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HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

真田暎人という言葉織り人について

2011年07月05日 | 真田暎人/UESA
catch - 22。どっちを選んでも後悔しそうな2択。

辞書で調べると
(矛盾する規則・状況による)金縛り状態(catch-22 situation);不条理な状況,ジレンマ.
と出てくる。

catch-22は細美武士さんのブログから引用している。

偶然なんだけれど、今日私が書こうとしていたことが
この言葉で見事に言い当てられている。

もちろん細美さんはこれは震災後の町にボランティアに行って
そこでの体験から出て来た言葉なんだけれど

私は、今日は真田暎人という
私がもう何年も素晴らしいアーティストだと
信じ、今もそうだと思っている人について
今更ながら、改まってではあるけれど、
あえて書きたいと思った。

真田暎人氏は大阪の摂津市の出身だ。
どのような生い立ちとか
そんな詳しい事は知らないし、

まあ「ライ麦畑でつかまえて」の
ホールデンの言葉を借りるなら

そんなことどうでもいいんだ。
彼が今日本のどこかで唄っているってことが
大事なんだもの。


ただ、私も大阪に住んでいたり
大阪で仕事をしていたりしたから
おそらく同じ風景も見ていたと思う。

だからか、

彼が大阪在住中に書かれた歌詞には
大阪の風景が見えてくる。


たとえば

♪人を詰め込み過ぎた鉄道が橋を渡ってく
知らない人同士 こんなに集められたもんだなあ

(「白い朝」より)

もちろん、これが大阪の風景なんて
誰も言ってないし、ご本人からも聞いてない。

でも、私には淀川にかかるいくつもの鉄橋を
過ぎ行く電車が見えたんだ。


♪バスがほらあんまり大きなクラクションを鳴らすから
言おうとしてた夢「なんだっけなぁ」

(「手の中の未来」より)

なんだか、これは千里あたりのバスターミナルかなとか
思ったりして。

まったく違って東京だったりしてね。

でも別にいいじゃんって(笑)


私はJet Kelly時代の真田暎人って言う人が
とてつもなく好きだ。この頃の作品は
いつもまっすぐに彼の意思が明確に
前に向かっていたから。

彼は彼自身のために書いていた。
誰のためとか
仲間のためとか
そんなこと

おそらく彼は思ってなかったんじゃないかな。
すべては自分が書きたいから。
自分自身のために。

少しもブレない芯がそこにあって
それがとても頼もしく、
本当にすべてが新鮮だった。


Jet KellyがTOKYO DROPになって
それからまもなくJet Lily Starになって
そして、去年それは終わりを迎えた。

その終わりにおそらく近い頃
真田暎人氏が作った歌に
「孤独の星」という曲がある。

♪明日に世界が終わっても
庭に林檎の木を植えよう。

明日も僕らは笑ってる
くだらない冗談の中で

この歌詞には彼のある意味
哲学があるのかなって思うんだ。
彼は明日が必ず来るとは思っていない。
だからこそ、今を笑わなくちゃって。
今何か行動しなくっちゃって。
そして、それはなんでもないことでいいって。


こういう歌があった。

♪日々の向こうに僕はいざ笑う
見知らぬ町へ伝えにいくんだ
始まりの言葉

流れているモノにただ負けぬように
見知らぬ人へ聴かせにいくんだ
こんなギターソロ

(「日々の向こうに僕は笑う」)


あなたの始まりの言葉は
またやってくるのかな?



Jet Lily Starがまだ健在の時代に
あなたはここをしっかりと
ホームベースとしていたよね。

UESAは課外活動のように
私自身は感じていたんだ。

決して同じバランスであったとは
思えない。

だからこそ

しっかりとまっすぐ届く「yes」のような
名曲が生まれたんだと思っている。

君は安心してホームベースから
ホームランを打つことができたんだもの。
チームメイトが見守る中ね。

そして、今

真田暎人という人は本当のところは
どうなんだろう?って思うんだ。


ここに
catch-22って言葉が繋がる。


UESAの歌を聴いていると
どうしても自分のために作っているようには
思えない。昔のようにはもう無理なのかな?
自由に誰かのことを考えずにのびのびと
自分のために書けないのかな?

