HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ゴッチと秋元氏の対談から真田暎人氏が言うi lobe you

2012年01月22日 | 真田暎人/UESA
秋元康氏は言った。

ミュージシャンの人がこのベースの音を聴いてくださいと
言ってきたら、僕はちっぽけなカセットデッキで聴かせてという。
僕にとってのメジャーっていうのは港町の音の割れた町内の
スピーカーから流れてきても皆を楽しませることのできる音楽。
だから、ベストテンの時に新幹線からの歌の中継もした。

それに対してアジカンのゴッチは言った。

僕は新幹線で歌うのはいやだな。
そして音楽番組に出ないのはそこでの音響システムに
問題があるから。専門のPAさんとかいないもの。

秋元氏は日本のメジャーな音楽界に生きて
美空ひばりさんの名曲の歌詞などを書く作詞家でもある。
でも、どこか経済人としての顔が見え隠れするし
プロデューサーであることがよくわかる。

ゴッチはやはりアーティストでミュージシャンである。
でも、最近は自分でthe future timesを発行する
エディターであり、ジャーナリスティックな面も
出してきている。

本でたとえるなら
秋元氏はフィクションで
後藤氏はノンフィクションだ。


作りに作り上げたもので夢を見せるのが前者で
現実にあるものを真摯に伝える事で生きて行く力を
くれたり、希望を与えてくれたりするのが後者である。

どちらがいいとか素晴しいとかは
言えない。

ただ、私はやっぱり割れた音で音楽を聴きたくないし
新幹線の発車の音に紛れた歌を聴きたくない。

まっすぐにその歌の言葉までギターの音まで
ドラムのビートまでベースの低音まで
届く場所で聴きたいし、できるだけ
最高に近い音を聴きたいと思っている。

別に楽しければいいってもんじゃない。
悲しい音楽でも怒りの音楽でも構わない。
もちろん楽しいのもいいよ。

でも一番望むのは
それこそ割れたスピーカーからも
カセットデッキからも
そのアーティストの思いと言葉と
メロディが確かに伝わる音楽というものを
私の愛するミュージシャンたちには
いつも作って欲しいってこと。

レコーディングで音や歌を上手にコーティングすることなく
そのまま、あるいはそれ以上を生で聴かせることのできる
音楽をずっと聴いていたい。

多少音がはずれることもあっても
感動をくれたのならそれでいいから。

bye bye circusの真田暎人氏が目指す音楽も
きっとそうなんだと思う。

I LOVE YOUが
しっかり最後の最後まで
遠くの遠くまで
しっかり先の先っぽまで
そのまま伝わらないのが嫌だという
その思いをこれからも
絶対に貫いてほしいと思う。

私はそんな彼だからこそ
そうだと思っていたからこそ
8年近くも彼の音楽を聴いてきているんだ。
そして、これからも聴いて行く所存です。




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UESAの「kiss」考

2011年12月15日 | 真田暎人/UESA
また、お題をいただきました。
結構そういうのは嫌いじゃないので
どんどん調子乗って書いてしまいそうなので
気をつけないといけません(笑)

さて、実のところ私はUESAの「kiss」は
バンドバージョンで一度しか聴いてないような気がします。
(もし聴いてたらごめんなさい。)

でも、一回きりでも「好き」な曲のひとつです。
ある意味bye bye circusでもやれそうな曲だし
Jet Lily Starでやっててもおかしくないロックナンバーです。

だから、UESAの2人バージョンでのイメージが無いので
アコギバージョンだとまた印象は違うのかもしれません。

♪NとSの磁石がくっつくようにわかりやすい運命を期待してたろ?

っていうあたりですが、これは相手に言ってるのか自分自身に
言っているのかという質問をいただいたわけですが、
本当のところは真田氏に聞かないとわかりません。

が、私の超私的解釈では万人に向けて言っていると思っていました。

うまく説明できるかどうかわかりませんが、
真田氏の歌詞は個人的にみえて実はフィクションっぽいものが
結構あるように感じています。

もちろん、そこには過去や今の彼の実際の経験も
エッセンスとして入っているとは思いますが、
それをうまく加工して万人に放つのが上手いというか
巧みというかそういう作家的センスを彼は持っていると
思っています。

ライブで聞いたら、
会場の全員に向けて言っているように感じるし、
なんかこの地球上の各個人に向けて言ってる気もしました。

ちょっと挑戦的な挑発的な感じもしないではないです。

♪あなたを今夜は帰さない
二人は今夜は帰れない

そのフレーズも真田さんが誰かを思って
誰かに向けて言っているというより
第三者的に恋人たちを見てその二人に向けて
歌っているように感じるのですが、どうなんでしょう?

もちろん、
♪~震える睫毛~のあたりは実際にそういう眠っている
誰かを実際に見て感じたフレーズだと思っています。
それが今の彼女なのか昔の彼女なのかわかりません。
というかふつうに人間観察で見てその愛おしい寝顔を
表現したのかもしれません。

♪あなたのか弱い腕の中~♪は
結構リアルだと思います。
♪柔らかい鎖みたい
とか
♪優しく食い込んだ
あたりは実際の体験でしか
表現できないと私は思います。

この表現だけで聞いた人たちは
リアルな人肌を感じるのではないでしょうか?
決して鋼鉄で出来ている堅いものじゃなく
やわらかいものを感じられるでしょ?

聞いた人は感じられるけれど
こういう言葉を書けるのは
やっぱり想像では無理だと私は思うのです。
もちろん、表現はとても文学的ですが。

そして、この歌をありがちな恋愛ソングに
しないのは彼の作家力であり、

彼ならではのキーワードが
必ずしっかりあるからだと思っています。

まさに♪NとSの磁石~のあたり
♪つぶるのと開けるのの真ん中ぐらい~のあたりなんか
その彼の世界です。

ただ、
♪くちびるをいつまでも~

~瞼を閉じれば帰れない♪

の部分だけは彼自身の個人的なものも
ちょっと感じてしまいましたが(笑)

結論的には
「kiss」はいろんなことを吹き飛ばす力が
あるんだぜってことなのかなと。

♪噛み切るようなくちづけが出来たならば
羊を数えることなく眠れるから

フランス映画とかでよく暴れている女性とか
泣き叫んでいる女性を素敵な男性が口づけすると
静かに落ち着いたりするシーンが出てきますよね。

あれ見ていると、人を癒したり落ち着かせる役割も
kissにはあるんだってことがわかりますよね。

この歌はきっと真田さんがあなたを
癒したいと思ってできた曲ではないでしょうか?






コメント (5)
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ねぇ、君は誰なの?~真田暎人と植田健一のUESA

2011年11月04日 | 真田暎人/UESA
今朝、夢を見た。
どうしてこんな時にそんな夢みちゃうんだろう。
別に見ようと思ったわけじゃないのに。
UESAの2人がそろって登場。
夢の中でどうして今のリアルな話を聞かせてくれるの?
なんか痛かった。聞いてて。
夢なのに。別に聞かせてって言ったわけじゃないのに。
どうして出て来ちゃったの?私の夢に。
夢のドアに鍵かけとけばよかった。ほんと。


昨日、UESAが来年の2月で活動休止するって
ふたりのブログに書かれた。
多くのファンは動揺し、お蔭でこのブログは
いつもの細美氏や村松氏や栄喜氏をふっとばして
ほぼ20位ぐらいまでの検索はみんな「UESA」だった。
心配しなくていいよ。ここはmixiみたいに
誰が見に来たとかそんなことはまったくわかんない。
ただ、何人来たとか、どんな検索ワードで来たとか
そんな程度さ。

正直、UESA関連の記事なんて最近書いてなかったし
ちょっと前ので申し訳ないなって思ってた。

しかも、最近のその内容たるもの
UESAファンにとっては
あまり気持ちのいいものじゃなかったんじゃないかな?

