FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ビッグロックスクール新春交流レッスン

2010-01-07 23:55:29 | クライミングレッスン報告
1月6日

今日はいつもはパンプで登っている子供たちも一緒に、ビッグロックスクールの新春特別交流レッスンを行った。
いつもビッグロッククールの中でしか活動していない子供たちに、スクール以外の仲間と登ることで世界を広げてもらうのが目的だ。

レッスン内容はいつもとは違い、2チームに分かれてのチーム戦ゲームとする ビッグロックスクールの子供たちとパンプの子供たちが同じチームで触れ合ってもらえるようにグーパーでチーム分け 。 出来たグループのチーム名を自分たちで考えてもらう。1つは「ブラックダイヤモンドチーム」(あれ?どっかのクライミングメーカー・・・?)。5年生の男の子4人(パンプからゴローちゃん、としや君、ビッグロックからゆーた君、オガ)のチームだ。それに対する「ブラックペッパーチーム」は、パンプからりえちゃんとりんちゃんの女性陣とビッグロックの古株、カエデとしゅん君の男女混合チーム。3回戦をポテチをかけて戦った。

1回戦はアップも兼ねた「ドンじゃんけん」。なかなか勝負がつかず、じゃんけん勝負となって「ブラックダイヤモンドチーム」の勝ち

2回戦はボルダー対決。チームのメンバーが課題を登るごとに得点、チームで得点をとったほうが勝ちとなる。課題の難易度により得点点数を変えており、チームの持ち点によってトライする課題の難易度を調節するのも作戦のひとつだ。みんなで相談し、より高得点を取れるようチームワークで勝負 「ブラックダイヤモンドチーム」はなかなかの結束力を示し、「ブラックペッパーチーム」を大差で引き離してこの回も勝利を得た

ここで「ブラックペッパーチーム」の男子2人は「どーせ勝てないじゃん」投げやりな態度を見せ、しっかり者の女子2人に怒られていた

最終回は課題作成対決。チームでそれぞれボルダー課題を作りお互いに披露。相手チームの課題を登ったほうが勝ち、というもの。ただし、作成した課題はチームの誰かが登れていないといけない。もう後がない「ブラックペッパー」は、垂壁にりんちゃんが満を持してゲキワルホールド課題を作成、「ブラックダイヤモンド」を待ち受ける。一方の「ブラックダイヤモンド」は男子らしくルーフに課題を作成。みんなで意見を出し合い、やはりチームワークの良さを見せていた。さて、相手チーム課題の攻略タイム。まずは「ブラックペッパー」の課題攻略から。ゴローちゃんととしや君が良いところまで行ったので2人が2回トライしたが登れず 一方、「ブラックダイヤモンド」の課題はりんちゃんが1撃し、みんな「やられた~」とがっかり。最終戦は「ブラックペッパー」の勝利となった

結果、2対1で「ブラックダイヤモンド」が勝利をおさめてポテチをゲット 戦利品はあっと言う間に4人のおなかに収まった。「ブラックペッパー」のメンバーは「へんポテチなんてほしくないもん」と登れなかった「ブラックダイヤモンドチーム」の課題をみんなでトライしていた