かつてレミオロメンの藤巻さんは
自分のために歌を書いていた。
そこで生まれた名曲のひとつが
「ビールとプリン」だと思う。

ところが「粉雪」あたりから
彼は人のために歌を作るようになった。
もちろん、それで大ヒットで国民的
バンドになったんだ。

でも、何かが薄まって
何かが消えた。


私はとってもとっても悲しかった。
万人に向けて書く事の意味って何なのか?って
思った。


私はあなたの書いた超個人的な出来事に
自分の日常のひとひらを重ね合わすことで
なんだかすごく温かい気持ちになれたのにって。

薄まった日常になんて何の思いも寄せられない。


っていうような葛藤から少しずつ藤巻さんは
私から遠くなっていった。


真田暎人氏は以前は自分が作った曲はまっすぐ
一本道の向こうへ放って行けばよかったんだろうけれど
今は道は2本あって、どっちへその曲を進ますか
いったん立ち止まるのだろうか?
もし、そういうのがあるのなら
すごく残念だし、道を一つにできないものかと
思ってしまう。

でも、それはまたcatch-22になってしまうんだよね。
どっちの道を選んでも必ず後悔が残るように
もうなってしまっているものね。


でも、後悔したっていいじゃないかって
思うんだ。


今すぐにその道は選べないだろうけれど
いつか選ばないといけない日が来た時には

「後悔上等!」って感じで

背筋を伸ばして、バイバイしてほしいんだ。

どっちを君が選ぶのかわからないけれど

私は真田暎人という人の才能をとことん
最大限に活かせる環境を音楽の神様に
切に願っている。


なんだか今はソロでライブやっている時が
一番自由なあなたが見れるような気がする。


正直、ぜんぜんライブを見ていないのに
どうしちゃったんだろうね。私は(笑)

人のためじゃなくて
自分のために作ってほしい。

もちろん、
家族とか
恋人とか
大事な人たちのために作る個人的な歌は
素敵だ。

そうじゃなくて、
「こういうのをやったら皆あるいは女の子のファンは喜ぶだろう。」
みたいなのはいらないんだ。

あなた自身が一番愛せるそんな曲をどうぞ作ってください。



ユニットでやっているUESAだけれど

「Where is love」には昔のように
自分のために書いている真田暎人氏が見えた。

だからこの曲が好きなんだ。


そして、細美氏が言うように

「どんな選択をしても、
必ず少しでも明るい未来につながるようにするために、
自分たちにできることはなんだろう。」

それが歌を通して証明できるといいね。

これからもくりかえしくりかえしあなたの曲を聴いて
人生をまっとうするだろうけれど


これから先、
あなたの音楽があなたに嘘をつかないように
心から祈り続けます。

こんなにも

こんなにも

真田暎人氏の歌が好きだから。






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何かが大きく変わることなんてないんだ。

2011年07月04日 | 真田暎人/UESA
最近、暑い。
当たり前だけれど暑い。

でも、私は今日一日エアコンをつけていない。
熱中症にならないようには心がけているけれど
なんかつける気がしない。

関東の人たちが今節電していて
エアコンの設定温度も上げていて
暑い中いるのを思うと
なんだか同じ感覚を味わいたいというか
そういうところは変なのかな?

