「子どもの危機をどう見るか」 尾木直樹著 岩波新書
学校崩壊、犯罪の低年齢化、自殺、いじめ・・・。何だか暗澹たる話題の多い昨今の教育現場。
「激しい荒れや凶悪な事件の奥に潜んでいる子どもたちの叫びに耳を傾けると、危機の中にも微かな希望の声が聞こえてくるような気がしてなりません。」(本書まえがきより)
私自身が教員時代に感じていた、旧体制の学校社会と子どもたちをとりまく環境とのギャップから生じる違和感。全体主義的教育ではなく、本当の個を生かす教育に再生していくには何に指針を求めたらよいか、を明確に示してくれる。ぜひ、ご一読を。
学校崩壊、犯罪の低年齢化、自殺、いじめ・・・。何だか暗澹たる話題の多い昨今の教育現場。
「激しい荒れや凶悪な事件の奥に潜んでいる子どもたちの叫びに耳を傾けると、危機の中にも微かな希望の声が聞こえてくるような気がしてなりません。」(本書まえがきより)
私自身が教員時代に感じていた、旧体制の学校社会と子どもたちをとりまく環境とのギャップから生じる違和感。全体主義的教育ではなく、本当の個を生かす教育に再生していくには何に指針を求めたらよいか、を明確に示してくれる。ぜひ、ご一読を。