どんな内容かはまたカテゴリーで「真田暎人/UESA」か
「bye bye circus」のところを探してみてもらったら
いいかと。


♪駆け込み乗車のイメージで思い切って聞いてみるよ
「あなた、私が嫌いでしょ?」
鏡の前で独り言 なんだか恥ずかしくなったよ
握った右手 振り下ろしそうになって
グッとこらえるとこだとかそんなお前が嫌いじゃない♪
 (大人になって by 真田暎人)

この歌は実は聴いたことがない。
でも、この歌詞を読んだ時に
暎人さんの今の気持ちが見えたような気がした。

今の自分があまり好きじゃないんじゃないかなって。

休止を発表する前のブログを読んでいても
音楽を楽しめてないっていうような内容のがあって
彼はもう自分を偽れなくなってるのかなって
感じていた。

私はほんと辛かった。
私の知る真田暎人って言う人は
ほんとうにいたのだろうか?って
最近、思う程彼をとりまく環境や彼の作る音楽さえ
なんだか違う世界に行ってしまうようだった。
だから、Jet Kellyの時代からJet Lily Starまでの
音楽をくりかえし聞いて、そして涙してた。

こういう音楽をもう彼はやってくれないのか?
彼はもうUESAのヒデトで生きて行くのか?って

bye bye circusを始めてもUESAのライブが多過ぎて
それが入る余地がない感じで、なんだかそのbye byeも
立ち消えそうで、このままUESAがメインになってしまうんだと
私の中から真田暎人というミュージシャンが
過去に吸い込まれて行くような
だんだん薄まって行くような
脱力感が私を包んでいった。

UESAにも名曲はたくさんある。
でも、その名曲たちを聞きたいというような
以前のような燃え上がるような気持ちは
どこか取り残されたろうそくの火のように
うっすらと燃えるだけでライブハウスへ
行く力さえ、もうなくなりそうだった。

私にとって真田暎人っていうミュージシャンは
細美武士氏と渡會将士氏と並ぶ3大天才詩人であり
作曲家であり、歌い手だ。

それなのに今の環境はなんなんだ?ってずっと思っていた。
あのくだらないステージでのやりとりに
笑う観客。何がおもしろいの?
音楽聴きに来てるんじゃないの?あんな会話するぐらいなら
あと1曲やってよって。グダグダとつまんない話ばかり。
こんな時間つぶしをする人だったっけ?って。

正直、私は観客にもイライラした。
UESAをだめにした一因は観客にもあると思っている。
甘やかし過ぎたんだ。植田健一という人を。
そして、みんなは知らないうちに真田暎人と彼を引き裂いていったんだ。

ミュージシャンに「ちゃん」づけで呼ぶのも私はいやだった。

たとえば、細美さんに「武ちゃん」とかファンはいわないし
the Birthdayのチバさんに「ゆうちゃん」なんていわない。

アイドルじゃないんだよって。

あなたは彼の近所のおばちゃんなの?
あるいは近所のお姉さん?って

私は真田さんであり植田さんであってほしかった。
それが私なりの彼らに対するリスペクトだった。
もちろん、1回ぐらい「健ちゃん」って
どこかに書いたこともある。で、自分でぞっとした。
そう彼を呼ぶことで彼のミュージシャンとしての
価値がなんだか下がった気がした。
これはいけないとやっぱり植田さんと呼ぶ事にした。

暎人さんがギターの弦の話をしていた。
これは大事なことだと思う。
弦を一度切ったら、その日のライブがすべて
台無しになるぐらいの緊張感が必要なんだと思う。

植田さんは音楽に命を懸けていたと書いていたけれど
弦を何度も切ってしまうあなたにはそれはあてはまらないと
私は思っていた。

今までいろんなバンドやアーティストのライブを
見て来たけれど、洋楽邦楽含めてほとんど
ギターの弦を切るっていうのは1、2回見たぐらいで
98%ぐらい一流のバンド、いやインディーズの
パンクバンドだってそんなことはめったになかった。
それはどういうところで違ってくるのか?
なぜ弦が切れるのか何度も考えたこと、あるいは悩んだことはあるのかな?
その時の運によるって思っていたとしたら大間違いだと思う。
それを一度したら2度としないのがプロっていうもんじゃないのかなって。

なんだかすごくえらそうなことを言ってるよね、私。
何様なんだって思われているだろうね。

そう、ただの音楽バカだよ。
もう何十年もロックばかり聞き続けて
どれだけギターの音を聞いて来て
どんな音が素晴らしいかを何度体感してきたか
わかんないし、家にもアンプもエレキもエフェクターもある。
ギターを愛していても、自分の才能が無いのもよくわかってる。
だから、私はロックファンのままだ。

与えられた譜面だけじゃなくて
海外のギタータブ譜をダウンロードして
練習したりしているのかな?
英語と数字の並んだタブ譜と
にらめっこしていろんなギタリストの技を
盗んでみようって思ったことあるのかな?
今どきの大学のバンドのギタリストたちは
そんなことを毎日して耳と指とセンスを磨いている。

それでもプロにはなかなかなれない。

だって、プロになるっていうのは
そんなに簡単なわけないもの。

当たり前みたいにテレビに出ている人たちは
ほんとうはみんな天才なんだ。
ふつうみたいな顔していても
神様が選んだ人たちなんだ。

誤解しないでほしい。
植田さんが天才じゃないなんて
誰も言ってない。

彼にわかってほしいのは
あなたはアイドルになりたいのか
ギタリストになりたいのかってこと。

植田さんには実のところ
アイドルになる才能があると思っている。
ならば、それを活かせる場所に行くべきだと思うんだ。

一方、真田さんは根っからのミュージシャンだ。
アイドルにはなれない。なんかお愛想ができなかったり
女の子が喜ぶような台詞を吐いたりできない。
でも、歌で彼はすべてを彼らしく語る。

そんな2人がいっしょにやっていくのは
やっぱり無理だと思うんだ。

いつもいつも植田さんに気を使っていた
真田さんを見るのはいやだった。
なんで?って思ったけれど
「彼はアイドルだから。」とかばってて
私は「どうして天才真田暎人がこんなに
気を使わないといけないんだ。すべて
彼が作っているのに。なぜ。」って


それでも、植田さんにもいいところはある。
そして真田さんが守ろうとする人だから
私も植田さんのいいところをもっと見つけて行こうと
思って来た。

でも、最近はもう限界だった。
どんどん下方に合わせて行く真田さんを
見るのが忍びなかった。

このようなブログを
植田さんが読まれたら
気分はよくないだろう。

でも、彼に気がついてほしいんだ。
誰も彼に言わないし、
彼自身も気がつかない。

彼にギタリストしての才能がないわけじゃないし
音楽で生きて行けないとも思わない。

今、一体彼に何を求められているかを
自分で気がついてほしい。


あ~もう終わったなんて思っていたら
一発お見舞いしたいぐらいだ。

植田さんが持ついいところ。
それは一体何か。
まずは自分でしっかりそれを見つけてほしい。
私にはわかっている。あなたのいいところ。
それに気がつかないのがまた歯がゆい。

ギターであえていうなら、
「summer movie」のあなたのギターが好きだ。
ドライブ感があって、湧き出る熱情が感じられて。

彼のブログへのコメントを読んでいると
「ギターが大好きです。」と山ほど書いてある。
で、ギターのどこが好きなのか?どのフレーズが好きなのか?
どういう弾き方が好きなのか?どういう曲のどのあたりが好きなのか?
誰も具体的に何も書いていない。そんな抽象的なことでは
彼には結局自分のどこがいいのかがわかり得ない。

ちゃんと具体的に言ってあげないと
彼の自信につながらない。
世界で一番彼のギターの音が好きというのなら
どういうところが世界で一番好きなのかを
言ってあげてください。


私は正直、彼はまだまだ発展途上だと思っている。
ジョン・フルシアンテにも
スティーブ・ヴァイにも
ブライアン・メイにも
まだまだぜんぜん近づいていない。

でも、そうじゃない弾き方で
彼しか弾けない弾き方で
多くの人を魅了することだって可能だと思っている。

それにはみんなが具体的にどこが好きなのかを
教えてあげないと。

それを繋ぎ合わせたら彼のオリジナルのギターワークが
肉付けされていくんだと信じている。


あと、ミュージシャンになることに命がけならば
自分の苦手なことにもあえて食いついて行けるはずだ。
歌が苦手なら歌うべきだ。どんどん歌うべきだ。
オペラをやっていた人が言っていた。
人間はだれしも音痴な人なんていないんだ。
生まれながらセンスがある人もいるけれど
訓練によってそれはどうにかなるんだって。