ってなんだか大層な事書いているけれど
私は実はあまりエアコンをつけない人間で
汗かきつつ、水分をバカほど取り、
アイスクリームを食べたりしているのが
好きみたいです。

そう、暑い夏が大好きな人間なのです。

汗をふいたり、着替えたりした時に
涼しさを感じるのが好きっていうか。

実際のところ、私はふだんの夏と何も
変わってないんだ。

「海辺のカフカ」を読んでいて
改めて、そうだよな~って思うのがあった。

夏目漱石の「坑夫」を読んで主人公のカフカ君が
感じたこと。

主人公が体験から何か教訓を得たとか
そこで生き方が変わったとか
人生について深く考えたとか
・・・・・・・
彼が人間として成長したという手応えみたいな
ものもありません。(海辺のカフカより引用)

不完全であるが故に人間の心を強く引きつける
         (海辺のカフカより引用)

私が好きになる音楽の歌詞にはそういうのが
多いなぁ~って改めて思ったんだ。

ELLEGARDEN時代の細美さんの書く詩は
結局はこうしなさいとかがんばれとか
そういうのはなくて、でも
そうなんだよなぁ~っていう感覚で
逆にその変われないけれどそういうもんだよっていう
事になぜか安心してしまう感覚があった。

the HIATUSの彼の詩もやっぱりそういう
スタンスのままだ。


FoZZtoneの渡會さんの歌詞もそういうところがある。

新曲の「口笛男」だってそうだ。

それで何かが変わるなんて歌っていない。
日常のどこにでもありそうな風景に
なぜか光をふとつかめそうな気持ちになる瞬間を
見つけれる歌なんだ。

私がずっと好きなミュージシャンで歌い手で
歌も作る人に真田暎人っていう人がいる。

って今更いうこともなく、ずっと私が
ブログで彼のことを書いているから
なんで改まってって思うだろう。


最近彼の詩について考えることがあった。
彼の今と昔について

彼の詩が好きなのは
まさに
何かが大きく変わるっていうものではなくて
やっぱり日常のひだを丁寧にすくい上げて
拾って書いて行くところなんだ。

そこがすばらしいんだ。

ただ、最近少し変化してきている。

またそれについては
ゆっくりと考えてみたい。




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UESA in store at 2011.5.22

2011年05月22日 | 真田暎人/UESA
朝は大雨だった。

でも、自分で言うのもなんだけれど
結構私は晴れ女。

とりあえず自分が行く時は
雨も止む事が多い。

で、やっぱり傘を使わずに
南彦根くんだりへ無事にいくことができた。

それにしても
まさか自分がこのような場所に
やってくるとはつい最近まで
想像もしてなかった。

彦根は滋賀県では有名な場所のひとつで
あのゆるキャラ「ひこにゃん」もここ出身である。
あるいはラルクのメンバーのお二人も
彦根出身である。

そんなメインな彦根よりちょっと南にある
南彦根にあるローカルな大型モールの
VIVA CITY 彦根で

そよかぜとUESAの
インストアライブがあった。


正直行くことはかなりためらったけれど
UESAの2人が「インストア」に対する思いを
綴ったブログを読んでいたので
やっぱり自分の目で見て耳で聞かないと
わかんないなと行くことにした。

ついた時はすでにそよかぜのライブの
第一部は終了していて、植田さんが
ステージでギターのチェックをしていた。

そしてUESAの第一部が始まった。

セットリストは

ダイヤモンド
Life goes on
ハローハロー
いつか世界樹の下で
真っ赤な糸

ちょっと意外なセットリストに
思えたけれどLife goes onが
聞けたのはうれしかった。

第二部の方のセットリストも書いて置くと

キャラバン
マーチ
真っ赤な糸
パパリーナ
summer movie
where is love


キャラバンが聞けたのはよかったし
where is loveもやっぱり
私には真っ赤な糸よりキーソングのように
思えるんだ。なぜか。

観客は年齢層バラバラで
かなり高年齢の人もいれば
赤ちゃんもいる。

それが大型モールでの
インストアってもんだ。

このモールは
滋賀県では有名な平和堂っていう
スーパーの大型版なんだけれど
その大型版の構造は結構どこも
似ていて、シースルーのエレベーターが
5階ぐらいまで上がって行く場所の前が
広場になっていて天井までかなり高い
吹き抜けになっている。

