暗礁に乗り上げる

３月末から取り組んでいる統計のお勉強だが、
ここ数日で、すっかり暗礁に乗り上げてしまった。

教科書のページを開いても、ちっとも読み進むことができない。
頭がお勉強を拒否しているようだ。

何だかよく分からないまま先に進んできたから、
分からないところが雪だるま式にふくらんで、
にっちもさっちもいかなくなった感じ。

難しいとは聞いていたけど、本当に難しいよー。

でもね、長年生きてきて、
これくらいの困難なら、何度も出会ってきたよ。

だから、あきらめない。

統計の勉強を始めたとき、最初は、大きな怪物や巨人を倒すようなイメージだった。
戦ってやる！やっつけてやる！と鼻息荒かったけど、
敵は思っていたよりずっとスケールが大きくて、
怪物や巨人というより、そびえ立つ荘厳な山のように思えてきた。

今は、「倒す」なんていう、おこがましいイメージではなく、
ふもとの方から、一歩一歩、山登りをさせていただいているような気持ちでいる。

毎日、少しずつ登って、疲れたら休んで、景色を楽しむ。
疲れがとれたら、また登り始める。

今は、切り立つ崖を、どの角度から登ろうか、
思案しているところ。
何度か足をかけては滑り落ちているけど、
人が登った跡はあるから、私にもきっと登れるんじゃないかな。

私は、この山に登ってみたいんだ。

だから、あきらめないよ。
やめないよ。

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