別に植田さんは音痴でもなんでも最初からないし
ただ、自分に自信がないだけで、最初は笑われたって
いいから思いっきり歌ってみればいい。
セックスピストルズだって上手くなんてなかった。
それでもパンクの王になったわけだ。

自分を捨てて
自分を認めるっていうのかな。

そこから新しい自分が見えてくる気がする。

私は真田さんのことはこれからもずっとミュージシャンとして
好きだし、彼の歌を愛し続けるけれど

一方で植田さんがもっと強くなって
「ほら、これが植田健一っていうアーティストだ!」って
見せつけてくれる日も待っている。

逃げちゃだめだ。
今逃げたら後悔する。
まずは「見返してやる!」っていう気持ちで
とにかく捨てちゃだめだよ。ただ、そこから
新しい夢も生まれてくるかもしれない。
そうしたら、そこに行けばいい。
ミュージシャンだけじゃなくて
人を幸せにしてくれる職業は案外
この世界にころがっているんだ。

信じてるからね。

君のどや顔が見れる日を。


ってことでここまで読んで下さった方
あまり期待にそえるような内容でなくて
ごめんなさい。

何を言いたいかもわからないかもしれない。

でも、私は言い訳よりロックンロールを
信じるタイプなんです。昔から。




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AB型の真田氏だから

2011年08月31日 | 真田暎人/UESA
真田暎人氏はAB型だ。

だからUESAとbye bye circusをできるのだろう。

A型UESAとB型bye bye circus

このふたつで彼は成り立つらしい。

ひなたとの2マンツアー。
これを計画したのはヒデト氏らしい。
彼のブログによればだ。

きっとヒデト氏は男友達的に
このひなたのお二人さんが好きなタイプなんだろう。
植田氏もね。

誰だって友達作る時、やっぱり自分が好きなタイプの同性を
選ぶよね。それときっといっしょで
彼はすごく好きなんだろう。

だから、好きな人たちがやる音楽は理屈抜きで好きになるわけで
そんな好きな人たちといっしょにツアー回りたいっていう気持ちも
わかる気はする。

私自身もすごく好きな女友達っているものね。
その子のために何かしてあげたいとか
その子が喜ぶ顔を見たいとか。

そういう感じでこのツアーは計画されたのだろう。

こちらが「なんで?」って思っても
それはヒデト氏の感覚なんだから
理由なんてないんだよね。


そういう感じでご本人が楽しくてうれしくて
仕方がないのであれば、端からどうこう言う
ことはない。


ただ、聴き手側の私からしたら
ライブとして見るのはやっぱりつらいんだよね。

かなり歳だからね(笑)
好きじゃない音楽を3分でも聞けないっていうか。
死にそうになるというか。

正直な話そういう種類の音楽にはアレルギーがあるっていうか。

若かったらもっと我慢できたかもしれないね。

ひなたの音楽が好きな人たちには申し訳ないけれど
ひなたに限らず、私は男性2人組っていうのは
本当のところ好きになれないんだ。昔から。

ゆずだってぜんぜん好きになれないし
コブクロも好きな曲はあるけれどやっぱりずっと好きでいられなかったし
キマグレンなんて問題外だし

これらのファンの方ごめんなさい。
これは音楽的嗜好の違いによるものなので
許して下さい。あなたもKornとかおそらく嫌いでしょ?
ドレッドヘアでタトゥーだらけで恐い顔して歌うロックバンドなんて
聞かないでしょ?

それと同じですよ。


だから、ひなたであれなんであれ
だめなんですよ。結局のところ。

そしたらなぜUESAは?って思われるでしょう。

これは真田氏が歌を作って歌っているっていうそれだけで
繋がれているわけです。

これもJet Kellyからのヒデトさんを知っているからです。
あの彼を知っているからこそ、
ロックな彼を知っているからこそ、
彼はこんなもんじゃない。
本当の本当の彼はもっとすごいんだって知っているからです。
そして、片岡大志さんというプロデューサーさんが
彼らの曲もプロデュースされているからでもあります。


これが、もし昔の真田氏を知らなくて
片岡さんも知らなかったとして
UESAに始めて出会ったとしたら
どうだったのでしょう?
これはわかりません。

海外では男性2人組でも
tears for fearsとか
素敵なアーティストがいて
好きな人もいっぱいいます。
昔の人ならサイモン&ガーファンクルとかね。

日本で唯一私がすごい2人組と思ったのは
2人時代のストレイテナーです。
彼らは本当にすごいと思いました。

UESAはたとえがいいかわかんないけれど
真田ヒデト氏という保険があるから
好きでいられる存在なのかもしれません。

Jet KellyやJet Lily Starの時は
どんなセットリストでもいつも最高の気分でした。
がっかりしたことはなかったです。

ただ、UESAのライブのセットリストには
あ~これか~あっちの方がよかったのにと
思うのも実はあります。
ヒデトさんが作っているんだけれど
私が好きになった時代のヒデトさんとは
違ってしまっているヒデトさんが作った曲なんでしょうね。
そのあ~あって思う曲は。

まあ、ワンマンじゃなくてイベントでもし7曲やるとしたら
私の理想のセットリストは


ダイヤモンド
Life goes on
光の子
スターダストラブソング
kiss
Our song
where is love

です。

ただ、まだ聞いた事の無い曲も結構あるので
それを聞いたら変わるかもしれません。

まあ、そんなことはどうでもいいですよね。
これもひとそれぞれ。好きな曲も違うはず。

ひなたとのライブの打ち合わせをエビちゃんと
していると彼のブログにありましたが、
最近エビちゃんの名前をよく出されますね。

もちろんエビちゃんは正真正銘のスタッフさんです。
でも、スタッフさんの名前をわざわざ出すようになったのは
最近のことだと思います。Jet KellyやJet Lily Starの時は
出してなかったもの。別にスタッフだけでもいいところだけれど
あえて名を出す所に彼の心理が見える気がしました。
これは2つの心理が現れているんだと感じました。
あえて、書きませんけどね。無意識にそれが
出ているんだろうなって。

私はJet Lily Starがまだ健在の頃はほとんどUESAのライブには
行きませんでした。だからエビちゃんがいつから
スタッフになったのかとかどういう過程でなったのかとか
ぜんぜん知りません。

ただ、私が彼女を見かけて、知るようになって感じたのは
とても気のつく、よく動く女性であるということです。
雰囲気もふんわりしていて、ほんわかする感じです。

たとえがいいのか悪いのかわかりませんが
あえて有名人でいうなら、いきものがかりの
ボーカルの女の子の雰囲気に似てるかな?
顔とかじゃなくて雰囲気。

今流行の言葉でいうなら森ガール系というか
決してロック系ではありません。
エビちゃんは素敵なお嫁さんになれそうなタイプです。
UESAの2人のお手伝いとか面倒とかをしっかり見て
ライブをやりやすいように裏で動かれている方ですから
それだけでも未来が見えるというか。
しっかりした家庭を作れる人だろうなと。
私にはまねのできない、ある意味かなわない方です。

よくこんなスタッフ見つけたなと思うわけです。
彼女がいるから彼らはやっていけるんだと
ほんと思いますよ。もっと大切にしてあげてくださいよ。

そうそう相方の植田さんも別の活動も最近されていて
もっとそういうのをやってほしいなと思います。
彼のブログ見たら、それがものすごく楽しそうで。
よかったなって思う訳です。


何より、私が一番今期待しているのは
bye bye circusです。
早く本当にライブが見たいです。

理由なくのめり込めるようなロックを
聞かせてほしいなと願います。


そこでこけたら私はもう立ち上がれませんから。
よろしくお願いします。







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君が星空を見上げると

2011年08月01日 | 真田暎人/UESA
「君が星空を見上げると
そのどれかひとつに僕が住んでいるから
そのどれかひとつで僕が笑ってるから
君には星という星が、全部笑ってるみたいに
なるっていうこと。君には笑う星々をあげるんだ!」

これはサン・テグジュペリの「星の王子様」の一節。

なんだか偶然なんだけれど
昔何度も読み返したこの本の訳者が違うものを
最近購入して読んでいた。

すると真田暎人氏は「大人になって」という
歌を発表し、

渡會将士氏は
夜の海で砂を触ったとつぶやかれていた。

砂と星と大人そしてバラ

これは「星の王子様」を構成する4つのキーワードだと
自分で勝手に思っている。

30才を超えた人間は守りの体制の入り口に立つ。

ミュージシャンでもそうかもしれない。
守りの曲に入った人たちもいる。

でも、大人になることが必ずしもいいとは
限らないと思うんだ。

私なんてもうとっくの昔に30才なんて超えちゃっているから言えるけど
つまんないやつになるな!