その広場で歌うと
声が天井の方にあがっていく
そんな感じがするんだ。

UESAの2人はとても自然体で
いつものライブのような感じで
やっていた。

印象的だったのはそよかぜが
終わってからUESAのライブが
始まるまで20分ぐらいの
空き時間があるんだけれど
もう15分前ぐらいには
植田さんはステージにあがって
ギターチェックをし始める。
というかずっと弾いている。

そんなことするミュージシャンって
そういないと思うけれど、
彼はずっと弾いていた。

真田さんはそれより後に
登場する。そしてなかなかステージには
あがらない。

そんな対照的な2人を見て
そこがいいんだろうなって
思った。

2人とも同じ行動すると
しんどいものね。

植田さんがMCで
真田さんに「おまえゆるきゃらみたいだな。
さなにゃん」ってなことを言ってたけれど
それなら「ひでにゃん」の方が言いやすい
って心でつぶやいていた自分がおかしい。

2人のMCからおそらく見た人が
私の近くで

「これって漫才の人?」って
話しているのを見て笑えそうになった。


音楽漫談ではありませんよって。

小さな子も真剣に見ていた。

中に「ギターほしい」と言っている
6、7歳の男の子もいた。


そよかぜは何度か滋賀でやっているみたいなので
やっぱりそういう積み重ねは大事だなと思ったのが
あるカップルが通って、男の子の方が
「あ、そよかぜ来てるんだ。」ってつぶやいたこと。

こんな
って言ったら怒られそうだけれど
(ちなみに私の住んでいるところも
さほど変わらない環境です。)
すでに「そよかぜ」は知名度を持ちつつあるんだから。

そういう努力っていうのも大切なんだね。


そよかぜ自体の音楽は新曲って言っていた
最後の曲はいい曲だなと思ったけれど
正直、全体的に印象は残っていない。
申し訳ないけれど、私の聞くジャンルでは
ないだけで、好きなひとは好きなんだと思う。

UESAの2人はステージだけ見ていたら
インストアとかライブハウスとか
関係なく、いつもの
いやいつも以上のロックなUESAだった。

ただ、そんなに回数インストアでする必要も
ないのかなって思った。

いろんな方法があると思うし
インストアもそんな方法のひとつだと思う。


でも、来年の今頃にまたVIVA CITYで会いたいとは
思わない。というか来ちゃだめだと思っている。


やっぱりインストアはCDショップでしてほしい。
スーパーで多くの人に聞いてほしいという気持ちもあるだろうけれど
彼らは万人に聞いて欲しい音楽を最初から作っているのではなく
自分たちが伝えたい音楽を放っていると思っている。
もちろん多くの人に聞いてもらわないといけないんだけれど
そこのところをうまく言葉で言えないんだけれど
友達100人より親友2人の方が大事っていうのと
似ている感じ。わかってもらえるかなぁ~。


ファストフードのような音楽もこの世にはいっぱいあって
そういう音楽の方が蔓延している。

そういう音楽ならインストアなんてぴったりだろう。
でもUESAのような音楽なら
年齢とかそういうのは関係ないにしても
聞いて欲しい人たちっていうイメージは
あるんじゃないかな?

