源や労働力を収奪して金儲けをするというような
そこまで強欲なことを考えている人たちではなく、「自分たちの身分と生活が保障されれば文句はない」、という程度で
貴族階級はあまり政治に口出しをする習慣がなく、政治家も貴族の身分と収入を侵さない程度に配慮し、共存していたようです
そこに出てきたのが山師のような投資を煽る人たち。。。今でいうところのヘッジファンドのように投資資金を沢山集める人たちで
「外地(植民地)にはビッグビジネスがたくさんあります。あなたも投資してみませんか?」と
なかば詐欺まがいの話を、貴族らや資産家たちに、上手い話をどんどん持ちかけていったのです

とうぜん、そのような話がみんな上手い話なわけはなく、資金を投資した貴族や資産家たちは随分だまされたわけですが
そのうち、貴族や資産家たちから政治家にどんどん苦情が伝えられ、政治家がその要求に応えるようになっていきました
当然、外地(植民地)における彼らのビジネスが成功するように、軍隊を派遣したり、役人を派遣したりして、政治的に圧力を加え
そのころから植民地の収奪が、どんどん激化していったようです
彼ら政治家は、最初は植民地の自治権を認めていたにもかかわらず、軍隊を送り始めたことろから自治権を認めなくなり
植民地における強制的な安い労働や収奪などが、どんどんエスカレートしていくようになったと言います
つまり、本国の投資家(資産家や貴族たちや投資をする一般国民たち)の不労所得を狙った投資資金が政治家を動かし
植民地の政治ルールを変え、法律を変更させ、半ば強制的に収奪されていくようになったわけです

これを見ると、デービッド・アトキンソンがやっていることは明らかに帝国主義の延長です
要するに、彼に投資している人たちのマネーゲームによって、日本が政治的に社会のルールを変えられようとしているわけです
小泉純一郎と竹中平蔵がやった構造改革も、実は彼らの帝国主義的な政治的圧力によって、外資が日本の株式を所有しやすくしたり
株主の権限を強くするような変更がなされたりして、投資家の絶好のターゲットにされていったわけです
今まさに、中小企業までM&Aの的にされ、日本の技術的資本を盗み取って大儲けしようとする投資家たちの
そのマネーゲームが静かに進行中であるわけです

みなさん、デービッド・アトキンソンの名前をよく記憶して、その悪だくみを広めてください
マネーゲームで日本を解体されて切り売りされては困ります。。。こういう善人の顔をしたハイエナを日本から追い出しましょう

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