何才になっても夢見てていいんだ。
夢は目に見えないし、掴めない。
音楽といっしょだね。
でも、自分を支えてくれるものだ。


昔シナリオ勉強してた時に先生に
「書く技術なんていくらでもどうにかなる。
それよりは自分の書きたいことを思いっきり
書きたいように書けばいいんだよ。恥ずかしさなんて
どうでもいいんだ。自分をさらけ出せばいいんだ。」
って言われた。

これってミュージシャンにも言えると思う。

演奏がどうとか、音程がどうとか
ギターテクがどうとか以前に
本当にやりたいことを全力でやっているかどうかで
それがへたくそでもなんでも最初はパワーだけでも
いいんじゃないかって。

それを気にするようになるのが
大人になった証拠かもしれないけれど
30そこそこでそれを受け入れちゃったら
なんか先が短い気がしちゃう。

だって、セックスピストルズの
ジョニー・ライドン見てごらんよ。

彼はほんと最初はちゃめちゃだったよ。
演奏も歌い方もめちゃくちゃ。

でも、今だに歌っているし
まだパワーを持っている。

サマソニにもまた来るしね。

彼ってもう50才は超えてるよね。

上手い演奏するからって
50才超えてもまだ現役でいられるってもんじゃない。

守りに入らず攻めていく姿勢。
それが「くそったれな大人」にならない大事なことだと
最近特に思う。


この間、写真でしか見てないけれど
片岡大志さんの歌いっぷりの写真見て
「こうでなくっちゃ。」って思った。
私はまだ彼のこういう姿で歌うのを
見たことがないけれど、一番きっと
好きになる彼の姿だと思う。

細美さんを見てよ。彼なんて30代後半で
まだあんなに生き生きして挑戦し続けている。
守りっていうものは彼には無いよね。
傷だらけになったって前に行く人だ。
だから私は大好きなんだ。

渡會さんも守りに入る入り口の30才にして
革命的な事をやらかして、どんどん前に
進んで行く。彼にも守りなんてもんは
必要じゃないんだ。敵にすら握手をって
感じだし。

で、真田さんは完全なる攻めじゃないところを
完全なる攻めにしてほしいと願う。

色んな事を言われたり、
私もブログであ~だこうだと君のこと言ったりしているけれど
一番の願いは「くそったれな大人」にはならないでほしいってこと。

40才代でまだ進化しつづけるチバさんのように
50才代でまだまだ笑顔を多くの人に届ける桑田さんのように
なっていってほしいんだ。

いわゆる周りに気を使って

「ちっちゃくまとまんなよ!」

である。


その世界をどうか飛び越えて
もっと多くの枠をとりはずして
やってみるだけの価値は
君の人生にはあるんだから。

私だって負けないつもり。
まだまだ進み続ける。
いろんな事にトライし続ける。

年齢なんてくそっくらえ!

30才そこそこのやつらに負けてたまるかってんの(笑)


私はやってみせるから。
絶対に。










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この話はとりあえずこれで終わるつもり。

2011年07月22日 | 真田暎人/UESA
bye bye circusのチケット予約の話。
もう書かないでおこうかと思ったけれど
とりあえず、今思っていることだけ書いて終わろうと思う。

私はメール予約できないってことは
当日券買えってことだとは結びつかなかった。
そんなことを直で考える人っているんだと
驚いた。

私はふつうにローソンとかに買いに行くか
ネットで買うんだと思っていた。

ただ、ネットで買うと手数料がかかるので
割高になる。だからぴあの窓口に行って
買わないと損をする。でも、ぴあが
近くに無い人はどうするの?ってことになると
コンビニがあるじゃんってことになる。
でも、そこに行くのが・・・ってそこまで
怠惰な人は知らんって話になる。


メール予約はそれに比べたら
ほんと親切でラクチンだ。
ありがたいシステムである。


それができる余裕がアーティストサイドに
あるのならしてもらえたらうれしいと思う。

ただ、今回真田さんが最初にbye bye circusの
チケットをメール予約不可にした理由っていうのが
一番の意味を持っていたように思える。

今はもううやむやになりつつあって
どうでもいいやって感じもしてしまうけれど

私はやっぱり必死でチケットを買いに行くところに
そのライブの重みを感じたりもするんだ。

昔はネットはなくて
ただ、電話だけしか予約できなくて
繋がらなくて、泣いたことがどれだけあったか。

しかも私の場合は海外のアーティストがメインだ。
一度はずれるとあと何年待たないといけないのか
予想もできない。

そういうのに比べたら、メール予約なんて
夢のような話だ。
会いたいアーティストに会いたい時に会いに行ける。
年に何回も。


ただ、私はいまだに簡単には行けないけれどね(苦笑)


まあ、メール予約でもなんでもどうでもよくなっている私だけれども
本当のところのヒデトさんの最初の意思はなんだったのかが
一番大事な気がする。UESAでもソロでもOKだったものを
あえてbye byeでやめようと思った最初の意図。


ここに大事な何かが本当はあったような気がするし
本当はなかったのかもしれない。


とにかく、私がずっと洋楽好きだった理由が分かった気がした。
そんなめんどくさいことで躍起にならずに
来日するのを知ったら、チケット発売日に必死で電話かけて
取れたら喜んで、取れなかったら泣いて、そして日々大事に
そのCDなりレコードを聴いて幸せになれたこと。


一度ライブが見れても次いつ見れるかわからない外国の
ロックバンド。それでもその一回だけしか見ていないライブも
生涯忘れ得ないライブとなって私の宝物になっている。



私は本当は真田ヒデト氏のバンドにそのような深い存在に
なってほしいんだ。軽くメールで予約できちゃうっていう
のじゃなくて、土砂降りでも足運んでチケットショップに行って
ものすごく行きたい、絶対に行きたいからチケットを買うんだと
ファンのだれもが思うそんな存在になってほしいんだ。


まあ、それはもうどうこう言うものじゃなくて
真田氏が決めることだし、このあたりで
これについてあ~だこうだと書くのはやめます。







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なんとAB型的展開!

2011年07月21日 | 真田暎人/UESA
私の友達の割合からすると圧倒的にAB型が多い。
ちなみに私はO型なので、コロコロ日替わり感情のAB型に
最初はあきれたものだけれど、それも今じゃ馴染んでしまった。

私はO型だけれども、乙女座っていうのはAB型気質らしいから
どっちもごっちゃまぜなので、なんでもありなのかもしれない。
だから、昨日聴いてた音楽と今日聴いてる音楽がまったく別物
であることも日常茶飯事。

それにしても、まいったなぁ~。
昨日、あれだけ決意表明してたかと思いきや
本日の植田氏のブログによればチケット予約は
もうすべて一括受付になるとのこと。

bye bye circusもUESA商会の傘下になるんだ。
まずはUESAがあって、そこから真田ソロ
植田ソロ、サポート、bye bye circusと4つが
並ぶそんなイメージだ。

おそらく、みんな対等だと言われるだろう。
でも、どう普通に見ても、この図式が
普通の感覚だろう。


正直、これにはちょっとがっかりだった。



まあ、同じ人物がやっているわけだから
それでいいんじゃないと言われれば
そのとおりなのだけれど


ファンの人からの抗議があったのかな?
それとも、植田さんに何か言った人がいて
彼も巻き込まれそうになったのかな?


大人的、資本主義国家的見解からすれば
UESAのファンがそのままbye bye circusのファンに
なってくれれば、経済的にはすごくいいだろう。
逆に、UESAのファンが来れにくい環境を
作れば、最初はかなり苦しい状況になるだろう。

さて、あなたならどっちをとる?