なら、そういう場所でやるべきかと。


観客を選んじゃだめだってわかっている。
でも、お金を払ってでも聞きたいと思って
集まってくれる人のいる場所で歌うのが
大事だと私は思うんだ。

もちろん、インストアはそのきっかけになる。
でも、確率的にはかなり低いと思う。

あと16時の部のUESAのライブの時間は
スーパーにいる人たちはそろそろ帰って
夕食の準備に入るから、ほんとうに
聞いてもらうのは大変だと思った。

やっぱり音楽は音楽を聞く場所で聞きたいな。
アウトドアでも構わない。
そこに音楽を聴こうと思って集まった人しか
いない場所で聞きたい。

そんなことをインストアライブの
ステージではなくて
その周辺を見て思った。

UESAは果敢に自分たちらしさを見せるステージに
全力投球していて
それは本当に素晴らしかった。

2人の雰囲気はどこか
フランス映画の登場人物のようで

なんだか映画ができそうだった。

ステージで歌っている2人の向こうに
果てしなくいろいろなイメージが
広がって、短い時間だったかもしれないけれど
そこには深い何かが私には見えた気がした。

見えているものだけじゃない何か。
笑顔とリズムをとる足の下には
彼らの今へ続く道が続いていて
それがまたどこかへ繋がって行く感じがした。

この1年を勝負の年にしてほしいと
本当に思った。

でも、今日の2人を見ていたら
勝負に勝てるって思った。

なんの勝負かって

そりゃあ日本制覇さ(笑)


もちろんそれを望むけれど
その前に自分制覇と相方制覇をしてほしい。

植田さんは今日は今まで私が見たステージの中で
一番自然な笑顔でいた気がした。

なんとか楽しさを伝えなきゃではなくて
なんて楽しいんだろうって感じ。

真田さんもくつろいだ雰囲気が
ジュテームって感じでよかったのかもしれない。


でも、あの広い場所でインストアでやるなら
私の地元のミニゼップでライブやってほしいな。

あの忌野清志郎さんも
ELLEGARDENもライブをやったところ。

歩いてでも行けちゃうんだ。

いつか絶対に来てくださいね!






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片岡大志 唄会 at 雲洲堂 Osaka

2011年04月22日 | 真田暎人/UESA
2011年4月17日(日)

春っていうのはこういう日をいうんだろうなっていう
Spring is this day!に待ちに待った片岡大志『唄会』が
大阪北浜の雲洲堂でありました。

穏やかな快晴の日に
私の地元では桜満開。

サクラというのはある京都の料亭の方が
言ってらっしゃったのですが

サは神様
クラは座するという
意味があり、
すなわち
神様がお座りになる場所という
名前の由来があるそうです。

震災後、いろいろな場所で桜が満開に
なっていってます。
神様はどのように今を見つめていらっしゃるのか
そんなことをふと考えてしまいました。

桜の花びらが散ると道がまるでレッドカーペットのような
桜色カーペットになります。そこをゆっくりと
神様は歩かれているのかもしれません。
そこを歩くひとたちの肩にそっと手をあてて
「いっしょにまた来年もこの道を歩こう」って
言ってくれているのかもしれませんね。

去年は1月で冬って感じでしたが
今年は4月でまさに春。

次は夏にしてほしいなと
雲洲堂の四季を見たくなりました。

古い酒蔵を改造した場所だけあって
ノスタルジックな雰囲気をかもしだしている
場所です。

そこで、「唄会」は催されました。
ゲストはUESAです。
真田暎人氏と植田健一氏のユニットです。

まずはセットリストから

(第一部)
sitting alone
十九の春(カバー)


真夜中のコール
swallow and blue

where is love(UESA)
好きなひと(UESA)
恋の予感(安全地帯カバー)

spade


(第二部)
らんたな
Don't worry
なごり雪(イルカカバー)

our song(UESA)
パパリーナ(UESA)
フリスビー(UESA)
誰かが君に恋してる(UESA)

今夜はブルーが多すぎる

夢想花(円広志カバー)
B-Love

スマイル


二部形式なので
間で休憩時間が入ります。

7時過ぎから始まって
終わったのは10時半ぐらいだったかな?

