アメリカの経済学者ポール・クレイグ・ロバーツさん、この方はサプライサイド経済学者だと思うのですが
この方が、いまのロシアの対外姿勢に、”ある種の”疑問を投げかけています
しかし、この記事を読むと、私はロシアのプーチン大統領の考え方、政治姿勢に、トランプ大統領との共通の”ある種の香り”を感じます
とりあえず彼の記事を要約してみましょう。。。The Kremlin Never Learns クレムリンは決して学ばない
ポール氏はこの記事の中で、ロシアの弱腰姿勢に不満を漏らしています
要するに、ロシアの弱腰の姿勢、つまり、できるはずのキエフへの大規模攻撃をしないで、遠慮がちに攻撃していることを含め
その弱腰に見える姿勢が、西側のアメリカやイギリスを増長させ、西側陣営を本格的に戦争に引き込んでいる、と論評しています
彼にはそのことが不可解のようで、どうも「ロシアが西側を誘っているのでは?」とまで疑っているようにも読めます
彼は国連にも籍を置いていた経験から、今回のフィンランドのNATO加盟について、その真意を国連の高官に尋ねたところ
それは、「お金」だったと述べています
つまり、フィンランドはNATOに加盟することで、わざわざロシアと敵対するリスクを背負ったわけですが
その対価としてフィンランドが得たものは、「アメリカから支払われるお金」であった、ということでした
ロバーツ氏は、それがワシントンのネオコン(新保守主義派)の覇権構想であり、ロシア政府はそれをなぜ見抜けないのか?
と、嘆いているように見えます(笑)
そして、アメリカ人らしい合理的な判断に基づいて、ロシア政府の”奇妙な”判断に疑問を投げかけていきます
・エリツィン政権時代、ロシアの資産を何年も西側のオリガルヒに収奪させ放題にして、何もしなかったこと
・「敵に塩を送る」感覚で、石油や天然ガス、鉱物資源など、戦略物資を西側諸国に、いまも供給し続けいていること
・ロシア中央銀行のトップは、西側の制裁措置の内容を分かっていたはずなのに、わざわざ差し押さえしやすい彼らの口座に、外貨準備金を預けたままにしていたこと
・プーチンは、ロシア経済を西側の金融資本に従属的に結びつけているオリガルヒをまだ国内経済で重用していること
・ロシア政府は、ジョージ・ソロス(とその組織)がロシアで活動することを許可し、ソロスがロシア人に資金提供して影響力を行使することを許していたこと
こうしたことが、合理的思考のアメリカ人には不可解なようで、「これならアメリカに負けても不思議ではない」と、述べています
しかし私は、これを見て、すぐトランプ大統領と、そしてかつての日本を思い出しました
トランプ大統領は2020年の大統領選で、「戒厳令」という、超法規的な措置を使って、ホワイトハウスの椅子を守ることができたかもしれない
そう思っている人が、いまもアメリカにはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、トランプ大統領はそれをしなかった。。。あくまで、憲法の精神に忠実に戦い、潔く負けていきました
負けて得るものなどない。。。そう合理的なアメリカ人は思うのかもしれませんが
私は、そこにプーチン氏の柔道精神が現れているような気がするのです。。。武士道と言ってもいいかもしれない
プーチン大統領は、強面の一面ばかりが目立つため、「独裁者」と、一般には見られていますが
一部のオリガルヒを追放・逮捕するという、超法規的な一面はあったにせよ、それは国の将来を考えての判断だったと思いますし
強権一辺倒の政権運営ばかりでは、国民の支持を得られることはあり得ないと思います
そこには、自分のエゴを通さず民主的な政権運営をする、意外にフェアな一面があるのであろうと私は思います
要するに、哲人政治でも民主制でも、その目的が「国民のため」という目的を逸脱したものは、バイデン政権のように国家社会主義になります
逆に、「何が国民に必要か?」を考える政治家は、得難い宝物のようなものだと私は思います
かつての日本のようにフェアな武士道精神を持った、トランプやプーチンのような政治家が、日本にもでてくることを望みたいと思います
及川幸久さんが、きのう都庁で参議院選の出馬会見を行ったようですが、及川さんのような人に、ぜひ国会に行ってほしいと思いますね
