安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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私の密かな悩み

2022-05-20 00:48:45 | 政治
私には密かな悩みがあります
それは、私の推している国政の候補者が、貨幣論のところで、根本的に間違っている。。。いや、つまづいているからです
私は、「政府の借金が1200兆円だから緊急事態なんだ」と、候補者として公式に叫ぶのをやめていただきたいのです
なぜなら、それは理論的に間違っているからです。。。本質的に理解できていないと思われるからです
日本の国家財政破綻は、基本的に”借り入れが日本円建てである限り”、「絶対にない、100%ない」ということは、もう明らかなんです
ないんですよ、財政破綻は起きない。。。その簡単な理屈が理解できずに「国の借金が。。。」とか、いまだ公式に発言している

これが目下の。。。私の最大の悩みなんです。。。。応援してるのに。。。。なんでなんだよ。。。。
間違いは誰にでもあるし、それは人間であるかぎり仕方がない事です
でも、他人に何度間違いを指摘されても、それを改めないのは、そもそも根本から聞く耳を持っていないのか?それとも、頭が悪いのか?

私は本気でこのことに悩んでいるのです
確かに、政府として「小さな政府」を目指すことは間違っていないと思うし
竹中平蔵やデービッド・アトキンソンらがやった、意図的な日本弱体化政策の間違いはあっても
彼らの間違いを修正しつつも、日本国民のための規制緩和が必要なことも間違っていない。。規制緩和は、方向性を変えてやらなければならない
正しい貨幣観を身に着けても、そこは変わることはありません
減税が必要なことも、もちろんその通りです
しかし、政府の借金、国の借金で国が破綻する。。。というのは、根本的に間違いです。。。。国は100%破綻しません
国は破綻(デフォルト)するんじゃなくて、起こり得るのは、”国の価値が急落することだけ”、なんですよね

考えてみれば、財政赤字が増えても経済が成長していないという事は、それは「日本(円)の価値が落ちている」、という事なのです
諸外国だって、財政赤字が2倍になればGDPも2倍になる、これが普通の状態です
例えば、財政赤字が4倍になってもGDPは変わらない。。。これは「日本の価値が4分の1に目減りした」、という事です
ここが分からないといけないんですよ。。。つまり、財政赤字が天文学的に増えた日本でGDPが成長していないのは
それは日本の価値が急落している。。。ことを意味しているのです

よく財政拡大論者が言っているように、「諸外国と同じように財政拡大すれば経済成長する」、というのは
確かに一時的にはそう見えるのだけれども、そこには落とし穴があります
国がお金の使い方を間違えると、国は慢性的・長期的な衰退と自殺に向かう。。。ここが落とし穴なのです
どこまで行っても、国の経済力は国民一人一人の「稼ぐ力」と「新しいものを創造する力」によって決まるのです
財政拡大して国が雇用を作れ、というのは、一見正しいようには見えるけれども
国によって作られた雇用というのは、原則的に公務員ということであり
公務員は「自分が稼ぐ」力を発揮するのではなくて、国によって雇用され、食べさせてもらう人、ということになります
公務員が悪いわけではなく、それは、新しいものを創造したり、稼ぎを生み出す力にはならないのです

経済成長にはモチベーションが大事です
それには、将来貰えるか貰えないか分からないような、わけの分からないほど高い年金負担は、経済成長の邪魔になります
国民のモチベーションを下げているのです
かと言って、国がお金を刷って配りまくればいいかというと、これもまた、国民のモチベーションを下げ、働く意欲を落とします
やはり私は、トランポノミクスこそが、今の日本に必要な考え方だと信じて疑いません

安易な財政拡大に頼ることなかれ
でも、「国の借金で破綻する」、という論理は、元から理論的に間違っているので、嘲笑の的になるだけです
トランポノミクスを推進する人はそのことを念頭に入れて、勤勉革命こそ本来の経済政策だ、と信じて突き進んでほしいと思っています

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