FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン

2010-02-18 22:54:23 | クライミングレッスン報告
2月16日(火)

夕方6時半から中学1年のユイちゃんと5年生のゴローちゃん。
ボルダーでは2人で「赤課題対決~」ということでセッションとなった。
ユイちゃんが先に登ってしまったら、ゴローちゃんは「ナニ~」と悔しそう。
めちゃくちゃトライしていたけれど、今日はユイちゃんの勝ちだったね

ルートはユイちゃんは日曜日に神奈川ジュニア強化の練習会でトライした水色11aに
もう一度チャレンジしてみたい、と言う。
「上を目指したい、と思うようになった」と本人も言っていた通り近頃積極的に挑戦するようになってきたし、一生懸命に練習もし、まじめにトレーニングも続けている

多くの子供たちが中学生になるとクライミングを続けなくなってしまう。まだ市民権を得ていないクライミングはどうしても「学校」の価値観に勝てないのが悔しい。でも、ユイちゃんのように中学生になってもクライミングを続ける環境を自分から作り、積極的に関わってくれる子が増えて行ってくれると嬉しい。
「将来はプロクライマー」を夢見る小学生クライマー達の夢が続き、クライミングによって彼らが成長して行けるかどうかは、中学生になった時にいかにクライミングを続ける仲間が周囲にいるかに左右される。クライミングは他の部活の活動に決して負けない多くのことを子供たちにもたらしてくれるであろうことを私は確信しているのだが。

病み上がりのゴローちゃんはボルダー対決でヘロヘロ リードで5.8と10aを登って終了した。