生きていくためにお金は大切だ。
できるだけ、収入は得たい。
それは私もここをご覧の方もみんな同じ。

どんなイヤなことがあっても
我慢しているのはすべてお金のため。
それは高価なものを買う為じゃなくて
生活していくためのものとしてだよ。
もちろん、それだけじゃなくて
仕事にやりがいのある人もいるだろう。
私も嫌な事も多々あるけれど、感動も
いっぱいあるから好きでやっている部分もある。
でも、その仕事がなくなると生活に困るのも確かで
ある程度は妥協とかもしないといけないんだ。

だから、それを考えたら
bye bye circusに最初は観客3人でもいいじゃんとは
言えないよね。

ただのロックファンとしては「それでもUESAとはanother worldで
やってくれよ。」と言いたいけれど。

もちろん、お金が理由じゃなくて、
いろいろ考えたけれど、やっぱりファンを大切にしようと
真田氏が決意を新たにしたのかもしれないし。

それはわからない。

まったくぜんぜん違う理由なのかもしれないし
やっぱりただのAB型気質なのかもしれない。


いっそ、UESAをロックバンドにしたらいいのにって思う。
bye bye UESAとかになれないのかな?
ギター2人いたっていいじゃない。
ツインリードギターはかっこいいし。
なんてね。


あと、そもそも最初から予約しないみたいなこと
言わずにもう少しbye byeをやるにあたって
肩の力を抜いていた方がよかったのかもしれない。


Jet Kelly時代のあなたはそんなことに
迷ったり、囚われることすら考えてなかったよ。

自由に自然に静かなサウンドでもロックしてた。
意識なんてなくて、本能でロックしてた。

こうしなきゃ
ああしなきゃって
もう考えるのはやめたら?


歌いたいものをその日に歌えばいいだけだし
作りたいものを作ればいいだけだし
UESAでやってもbye byeでやっても
いっしょくたになってもいいじゃないかと

作り上げた額縁から飛び出せばいいだけじゃない?


先を読もうなんてことやめたら楽になると思うんだけれど。


とにかく、私は見れたライブだけで素敵な音楽を感じたい。

どっちがどっちとかもう考えるのはやめた。

昔からそんなこと考えずに本能のまま聴いて来たから
それでまた行く事にする。













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わたしのところにはまだサーカスはやってこないけど

2011年07月20日 | 真田暎人/UESA
おそらく、今年のうちにbye bye circusのライブを見れたら
それは奇跡のような気がする。

それだけサーカスは遠いです。

東京の方では何度かあるけれど
関西はそんなに無い感じ。

しかも、どうやら日程的に私の行けそうな日と
なかなかうまく合いそうにない。

だって、結構関西でやってくれるUESAのライブでさえ
行けないんだものね。


それに本当のところいうと
サポートじゃなくて
bye bye circusのためだけに
太鼓叩くぜみたいな
ぶっといドラマーがメンバーに
正式になった時に見たい気もする。

でも、行けるって言うチャンスがあれば
そんなことそっちのけで

「そんなこと言ってたっけ?私。」みたいな
涼しい顔して行くでしょう。

ま、そういうもんさ(笑)

ヒデトさんがブログで書いていたチケット予約の話。

覚悟決めてライブに臨むっていう話。


それだよ!って心で拍手。


実際のところ私自身もJet Kellyの時代からUESAに至るまで
いつもメール予約でチケットをとっていた。

だから、ごくたまに「どうしてもいけなくなったので。」って
キャンセルさせてもらったこともあった。本当に申し訳なかったけれど。
家の事情でどうしようもなくて。

でも、快くキャンセルを受け付けてくれたヒデトさん。

bye bye circusのHP見ていて、私には
メール予約では受け付けませんっていう文字が
インパクトがあって、予約できるっていうのは
どこに書いてあったのかな?って思ったんだけれどね。

私はその「受け付けません」っていうところに
彼の決意みたいなものを感じてたんだ。


だから、今回の彼の言葉にはうなずける。


ふつうはe+とかチケットぴあとかローソンチケットで
先行予約とかでチケット買うよね。

だいたいは3、4ヶ月以上あとのライブで
その時のおおまかなスケジュールだけは確認するけれど
何があるかなんてわかんない。そこで決断するわけだ。

行くのか
行かないのか

それで予想外のことが起こり、でもギリギリ行けたものもあれば
ついに行けなかったものもあった。

the BirthdayとNICO Touches the Wallsの
それぞれワンマンライブだ。


ほんと、どれだけ行きたくてチケットを取ったか。

でも、やっぱり家族には音楽も負けちゃうね。
家族に何かがあって、どうしてもそばにいないとダメだというときは
音楽に「ごめんなさい。」と言うしかないんだ。

いまだにその2枚のチケットを大事にもっている。


そういう風にしてチケットを最大の決意をもってとるわけだ。

ヒデトさんがそういう思いでbye bye circusのライブに
来て欲しいと思うのも、そのバンドを本当にでかいものに
していきたいと思うのも極めて真っ当なことなんだ。


これが今後の彼のバンドに対する決意表明であり
今までのファンへのある意味宣戦布告でもある。

そのやり方について来てくれるのかくれないのか。

彼はUESAを温泉と、bye byeをバーベキューとたとえた。

まあ、私的にはUESAを温泉とたとえるなら、bye-byeを海辺のバーベキューと
海を入れて欲しかったなぁ~(笑)海で泳ぎながら、バーベキューするっていうのは
すごく刺激的で楽しいけれど、すっごく疲れるんだよね。癒しではなく
ハードボイルドワンダーランドな感じ(笑)
でも、私はどっちかを選べといえば、後者を選んじゃうかもしれない。

私の理想とする男性像は
まず、バーベキューをやってくれる(ここがポイント!)人。
自転車乗るのが好きな人。
海が好きな人。
泳ぐの好きな人。
歌うのが好きな人。
楽器が弾ける人。
電気の配線とか得意な人。
字のきれいな人。
料理のできる人。
子ども好きな人。
そして、本を読む人。

(あくまで理想なので)

あと
私がドキっとする男性はカフェでひとりで読書している人。
電車の中では当たり前過ぎだからそう思わないけれど
カフェにまで来て読むっていうのはよっぽど本を高いポジションに
置いている証拠だから。本のためにコーヒー代払ってるわけだから。

って話が関係ないところに行った。

行ったついでに
ほんとのほんとにしんどいときは、avenged sevenfold聴くのが
一番這い上がれる。一度聴いてみてください。反対にしんどくなる人いたりして(笑)↓

http://youtu.be/oJaBHSIRVlE

UESAのファンの方でこういう曲をふだん聴いている人は
ほぼ9割はいないと思うけれど、偏見なくこういう音楽も
聴いてほしいなと思う。

目をつぶれば、国も人も関係なく、その音楽の大事な何かを
感じとれるはずだから。

ってまったくbye byeと違うところに流れてるので
もどすと

ヒデトさんは今後もそのスタンスでbye byeをやっていってほしい。

そして
バラードなんてしないとか言っているけれど、バラードは
ロックンロールな場所でもできると思うから、そういうくくりを
取払ってやっていってほしいと思う。
どうやったってUESAと同じようなバラードになるわけないし。


願わくば、そこまで徹底的に「変えよう」っていう何かを持つのなら
対バン相手もUESAでやった人たちとはbye byeはやらないぐらいの
決意をもってやってほしい。今回の片山さんの場合はバンドバージョンなので
例外と自分に都合よくは考えるけれどね(笑)。

ただ、できればほんと同じ人たちとはいっさいやらないでほしい。
友達であってもね。
むしろ友達でない、知らない人たちとやってほしいな。

もっと徹底的にやるならば、スタッフもマッチョなレスラーみたいな
お兄さんにするのもいいかも(笑)。モッシュダイブでも守ってやるぜ。
みたいな。

とにかく、私は奇跡をじっと待つしか無いな。

いつ来るか
いつ来るかと。


ただ、前もってチケットをとるってことは
好きなバンドのライブとかが重なるリスクも
あるってことだから。

先にとった方優先だしね。

相手の出方を予想するのも楽しいかも。

いつ フォズ来るか(これは10月にすでに1枚チケットゲット済み)
いつ the HIATUS来るか(これがかなりドキドキもんだ。)

くるりは一応チケットの抽選結果待ち。梅小路の彼らのフェスに
今年は参加するつもり!

そんなこんなで好きな人が多いとほんとかぶりそうで恐い。

そこにbye bye がどういう出方でやってくるか?

