FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2014-06-04 14:03:43 | クライミングレッスン報告
5月3日(土)
メンバー:トージ(小4)、ミナミちゃん(小3)

ミナミちゃんは箱根からここ川崎までレッスンに来ている。
遠距離なので、レッスンはまとめて。
今日は午前と午後の2コマだ

今までボルダーが活動の主体だったミナミちゃんは、前回の初レッスンではまだ一人でハーネスが穿けなかった。
クライミングは自分で自分の身を守りつつ、自らの限界を引き上げて行くスポーツだ。
ハーネスをきちんと穿く、という行為は安全性に対する認識と不可分であり、それを自分一人でしっかり出来る、ということが自己責任の意識を身につける第一歩である、と考えている
なので、ハーネスが一人できちんと穿ける、というのはルートを始めた子どもたちの必須課題
これが出来なければ登る資格はない。

ミナミちゃんはお家でハーネスを穿く練習をして今回のレッスンに臨み、今日はきちんと穿けていた
えらいぞ

午前中のレッスンではちょっと余力のあるルートを登ったので、この時間は力を全部出し切りましょうということでトップロープで限界グレードにチャレンジ
お父さんとの自主練習で登れたという10dにトライし、見事完登
ルートの技術を磨いていけば、今後の成長が楽しみだね

トージはのんびり屋さん
でも最近は、リードクライミングに早く入りたくてレッスンにもポツポツ通うようになってきた
「登る」という行為に対するポテンシャルの高いトージ。
「その気」になってスイッチが入った時に「グーン」と力を伸ばすだろうな、と思って見ているのだが、まだ当分はのんびりモードかな~?
まぁ、先ずはクライミングの楽しみかたを知ることだね

今日はトップロープの「ビレイ」のやり方のテスト。
実際に人をビレイするのはまだまだ先だが、どのように自分が命を守ってもらっているのか、そのシステムを知っておくことは重要だよね
前回注意された点がきちんと守れて、合格
次からいよいよリードクライミングだね