かなりのロングライブです。

ファンにしてみたら
とてもうれしい充実感ですが
家が遠いものにとっては
やや「ハラハラ」ものでもあります。

前回が私は初めて見る「唄会」で
今回が2回目なのですが

前回に比べて、大志さんが1人で歌うのが
少なくて、UESAとの絡みが増えた気がしました。

MCも毎回どこまで続くの?的な感じで
展開していきますが、今回はヒデトさんの
元かのとこの日のライブ前に電車で会ってしまった話とか(「恋」の前あたり)
健一さんの初恋のひとの名前とか高三で初めておつきあいした
話とかそんな過去の恋愛話が「すきなひと」の前後に展開されたような
記憶があります(すぐに忘れる私の脳内メモリー!)
大志さんが「すきなひと」がすごくいい曲で好きだというような
話からそうなったような。

ヒデトさんがワンピースを着ている人が好きみたいで
そのワンピースネタで盛り上がってましたね。

そういえばヒデトさんの歌詞にはワンピースって
よく出て来ますよね。

白いワンピースが好きって言ってたから
これからの夏のUESAのライブで白いワンピースを
着てくる人が多かったりして(笑)

ヒデトさんとはまったく関係ないけれど
私の10代~20代のお気に入りに白いレースのワンピースがありました。
それは母が若い頃着ていたオーダーメイドのワンピースを
もらって着ていただけですが、それを着ているとすごく
もてた(笑)時期もありました。

白いワンピースっていうのは何かあるのかもしれませんね。

さて、MCはいろいろありすぎて
覚えきれてないというか
ある意味私の休憩時間というか
トークを楽しみに来ている人もいれば
音楽を聞くのを楽しみに来ている人もいて
それは人それぞれなので好きなように
ライブっていうのは楽しめたらいいんじゃないかと
私は思っています。

さて、音楽について

一発目にSitting aloneが来たので
ニコ動的なら「キター!」ってコメントが入る感じです。

この曲は大志さんの曲の中でもきっと5本の指に入る
好きな曲です。

これに対してのアンサーソングがJet Lily Starの「parade」です。

どんな曲がご存知ない人がいたら
YOU TUBEにこのJet Lily Starの「parade」があるので
よければ聞いてみてください。

信号が変わって人が歩き出す風景
交差点の風景
これが大都会と田舎では
ぜんぜん意味あいが変わることを
この歌を聞く度に思います。

これは駅の構内でもそうかもしれないけれど
たくさん人がいる場所では
どこか人が物体のように見えることがあります。
でも、考えれば、そのひとりひとりに
深い人生があって、深い悲しみがあって
大切な人がいて、そう、みんな命をもった
尊い人たちで一生懸命に今日を生きているんだと
思うと、一瞬にして心にせつない思いが
溢れてくるのです。

そういう思いをこの曲を聞く度に
思い出すわけです。

「19の春」は
戦前から奄美大島などで歌われ続けている
曲だそうです。

メロディラインは沖縄の歌っぽいですね。
沖縄の歌というのはどこか物悲しくて
深く滲みてくる曲が多いです。

沖縄出身のアーティストでは
モンゴル800がやっぱり好きですが
出身ではないけれど、沖縄の旋律を
世界的に知らしめたthe Boomの
「島唄」は素晴らしい曲ですね。
大好きです。

沖縄の民謡は実はアイルランドの民謡と
共通する部分がたくさんあるのですよね。
そういうのを研究されている方もあります。
興味のある方はまた調べてみてください。

「恋」はきっと初めて聴いたと思いますが
素敵な曲ですね。

人には簡単に「恋」しなくても
何故か音楽にはすぐ「恋」できるという
変な体質の私でありますが。


「where is love」を震災後初めて聴いたら
なんだか以前とはまた違う感じに聞こえました。

きっとこれから先もずっと深い思いとともに
この曲は私の中にいつもあるんだろうなぁ~って
感じました。

「好きなひと」
この曲をもし、自分の生涯のパートナーに
歌ってもらったらすごく幸せだろうなぁ~って
聴きながら思っていました。

ずっと好きなひと~って

私はなんて幸せなんだろうって

いつか歌ってもらおうかなぁ~。

その前にまず「音源」を出してほしいです。


「恋の予感」はあの玉置浩二氏がいた安全地帯という
バンドの曲です。

知っている世代と知らない世代が会場に入り交じって
なんか不思議でした。なぜか家には昔となりのおじさんが
くれた安全地帯のレコードがあります。

って話がそれましたね。

唄会でいつも思うのは
大志さんと暎人さんのハーモニーがすごくきれいだということ。
こんなに声質もぴったりときれいに重なるって素敵だなぁ~って。

あのハーモニーは暎人さんが大志さんの歌を聴いて
おそらく自分の感覚で(もちろんハーモニーのルールっていうのも
あるのですが)ハモっているわけで
それがほんとに狂わなくてうっとりしてしまいます。