まるでダービー予想のようで
ドキドキする。

さて、この間やっと買えたbye bye circusの
CDを聴いてから寝ようっと。







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真田暎人 at OSAKA

2011年07月18日 | 真田暎人/UESA
チケットに真田暎人(from UESA)って書いてあったんだけど
なんか初めてみた人だと(from USA)って見間違えて
へぇ~アメリカから来たんだって思うかな~なんて
妙なことが浮かんだ。

2011. 7.17(日)

大阪西天満のLIVEHOUSE D'にて

「BLUE SKY」っていうイベントに行って来た。

うめ地下のwhityなんて十数年?ぶりかもっというぐらいで
泉の広場ってまだ健在なんだとか思いながら、その店舗の
変わり具合に驚きながら(昔ウルフルズのトータス松本氏が
バイトしていたカレー屋さんを探したけれどわかんなかった。
まあ、昔の記憶の元でなので。)そのLIVEHOUSE D'に初めて行った。

このライブハウスへのアクセス方法の通り行ったけれど、
かなり大回りだ。でも、それが一番安全な道順なんだろうね。
だって、近道でいくとやばいところを通っていくことになるもの。
私からすると無法地帯(笑)的イメージのある場所がその近道の
場所にある気がするわけで(まあ、勝手に思っているだけですが)
近い方法がわかっていてもあえて遠回りしていく。

だって帰り道にもその安全っぽい道にもストリートガールかと
思うような呼びこみ姉さんたちが立ってたものね。
イギリスのシェフィールドを思い出したよ。
道の角という角にたつお姉さんたち。

イベントには

片山遼さん
キャラメルパッキング

そして真田暎人さん

チケットのand moreのところにあとひとり。

さて、

こじんまりしたライブハウスで
まあ、そのライブハウス自体にどうとかこうとか
述べるまでには至らないけれど、新しい場所だった。

イスが並べてあって、座って見るライブだった。
まあ、アコギ系ライブだとメンツを見ていて思ってたので
いつものロック系の用意では行かなかったけれど
エアコンが効き過ぎて寒いっていう人が多くて
かなりの人が羽織もので身体を包んでいた。


さて、片山遼さんはUESAとかヒデトさんのブログで
よく目にする名前であり、写真とかでも何度か登場されているけれど
初めて拝見した。ってことで私が誰かわかった人がいたりして。
そうです。あんな人が私です(笑)というのも初めての人
手を挙げてっていうのに正直に手をあげてしまったからね。

雰囲気、暎人さんに似てるなぁ~って思った。

全部で5曲をやってくれたんだけれど
本当は6曲用意されていたらしい。
途中で弦が切れてそれをつけかえるのに
時間がとられて、1曲減らさずをえなかったよう。
仕方が無いよね。突発的アクシデントだから。

その新しい弦はLIVEHOUSE D'に住む妖精の声が
裏からして、差し出されたものだけれど(笑)

実はキャラメルパッキングさんのものだったよう
(後で、キャラメルさんのリーダーさんが言ってた。)

で、話ながら立ったまま弦をきれいに替えられていて
その手際のよさが印象的だった。

私はいつも初めて見るアーティストの場合は
その人の楽器を見る。この人のクセだったり
この人の楽器への愛だったり、ちょっとした
性格だったりがそこから見えてくることがあるからだ。

片山さんの場合、サウンドホールの下の部分が
かなり削れていて、木の地肌が見えていた。
ホールの上の方にも傷はたくさんあったけれども
白っぽくなっていたのは下だけ。
そこに彼の音楽の年輪やどれだけそのギターを
奏でて来たかがわかるし、彼のくせも感じた。

たとえば、NICO Touches the Wallsの古村さんも
彼のギターにはそういう部分的に地肌が見えているところがあって
彼の弾き方のくせがそこにあるし、かなりの塗装がはげているにも
かかわらず、大事に弾き続けるところが私は好きなんだ。
愛情がそこにあるし、細美くんが使えなくなってもステージの横に
愛着があるギターを置いておくっていうのもわかるし、そういう
気持ちでギターを大事にしている人が好きだ。

regaというインストバンドのギターの人もそうだったなぁ~って
ふと思い出した。楽器を見ていると、その人が見える気がする。

あと片山さんはクリップ式チューナーをつけていて、
最近はこれをつけている人をよく見る。この間のタワレコの
インストアライブでの渡會さんもつけていた。
真田さんは足もとに置くチューナーだったけれど。

さて、話が飛び過ぎたけれど、片山さんの歌の中で
ちょっと変わった曲っていうのでやってくれた「翻弄」って
いう曲が印象に残った。まあ、多少はオリジナルラブ系な部分も
あるかもしれないけれど、でも最近では新しい感じがした。
ソロアーティストで結構パターンが決まっている曲を
よく聴く感じだったところにこの曲はなんだか
すごく新鮮に感じた。

どんなシチュエーションでこのメロディが出て来たのか
すごく興味がある。

他の曲もメロディアスな曲ですんなり入ってくる曲ばかりだった。

彼の詩を集中して聴いていたんだ。私が惹かれたり、心が拒否しない
歌っていうのは嘘がない歌なんだなってその時わかった。

というかその日、正確には昨日「あ、そうか。」ってわかったんだ。

私が好きになったり、惹かれたりする歌にはその作り手しか書けない
世界中探してもその人しか書けない言葉やフレーズがいっぱい詰まっている
歌であるということが分かった気がした。

そこに私は「本物」を感じるんだ。

以前、ファンモンが好きじゃないということをブログに書いたけれど
それを見事に証明してくれたのがマキシマム・ザ・ホルモンで
私の思いをそのままPVにまでしてくれたわけで。

そうなんだよ。だれでもやれちゃうんだよ。あの程度はって。

そうじゃなくて、
あなたしか出来ない歌。
あなたしか歌えない言葉。
それを私はいつもきっと音楽に求めているんだね。

だから、誰もが使う「好き」「I love you」でも深く伝えられる人は
その周囲にある言葉がその人だけの言葉だからなんだ。

ありふれた、使い古された言葉だらけで歌われた歌に
何を感じろっていうの?って感じだ。

今回のライブの一番バッターの人がそれだった。
それ以上のことは触れないけれど。

その人の曲で唯一心に触れたのはその人だけしか
知り得ない、体験しえない事を歌にしたという歌だけだった。

やっぱりそうなんだ。その人だけのものだから深みをもって
人を感動させるんだって。

同じ気持ちを分かち合うために簡単なよく知る言葉を使うのがいいと思うのは
間違いだと最近よく思う。というか、聴き手をバカにしているの?って
思うことも多々ある。難しい言葉はわかんないだろう?みたいな。
10代の前半の子だって60代の人だって言葉がよく使われていないものであっても
本物はどこかで本物同士が重なりあって、違う状況でも心を通わせることができるんだ。


あなただけの言葉は人を動かすんだ。

この世にはあふれんばかりの言葉がある。
特に日本語にはいろんな表現方法がある。

だって、英語ではa pencilとかan appleとか a bookそしてa carなんて
aかanさえつけとけばいいものも、日本語にすると一本の鉛筆、
一個の林檎、一冊の本、一台の車っていうようにすべて違う。
これってすごくない?日本語を勉強する海外の方は大変だと思うけれど。


だから、こういう日本語をいっぱい見つけて歌に織り込んでいる人を
見つけるとうれしくなる。

で,今回初めて出会った片山遼さんもそういう人だと思って
ちょっとうれしくなった。

だって,♪上り列車3両編成

とか  ♪あと10分眠ろう

とか  ♪枯れないサイネリア(って花を私は初めて知った。)

とか  ♪心拍数も嘘つけないかなぁ

なんて絶対に彼しか書けないと思う。


そういうところが心に引っ掛かって行くんだろうね。


で、片山さんの話が長くなったけれど、

彼の次はキャラメルパッキングという2人組が登場。

なんでも韓国でライブするらしい。すごいね。

リーダーはどこか中学校の体育の先生風だったけれど
太郎さんというギターの方のトークが好きだった。

おもしろいトークでも単なるギャグ連発やどうでもいいことを
こねくりまわすのは好きじゃないんだけれど、彼のように
なんていうのかな、イマジネーションから派生するおもしろさは
私のツボにはまる。ワカメとかね(笑)

音楽は好きかどうかは別にして、見るものを引き込んで行くパワーを
感じた。あえていうなら、意外と中高生に受けそうな音楽だ。
いい意味でね。今時の中高生を味方につけると強いからね。

