FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2010-03-08 19:32:19 | クライミングレッスン報告
3月7日(日)10:00~11:30

中級コースに入った子供たちやチームの子供たちを連れて、アウトドアの「御岳ボルダー」に行くはずだったのだが、あいにくの天気
インドアレッスンに切り替え、申し込んでくれていた子供たちには他の初級コースのアウトドアレッスンもしくはインドアレッスンへの振り替えをしてもらうことにした。

突然のインドアレッスンの募集だったにもかかわらずちょうどタイミング良くレッスンに来てくれたのは、2月に体験に来てくれた年長さんのかんちゃんとサッカーの練習が雨で休みになったちっくん、カンジ君たち。

10時からはかんちゃん。やる気満々の彼は前回から格段の進歩を見せた
足さばきや重心移動も何だかさまになってきて、キッズコースの内容をかなりの分量でこなすことができた かんちゃんの良いところは、ピンチになっても「自分で何とかしたい」という思いが強いこと。これはクライミングが上達する重要な要素だ。 ボルダーでは飽くなき挑戦の末、大人用のピンク課題を全く手を加えずに完登した これは幼稚園児の最強記録かもしれないよ ルートでは登りやすい壁がスクールでふさがっていたため、100度壁のちょっと登りにくい壁にチャレンジする羽目となったが、彼の旺盛なチャレンジ精神は妥協を許さない。落ちると「またやる」と元気にトライ。さっき行けたところが行けなくなると「さっき行けたのに、なんでかな~」と真剣に悩んでいる。足のちょっとした位置で行けなくなるんだよ、と言うと理解したようだった この登りにくい壁も2本目まで2回行くことが出来て、納得したところでレッスンを終了した。


<レッスン日誌>レベルアップレッスン

2010-03-04 22:54:22 | クライミングレッスン報告
2月27日(土)

朝10時からはシンシンとミツキ。

受験でしばらくクライミングを休んでいたミツキだが、徐々に力が戻ってきている。今日はボルダーのオレンジ課題(6級)を数本登り「大分自信が出てきた」と自己分析 6級を何本か登った後、「長ものを続けてトライしたい」と言い、ブリッジとアース正面の長ものに取り組む。自分なりに、つけたい力とその努力の仕方を考えるようになってきているようだ。アース正面の5.9は3回登り、「折り返して来れると良いね」と私が言うと、ラストの1回は終了点から降りずに折り返した。自発的に考えるようになって、取り組みがしっかりしてきたように思える。

シンシンも白を数本クリア。調子が出てきたところで苦手なチューブの課題も練習しておこう。トライする前に「怖いよ~、いやだよ~」と繰り返すので、気持ちが後ろ向きだと力が落ちるよ、と言うと、気持ちを切り替えて前向きな気持ちでトライすることが出来た。

ルートはシンシンが「一反木綿」壁の10aをものすごい頑張りを見せて完登することができた これは本当に褒めてあげたい頑張りだった
ミツキはボルダーで頑張りすぎて手が終わったと主張するので、トップロープでルートの登り方のフォームを確認することにする。ルートを怖がる子の場合、しばらくは毎回こうした確認作業を繰り返すほうがパフォーマンスが上がるかもしれない。


<レッスン日誌>レベルアップレッスン

2010-03-03 22:50:05 | クライミングレッスン報告
2月26日(金)

今日はいつも金曜日に来るちかちゃんがお休みでゴローちゃん一人だ。
タワーの緑×10cがなかなか登れずに本人もストレスを感じているようなので、今日はルートとボルダーの順番を逆にしてみる。

アップを1本登った後、さっそく緑×をやると言う。
なので、先ずは足自由で感触をつかみ、その後手足限定でレッドポイントすることを提案。
1回目の足自由はすんなり完登 今まで途中で気持ちがなえてトップアウトせずに降りていたが、今日最後まで足自由で行ってみて、「なんだ、上はそんなに悪くないんだ」ということが分かった模様。「これなら行ける」とすぐに手足限定でトライし、見事完登
超嬉しそうなゴローちゃん、降りてきて、「これでレッスンに来る途中、緑×の事ばかりを考えずに済む~」・・・そんなにストレス感じていたんだ。。。
調子が良いので、10cをもう1本。ショートウエーブの赤■を一撃した

後半のボルダーでは持久力トレーニング。比較的お客さんの少ない金曜の夜はこのトレーニングの狙い目だ。それでも今日は割と混んでいたので、降りずに登り続ける距離よりも壁の中に居続ける時間を計ることにした。今日は壁の中に居続けること25分 なかなかやるなぁ