FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン

2009-07-01 12:30:05 | クライミングレッスン報告
6月24日(水)

午後4時半から前回初めて来てくれたともあき君。
今日は2回目。一人でのレッスンだ。マンツーマンで大丈夫かな?
でも、基本の動きを丁寧に見てあげられるね。
基本をしっかり身につけるためには最初が肝心。
12歳くらいまでの子供たちにはそれを徹底するのが私の第一の役割だと考えている。
いろいろなことはその基本から育って行くのだ。

なかなかセンスのある動きをするともあき君なので、基本のムーブ練習も今日でかなり進んだ。
ピンクもいくつかクリア。
でも、かなりボルダーで頑張ってしまったため、ルートに移った時には手がプルプル
ギャラリーの紺/にチャレンジしたけれど、途中でリタイアだった
「今度はもう少しやさしいルートから片付けていくことにしようか」と声をかけたらにっこり頷いていた


6時半からはたっくん、ゴローちゃん、りえちゃん。

今日のみんなのボルダー練習はハング周辺ということで全員一致。
個人競技のフリークライミング。
レッスンの中では協調性を意識した場面を作ることに注意している。
フリークライミングの活動に限って考えても協調性が育っていないと上達の妨げになることが多々あるのだ。いわんや社会生活をや。。。
なのでボルダーなどでやりたいエリアなどは、子供たち同士で話し合って決めてもらっている。

ゴローちゃんの目標はハングの11a。
今日は足ぶらになる遠いデッドポイントを決めて先に進み、自己最高記録到達点達成
ちょー嬉しそう。

たっくんもずっと苦労していた白/を完登
こちらも大喜びだ。

りえちゃんは苦手のハング克服で、ハングの白□と奮闘
ハングの中での重心移動の仕方のコツがわかってきたみたい。
でも、足が離れるとなかなか戻せない
足を上げられるように、膝を高く上げる練習すると良いかもね。

ルートはゴローちゃんが一反木綿の水色■(10b)にチャレンジ。
1テンで抜けたが、降りて来て「怖かった~このルート、2度とやりたくない~

りえちゃんはリードで一反木綿の赤/をクリアし、これで5.7はオールクリア

たっくんも一反木綿のみんなの強敵オレンジ/5.9を難なく一撃
みんななかなか良い感じ

最後に「あと一人ならもう1本登れるよ」というと全員「はいーっ
アツいじゃんけんバトルの末、もう1本登る権利を得たのは紅一点のりえちゃんだった