結構このユニットのファンの方がたくさん来ていた気がする。


で、どのファンの方かわかんないけれど、アーティストが
笑わしている時じゃないときに笑ったりするのはちょっとどうかと
思った。なんか失礼じゃないかと。


さて、やっとここで私がこの日、メインで見に来た
真田暎人氏の話をしよう。

かなり久しぶりなので、どんな曲が聴けるのかすごく楽しみだった。
前日、前々日はUESAで大阪でライブがあったけれども
仕事の関係もあり,今回は真田氏のライブが見れただけでも
本当によかったと思っている。

セットリストは

時間を止めて
宇宙のロック
なりたいものに私はなる
parade
星のリンダ
17才
空に風、声は羽根
孤独の星

en) yes

ただ、アンコールも続けてやっちゃったけれどね。


真田さんの歌を聴いていると安心できるのは
本物だといつも感じられるからだ。
彼しか書けない歌が絶対にそこにあるから。

彼の歌には空と海がいっぱい出てくる
魚と星がいっぱい出てくる。

ここで思うのは彼はやっぱり
細美君の言うスーパーノヴァの大爆発により
できた星屑で出来た地球に生まれた人間であるから
宇宙をいつもなつかしく見ている人のひとりだということ。
そして、その人間は海がまず出来て、その海から生まれたという
説もあるから、実は彼は宇宙の記憶と海の記憶をいまだに持ってるんじゃないかなと
思うぐらいに彼の歌には宇宙のことや海のことが出てくる。

彼は昨日のMCでラーメン屋さんの店主さんのことを話した。

なんでも「ごめんね。」ってつける人らしい。

「いらっしゃいませ。ごめんね。」って感じで。

そのMCのあとで「なりたいものに私はなる。」をやって
そこに「ごめんね」って出て来たときは
さすがに吹きそうになった。しっとりした曲なのに。

だめだね。ここにそのMCをひきずるのは。
でも、これからしばらくは思い出しそうだ。

その「なりたいものに私はなる。」は初めて聞けたのでよかった。
思っていた感じとはちょっと違ったけれど、すてきな曲だった。

「parade」を久しぶりに聴いた。
やっぱり心に滲みる曲だ。
聴いているとそこに映像が浮かんで
都会の交差点の空気感を思い出す。

♪誰もが同じように泣きながら生まれたね
 今夜、振り出しに戻っただけ

このフレーズがほんと心に響く。

なんて優しい言葉だろうって。


「星のリンダ」のアレンジにはちょっと驚いた。
ここまで変えるには何か意図があるのだろうか?

おそらく、UESAでもbye bye circusでもやる曲だから
ソロバージョンを新たに考えたのかもしれない。

でも、ちょっとあとひと味何かがほしい気がした。

私たちのように最初の「星のリンダ」を知っている人には
その曲の良さを知っているからそのアレンジの部分でも
わかるけれど、初めての人には「?」な部分があると思う。

よく知る曲ほど陥る感じのするアレンジのような気がした。

何がひと味いるのかどうかはわからない。
塩加減かしょうゆ加減かわかんないけれど
もうひとふんばりのギラつく味がほしい気がした。

まあ、もう一度聴いてみないとわかんないかもしれないけれど。

「17才」もやってくれてうれしかった。
この曲も大好きなんだけれど、これもアレンジされていたね。
これはこんな感じかなって思った。


そして、そして

「空に風、声は羽根」が聴けてほんとうに幸せだった。

Jet Kelly時代の曲を聴くと
どうしてより安心してしまうんだろう?

まるでお母さんのおなかにいることを
思い出す赤ちゃんのように
泣いている子も泣き止むようなそんな感じだ。


「孤独の星」はこれからはbye bye circusでメインで
やっていくのかな?この曲もとても素晴らしい曲だと思っている。


これでラストだったんだけれど、

「もう一曲続けてもいい?」って感じで
「アンコールなしで。」って続けてやってくれたのが

「yes」


大好きな曲。

これを聴きたいと思っていたので
聴けて本当によかった。


「なんとかなんとかなんとか」って言ったら
「イエスイエスイエス」と言ってと
最初、始める前に彼が旋律つけて言ったときに

あ~yesやってくれる!って思って報われた気がした。

何に報われたか?よくわからないけれど
そう思った。


あっという間にライブは終わった。

まさに時間を止めてって感じだよね。

また、いつライブ見に行けるかわかんない。


でも、どこかであなたが歌い続けていてくれたなら
それで幸せだ。

そして、なんだかいつの間にかあなたから
もらった歌という宝石がたくさん私の心の
大事な箱にしまわれているんだなって
改めて感じた夜でもあった。





































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植田健一というちょっとだけサンジみたいな人について

2011年07月16日 | 真田暎人/UESA
以前、真田暎人っていう言葉織り人について書いたけれど
その彼のユニットUESAの相方の植田健一って言う人について
感じたまま書こうと今決めた。

彼のことを知ったのは彼がまだZIlcoNIAというバンドに在籍していた時。
でも、私は一度もZIlcoNIAで演奏している彼を見たことはない。
彼が演奏しているのを最初に見たのは、ヒポグリフというバンドの
サポートギターとしてギターを弾いていた時。
2008年11月23日のことだった。

その時、真田氏はJet Lily Starのフロントとして歌っていた。

そして、そのイベントのタイトルが
「Everybody needs somebody」

のちにそこでは別々のステージに立っていた真田氏と植田氏は
UESAとして「everybody needs somebody」という歌を
お披露目することになるなんて、その時は想像もしてなかった。


その初めて彼の演奏を見た日の印象は
なんて女性ファンの多い人なんだということ。
もちろん、Jet Lily Starとかそのヒポグリフも女性ファンの方が
圧倒的に多かったのだけれど、そういう次元を超えていた。

きゃ~の世界だったから。

乙女ちっくな目をした人たちが
うっとりと彼を見つめる。


私のことを知る人なら
ロックのライブにそういう人たちがいることに
内心穏やかでないタイプであることはわかると思うけれど、

正直「なんじゃこりゃ~!」って思った。

アイドルではないかと。


その後も、彼をとりまくファンは
あきらかに彼を王子様のように見ている。

音楽が主ではなく彼が主で
音楽はひとつの彼の飾りもののように
なってるんだろうなって思ってしまった。

もちろん、「そんなことない!私は彼の音楽が好きなんだ。
ギターが好きなんだ。」って言うファンの方もいるだろう。

そういう方には申し訳ないですが、そういう妙なファンが
混じっているのは確かですよね?


ただ、彼が作った曲は聴いたことがないので
彼の音楽っていうのは彼が演奏する音楽だと
私は考える。


もしZIlcoNIA時代に彼による楽曲があったのなら
知らないゆえ、許して下さい。

でも、曲を作っている作ってないというのは
気にはなるけれど、そういうことだけで
ミュージシャンを判断するほどちっぽけな音楽バカではない。
まあ、自分で言うのもなんだけれど。

実はこの間、珍しく
ミュージシャンが出てくる夢を見たんだ。

ほんのつい2、3日前。

朝方、目覚ましがなる15分ぐらい前だったと思う。

ちょっと目が覚めて時計を見たらあと15分ほど
目覚ましがなるまであったので、寝直そうと
思って寝た時に見た夢だったので。

そこに登場したのが、なんと植田健一氏だった。
それがとても変な夢なんだけれど
彼がどれだけギターが好きなんだというのが
溢れていた夢だったんだ。

私はどこかのスタジオにいて
そこに彼がいて、ギターのことを
なんだか一生懸命に説明してくれて
エフェクターについてもいろいろ見せてくれて
いろんな音を出してみせてくれて、

その真剣な顔をみて私は
「あ~この人は本当にギターが好きなんだなぁ~。」って
感じた時に目覚ましのベルが鳴った。

で、目覚めてもまだ彼の真剣な顔が脳裏から離れなかった。


それは夢なんだけれども
ある意味、私の本能に届くUESAでの彼のギターの
音によるものじゃないのかな?って感じた。

ちなみにその夢を見る前の夜に
寝る直前まで聞いていたのはチバ氏率いるthe Birthdayの新譜だったので
どこでどうなって、植田氏がギター講義を私にするような夢に
結びついたのか?不思議である。

あと不思議なのはアコギではなくエレキしか彼が
持っていなかったということ。きっとこれは
何かのメッセージ?

