絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

指導者

2008年02月29日 19時31分06秒 | Weblog
一絃琴についていえば、指導するに当たっての資格といいますか
そういうものがないようです。
それが結局「職業化」しなかった原因になったのかも
しれません。「職業化しない」すなわち、技術も上がらない
趣味程度に終わってしまう…と続くのでしょう。

カルチャーセンターなどでは、○○インストラクターなどと
横文字でかっこよく表示されているものは
何かしらお金を払って資格を得ているのでしょう。
一絃琴の場合は、どこまでやっても指導者にならない人もいれば
ちょっとやっただけで指導者を名乗る人もいると思います。

ずっと前、何年くらいやれば指導できるようになるのか
先生にお聞きしたことがありましたが
先生の答えは「五年くらい」でした。
正直、五年で指導者になれるのなら
一絃琴もその程度のものなのか!?とびっくりしたのを
覚えています。

しかしここに至って、「一絃琴は上手下手ではない」
などと考える自分がいます。
何年も何年もかかって、プロからしたら聞くに堪えないような
そんなものでも実はいいんじゃないかと思ったりします。
その人が自分ひとり納得したものであれば
それが一絃琴なのだ、と変に悟りの境地に立ったりして。。。

人生、答えを出すには短すぎ
かといって、悩まずやり過ごすには長すぎる。。。

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