FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-07-26 11:48:10 | クライミングレッスン報告
7月13日(金) メンバー:ユイ(高1)、タクミ(中1)、しいちゃん(小6)、ユキちゃん(小4)

進歩を獲得して行くためには、勤勉さとチャレンジ精神が大切。
それはアタマではみんな良く分かっているが、実践するとなると結構難しい


でも、日ごろから努力項目を決めてそれを淡々とこなし、ルートも「怖い~」などと悲鳴を上げつつも勇気を出してトライし続けてきた子どもたち。
報われないな~と思うこともあったと思うけれど、それでも諦めずに努力を続けてきた
今日はそんな彼らがちょっぴり嬉しいご褒美を受け取った日となった


ユイは別の機会にツナミの12bにトライしたものの、なかなか動きがつながっていなかった。
が、リズムを殺さないように動くこと、呼吸を深くすることなどの注意をしっかり受け止めた今日のトライはなかなか良かった
今まではテンション数5回でのトップアウトが自己ベスト、とのことだったが、今日は2テンでトップアウト
レッドポイントが射程距離内に入ってきたね

前回のレッスンはヘロヘロだったしいちゃん。
苦手な10dであるタワーの茶色■。怖いけれど、自分の弱点を克服する課題だから、頑張って毎回チャレンジするようにしている。
今日もアップの後トライ開始。
近頃少しずつ登りが力強くなってきたな~、と思っていたが、今日の登りは体の軸がしっかりしていてなかなかGOOD 
結構良いぞと思いながら見ていると、あれよあれよと言う間に登り切り、完登してしまった
「よっしゃ」とガッツポーズ 嬉しいよね~

近頃メキメキとルートの力を上げてきたユキちゃん。
人に感謝したり、挨拶したりする人間としての基本的な部分をしばらく頑張ってもらっているが、そうした努力が登りにも反映され始めているように思う
今日はしいちゃんと同じ課題のタワーの茶色■10dをあっさり完登
本人曰く「最悪~」の10c2本もゲットした

不調続きのタクミ。
彼としては一時も早く11aをもう一度トライ出来るようになりたいのだが、焦りは禁物。
ここのところ、「急がば廻れ」を合言葉に10c~dの登りこみを続けている。
どうしても力んでしまう癖が抜けないため、今日は一人収穫がなかった
でも、ここでの我慢が大事だよ。
10代を安定して登れる基礎力を今しっかりつけておけば、グレードが上がった時に順応が早いから。
タクミがご褒美を受け取る番はいつかな?