植田氏はよくご自分のブログなどで「チャラ夫」とか
言われていますが、彼がギターの練習をしている姿には
そんなものはまったく感じられない。

インストアライブに行かれた方ならわかると思うけれど
どれだけ本番前に練習するの?っていうぐらいに
ギターリハされてますよね?

「チャラ夫」っていう彼の言葉は
さしずめ、ハリーポッターでいう透明マントみたいな
役割をする言葉じゃないのかなって思うんだ。

自分を隠すためのね。

彼は本当は「まじ夫」なんじゃないかと。

あと、実はウサギのような人なんじゃないかと。

すなわち、孤独が苦手。


ずっとひとりぼっちなら生きて行けないみたいな
ウサギとついつい重ねちゃう。

きっと数日彼をひとりにしたら危険だと思う。
ゆえに今彼が住んでいるような
「ひとつ屋根の下で」みたいなシェアハウスは
東京暮らしをするにはぴったりな気がする。

彼は男性からも好かれる方なんだと
中野さんをはじめ、いろいろな方との交流から
感じられる。

ただ、そういうのを大事にするのもわかるけれど
自分が本当に音楽で飯食っていこうと思うなら
たまには残酷な自分をもあえて作った方がいいかもって
思うこともある。

友達だから
いい人だからと
音楽の方向性とか実力とかそういうものは
後回しにして、いっしょにライブやるとか
もうちょっと慎重に考えてほしいなと
思う事がある。

部活動でも、やっぱり試合は弱いチームと
やれば勝つけれど、それでは意味なくて
自分達よりずっと強いチームと対戦して行く方が
自分達の力もつくし、そこで勝った方が
達成感があると思うんだ。
応援してくれる方たちだって、そのレベルで
見てくれるというか。

お友達っていうのが
プロになるには
たまにどうなんだろうって
思うこともある。

友達を失うぐらいなら
音楽なんてやめちゃうって
思う人もいるかもしれない。

ただ、本物の友達はそういうところも
理解してくれるから、そこで終わることは
ないと思うんだけれどね。

まあ、いらぬおせっかいでしょうね。

ゴッチと細美くんとホリエくんの関係は
売れない時代からお友達でありつつ、みんなすごい
レベルに刺激し合って上がって来ているのは
すごいし、そういう関係ならいいですけどね。


植田さんは実はクイーンとかオアシスとか
聞いていて、洋楽も聞いている方。
だから、エレキを弾いたら、そこにそんな
遺伝子が垣間みれることだろう。

私がよくUESAのライブの感想を書くときに
彼のギターがブライアン・メイを思い出させるって
書いているけれど、それがそこなんだと思う。

知らない人がいるかもしれないから
説明するけれど
クイーンのギタリストはブライアン・メイという
イギリス人で、彼は理系の大学を出ていて、
先生もしていたことがある。
お父さんも技師であったので、古い木材を使って
お父さんと2人でギターを作ったという
エピソードを持ち、彼のギターはイギリス人の
評論家によれば、日本の津軽三味線のような
弾き方をすると当時言われていて、そんな彼は
フレディとともに日本びいきである。

実は亡くなった本田美奈子というシンガーを
いたく評価して彼女のプロデューサーも
したことがある。

SIAM SHADEの1/3の純情な感情が
出る前あたりに栄喜さんが悩んでいた時に
たまたま来日していた彼に栄喜さんが
「いい音楽だ。」と言われて力をもらえたという話。
(これは昔、栄喜さんに教えてもらった。)

そんな感じでいろいろとブライアンは日本と
繋がっている。

さて、話が飛び過ぎたけれど、
植田氏はまだまだギタリストとしては発展途上に
あるのかもしれない。

私が敬愛する伊藤大太氏(ex SIAM SHADE)や
菊池英昭氏(ex the yellow monkey)や
生形真一氏(Nothing's carved in stone)には
まだまだ遠い道のりかもしれないけれど

それでもまだまだ可能性はあるわけで
ゼロではないんだ。というかこれはギターの
好みかもしれないので。

すでに津軽三味線風アコギは確立しつつあるし。


ちなみに菊池氏もブライアンの影響受けてます。


あと、植田氏には本をいっぱい読んで欲しい。
たとえばトルストイ(笑)

まあ、たぶんトルストイとかドストエフスキーとか
最初に読んだら、本嫌いになる可能性も高いかもしれないけど。

でも真田さんはトルストイ読んでいるんだよね?(笑)

村上春樹はドストエフスキーが大好きらしいから、
春樹ファンは一度は挑戦しないと行けないとは思うけれど。

日本では植田さんにはやっぱり夏目漱石。
ってすでに読んでいるかもね。

だって、四国の松山が舞台の坊ちゃんとかあるものね。
まあ、おもしろいかどうかは現代っ子にはわかんないけれど。

とりあえず、夏休みの100冊みたいなのに夏目漱石の本は
必ず入っているよね。


で、私が読みやすいのはやっぱり伊坂幸太郎か
恩田陸かよしもとばなな。

で、はまって抜けれないのは村上春樹と島田雅彦。
恐い話では高橋克彦。幽霊が登場するけれど
心に感動を覚える作品が多いので、彼の文章力は
すごいと思う。彼は仙台を舞台にすることが
多かったから、今回の震災でまた何かを
感じられているのかもしれない。


まあ、ミュージシャンは読書家が多いから
すでに「全部読んでる!」って言われて
反対にお薦めを言ってもらえるかもしれない。


植田氏のファンの中には彼に母性本能を
くすぐられるという方もいるようだ。

母性本能っていうのが女であるくせに私には
いまいちよくわかっていない。

母性本能というのは自分の赤ちゃんに
おっぱいあるいはミルクを与える時に
自然と出てしまうものだと解釈するからだ。
子どもが危険に遭いそうなときに身体を
はって助けようとするのが母性本能だと思うからだ。

それ以外に母性本能っていうのはよくわかんない。


韓流系俳優さんを追っかける人たちで
特に年配の方達はその言葉をよく使う。
あなたたちはまた子どもが欲しいのか?と
ひねくれた私は思うんだ。

私にはちょっと何かが欠落しているのかもしれない。
まず人を顔だけで好きになることはないし、
母性本能をくすぐられるから好きになることもない。

私が好きになるのはミュージシャンであれば
最初の一音だ。
最初の一言だ。

そこから惚れて行く。そして全部好きになる。
だから、音楽無しでその人と出会っても
果たして好きになるかどうかはわかんない。

建築家でもそう。
美術家でもそう。

まず建物に惚れる。
まず絵に惚れる。

そこからその人が好きになる。

で、顔なんかも後で知る。
驚くほど男前のときもあれば
ユニークなお顔の方もある。

でも、そんなこと関係ないぐらいに
その作品は私をメロメロにすでにしているんだ。


私が植田さんに望むことは
周りを気にしないで、
自分が本当にやりたいことを
やってほしいということだ。

彼が好きな音楽をやってほしいということだ。
音楽で一生食べて行くのなら、なおさら
本当にやりたい音楽をやらないと意味がない。


人に好かれることだけを考えていたら
本当にやりたいことはきっとできないと思う。


真田さんとのペアは素晴らしいペアだと思う。
もちろん、それは大事にしてほしいし、
お互いにそれぞれの良さを出し合える関係だと
思っている。

ただ、もし植田さんがバンドとかをやろうと
思うなら、お友達だけで集まるのではなくて
本当にやりたいことを同じ価値観で考えている
メンバーを集めてやってほしいな。

じゃないときっとそのバンドは何も残さない。

東京は広い。
数えきれないほどのミュージシャンがいる。
その中で、里見八犬伝のように植田さんが
必要としている、声、ベース、ドラム、という
水晶玉が君を呼んでくれて、そして君がみつけて
すばらしい歌がそこから生まれることを
想像して、また次に植田さんのライブが
見れる日を楽しみにしておく。


最後にワンピースのサンジは料理人だけれど、
ちょっと見た目が似た感じだよね。
で、植田さんは真田さんのために彼が素材として
用意した音楽をよりおいしい音楽になるように
これからもギターで料理していってくださいね。


何やら、わかるようでわからない内容でしたが
苦情は受け付けませんのであしからず。

では今宵もgood musicを!












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