僭越ながら、下にご紹介する動画を見ていただいてから、三橋さんが何を理解していないのかをご説明しようと思います
トランプ大統領はアンドリュー・ジャクソン大統領の肖像画をホワイトハウスに掲げていたことが知られていました
ジャクソン大統領は国際金融資本家たちから、国家の通貨発行権を守ったことで知られる大統領です
トランプ大統領は、通貨発行権が国家にとって大事なものであるということを、よく理解していたと思われるエピソードです
現在のアメリカの中央銀行であるFRBは100%民間資本の民間企業であり、日本と日本銀行の関係とは、少し事情が違います
日本では、日銀に払われた借り入れ金利は、最終的には日銀から政府へと償還されます
しかしアメリカはそうではありません
アメリカでは、FRBに支払われた金利は、民間企業なので政府には償還されません、推測ですが、その分を国民が負担しているわけです
もし金利分を新たな国債発行で償還するのなら、金利分だけ次年度の国債発行額は大きくなり、ネズミ算的に償還額が増えていくことにはなります
ですから、ここは日本と少し事情が違うところです
トランプ大統領の本心を知るすべはありませんが。。。
彼は、国民の払った税金が、FRBを通じて一部の金融資本家の懐に入っているのを見て
国民の税金を一部の資本家がピンハネするのは、道理的に矛盾していると思い、通貨の発行権を国に取り戻したかったのかもしれませんね
以上は余談で、本題はこれからですが
アメリカン・コンサーバティブ。。。つまり、アメリカのWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)の保守思想を理解するには
マックスウェーバーをある程度読み解かないと、本当の意味で理解できないのではないでしょうか?
三橋さんは「バイデン大統領でさえ」と言っていますが、バイデンが副大統領だったオバマ政権の8年間では、最大の財政赤字を作った
ということを覚えているのでしょうか?財政赤字と言うことは、財政支出を大幅に増やした、ということです
MMTでは、財政赤字は民間の黒字なので、これこそ経済成長だ。。。となるはずなのですがね
なんで失業率がオバマ政権時に増え続けているのか?この理由を三橋さんは理解していないと思います
MMTには保守もリベラルも社会主義もない、それはそのとおりなんですが、財政出動=ニューディール、これをやればいいんだ
で思考が止まっているように見えます
三橋さんを見ていると、「策士策に溺れる」という言葉そのままに見えます
「MMTは事実だから正しいんだ」で終わっていて、残念ながらMMTの落とし穴が、ほぼ見えていませんね
MMTの落とし穴とは、「お金で国民を堕落させると、通貨が希薄化しますよ、価値が無くなりますよ」ということです
つまり、国民の勤勉さを損なうと、それに伴って通貨の値打ちも無くなっていく、ということです。。ハイパーインフレーションじゃないんです
どこに国の人も、その通貨を受け取りたくない、という状態になるということです
コンサーバティブの思想で一番重要な点はね、「勤勉こそ神に喜ばれる生き方である」ということなんですよ
もう一つ付け加えれば、欲を慎むということ、「欲を慎んで勤勉であることが神の望む生き方である」ということです
この保守的な勤勉さが国民から失われることが恐ろしいからこそ、政府の配るお金が怖い。。。ということなんです
借金を子孫に残すことが怖いんじゃないんですよ、ここを三橋さんは勘違いしています
保守派がMMTを勉強するのは結構なことだと思います
貨幣の事実を知ることは重要なことなのですが、それによって保守が保守でなくなりはしないか?
国家からの自由、という価値観をなくしたら、それは保守ではないんですよ
トランプ大統領はアンドリュー・ジャクソン大統領の肖像画をホワイトハウスに掲げていたことが知られていました
ジャクソン大統領は国際金融資本家たちから、国家の通貨発行権を守ったことで知られる大統領です
トランプ大統領は、通貨発行権が国家にとって大事なものであるということを、よく理解していたと思われるエピソードです
現在のアメリカの中央銀行であるFRBは100%民間資本の民間企業であり、日本と日本銀行の関係とは、少し事情が違います
日本では、日銀に払われた借り入れ金利は、最終的には日銀から政府へと償還されます
しかしアメリカはそうではありません
アメリカでは、FRBに支払われた金利は、民間企業なので政府には償還されません、推測ですが、その分を国民が負担しているわけです
もし金利分を新たな国債発行で償還するのなら、金利分だけ次年度の国債発行額は大きくなり、ネズミ算的に償還額が増えていくことにはなります
ですから、ここは日本と少し事情が違うところです
トランプ大統領の本心を知るすべはありませんが。。。
彼は、国民の払った税金が、FRBを通じて一部の金融資本家の懐に入っているのを見て
国民の税金を一部の資本家がピンハネするのは、道理的に矛盾していると思い、通貨の発行権を国に取り戻したかったのかもしれませんね
以上は余談で、本題はこれからですが
アメリカン・コンサーバティブ。。。つまり、アメリカのWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)の保守思想を理解するには
マックスウェーバーをある程度読み解かないと、本当の意味で理解できないのではないでしょうか?
三橋さんは「バイデン大統領でさえ」と言っていますが、バイデンが副大統領だったオバマ政権の8年間では、最大の財政赤字を作った
ということを覚えているのでしょうか?財政赤字と言うことは、財政支出を大幅に増やした、ということです
MMTでは、財政赤字は民間の黒字なので、これこそ経済成長だ。。。となるはずなのですがね
なんで失業率がオバマ政権時に増え続けているのか?この理由を三橋さんは理解していないと思います
MMTには保守もリベラルも社会主義もない、それはそのとおりなんですが、財政出動=ニューディール、これをやればいいんだ
で思考が止まっているように見えます
三橋さんを見ていると、「策士策に溺れる」という言葉そのままに見えます
「MMTは事実だから正しいんだ」で終わっていて、残念ながらMMTの落とし穴が、ほぼ見えていませんね
MMTの落とし穴とは、「お金で国民を堕落させると、通貨が希薄化しますよ、価値が無くなりますよ」ということです
つまり、国民の勤勉さを損なうと、それに伴って通貨の値打ちも無くなっていく、ということです。。ハイパーインフレーションじゃないんです
どこに国の人も、その通貨を受け取りたくない、という状態になるということです
コンサーバティブの思想で一番重要な点はね、「勤勉こそ神に喜ばれる生き方である」ということなんですよ
もう一つ付け加えれば、欲を慎むということ、「欲を慎んで勤勉であることが神の望む生き方である」ということです
この保守的な勤勉さが国民から失われることが恐ろしいからこそ、政府の配るお金が怖い。。。ということなんです
借金を子孫に残すことが怖いんじゃないんですよ、ここを三橋さんは勘違いしています
保守派がMMTを勉強するのは結構なことだと思います
貨幣の事実を知ることは重要なことなのですが、それによって保守が保守でなくなりはしないか?
国家からの自由、という価値観をなくしたら、それは保守ではないんですよ
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