この方が、いまのロシアの対外姿勢に、”ある種の”疑問を投げかけています
しかし、この記事を読むと、私はロシアのプーチン大統領の考え方、政治姿勢に、トランプ大統領との共通の”ある種の香り”を感じます
とりあえず彼の記事を要約してみましょう。。。The Kremlin Never Learns クレムリンは決して学ばない
ポール氏はこの記事の中で、ロシアの弱腰姿勢に不満を漏らしています
要するに、ロシアの弱腰の姿勢、つまり、できるはずのキエフへの大規模攻撃をしないで、遠慮がちに攻撃していることを含め
その弱腰に見える姿勢が、西側のアメリカやイギリスを増長させ、西側陣営を本格的に戦争に引き込んでいる、と論評しています
彼にはそのことが不可解のようで、どうも「ロシアが西側を誘っているのでは?」とまで疑っているようにも読めます
彼は国連にも籍を置いていた経験から、今回のフィンランドのNATO加盟について、その真意を国連の高官に尋ねたところ
それは、「お金」だったと述べています
つまり、フィンランドはNATOに加盟することで、わざわざロシアと敵対するリスクを背負ったわけですが
その対価としてフィンランドが得たものは、「アメリカから支払われるお金」であった、ということでした
ロバーツ氏は、それがワシントンのネオコン(新保守主義派)の覇権構想であり、ロシア政府はそれをなぜ見抜けないのか?
と、嘆いているように見えます(笑)
そして、アメリカ人らしい合理的な判断に基づいて、ロシア政府の”奇妙な”判断に疑問を投げかけていきます
・エリツィン政権時代、ロシアの資産を何年も西側のオリガルヒに収奪させ放題にして、何もしなかったこと
・「敵に塩を送る」感覚で、石油や天然ガス、鉱物資源など、戦略物資を西側諸国に、いまも供給し続けいていること
・ロシア中央銀行のトップは、西側の制裁措置の内容を分かっていたはずなのに、わざわざ差し押さえしやすい彼らの口座に、外貨準備金を預けたままにしていたこと
・プーチンは、ロシア経済を西側の金融資本に従属的に結びつけているオリガルヒをまだ国内経済で重用していること
・ロシア政府は、ジョージ・ソロス(とその組織)がロシアで活動することを許可し、ソロスがロシア人に資金提供して影響力を行使することを許していたこと
こうしたことが、合理的思考のアメリカ人には不可解なようで、「これならアメリカに負けても不思議ではない」と、述べています
しかし私は、これを見て、すぐトランプ大統領と、そしてかつての日本を思い出しました
トランプ大統領は2020年の大統領選で、「戒厳令」という、超法規的な措置を使って、ホワイトハウスの椅子を守ることができたかもしれない
そう思っている人が、いまもアメリカにはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、トランプ大統領はそれをしなかった。。。あくまで、憲法の精神に忠実に戦い、潔く負けていきました
負けて得るものなどない。。。そう合理的なアメリカ人は思うのかもしれませんが
私は、そこにプーチン氏の柔道精神が現れているような気がするのです。。。武士道と言ってもいいかもしれない
プーチン大統領は、強面の一面ばかりが目立つため、「独裁者」と、一般には見られていますが
一部のオリガルヒを追放・逮捕するという、超法規的な一面はあったにせよ、それは国の将来を考えての判断だったと思いますし
強権一辺倒の政権運営ばかりでは、国民の支持を得られることはあり得ないと思います
そこには、自分のエゴを通さず民主的な政権運営をする、意外にフェアな一面があるのであろうと私は思います
要するに、哲人政治でも民主制でも、その目的が「国民のため」という目的を逸脱したものは、バイデン政権のように国家社会主義になります
逆に、「何が国民に必要か?」を考える政治家は、得難い宝物のようなものだと私は思います
かつての日本のようにフェアな武士道精神を持った、トランプやプーチンのような政治家が、日本にもでてくることを望みたいと思います
及川幸久さんが、きのう都庁で参議院選の出馬会見を行ったようですが、及川さんのような人に、ぜひ国会に行ってほしいと思いますね
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