「スペード」は大志さんの新曲のひとつで
初めて生で聴く事ができました。

すごく難しい曲って聴いてたのですが
それをいっしょにやるUESAってやっぱり
凄いなと思いました。

この曲はどこかヴィム・ヴェンダースのロードムービーのような
大志さんがお好きなブローティガンの小説のような空気感の
漂う曲です。

聴きながら、頭の中で映写機が回ります。

このような大志さんの曲をいっしょに弾く時に
植田さんはそのギターのメロディラインを自分で
考えるのでしょうか?大志さんのギターと
美しく重なり合う演奏がほんとうに
胸の奥の奥まで響いてきます。


この「唄会」が私にいつも何をお土産にくれるのかというと
植田さんのふだんとちょっと違うアコースティックギタリストの演奏姿。
もちろん、UESAの時もそのギタリストとしての存在感は強く
あるのですが、見えない彼の努力とかこういう自分たちの曲でない
ものを演奏するときにこそ、本物かどうかっていう真価が問われると思うのです。
「唄会」で黙々とギターに全身全霊で向かう彼の演奏姿を見たら
彼は本物だってはっきりわかるのです。

正直、私はときどき誤解してしまうことがありました。
特にUESAの初期の頃。でも、今回の「唄会」」で
心の音が住む場所にもう揺るがないどっしりとした
アーチを建ててくれました。それは暎人さんと植田さんの
2人によるアーチです。


暎人さんがご自身のブログで「自分はまだまだ彼の良さを引き出してない」
というようなことを書かれていましたが、ポップソングではなかなか
ギターソロに長い時間取ることができないから、唄会のようには
いかないかもしれません。でも、歌とギターの音色のかけあいとか
をもっと入れたらりしたらおもしろいのかなと思いました。
ただし植田さんもこのときは声を出さずに
ギターのメロディだけで掛け合うようにしたら、ギターを
通しての本当の彼の声が聞こえてくると思うのです。ってあくまで
素人の考えなので受け流して下さいね。

そして、植田さんは本当に暎人さんの才能や歌を大事に
そしてすばらしいと思っている事が今回しっかりと
わかりました。植田さんは暎人さんにわざわざ引き出してもらわなくても
ご自分からその色をこれからどんどん出されると思いますよ。

あれだけの指の動きをずっとくりかえして
弾くなんて並のギタリストではできませんもの。

エレキの早弾きより難しいアコギの早弾きが
出来るひとなんですから。

それにあのマンドリン奏法(って勝手につけましたが)
あれはクイーンのブライアン・メイの津軽三味線奏法に
匹敵しますよ。

フレディもきっと天国から

「KEN! Good job!」なんて言ってくれてるんじゃないかな?

リアルフレディを見たことがある私が言うんだから
間違いない(笑)


「フリスビー」の時のソロのギターは本当に
息が止まる感じなくらい、指の動きが速いのに
音を飛ばすことなく強弱もつけて
なんて素敵なんだろうっていう音を出してくれました。
圧巻でした。終わりの方はマンドリンっぽいところもいっぱいで。

この「フリスビー」は植田さんのいいところもいっぱい見れて
暎人さんの笑顔いっぱいのそれでいて力強い歌も聴けて
会場も多いに盛り上がる曲なんじゃないかと改めて思いました。
まさに植田さんの才能も引き出しつつ、みんなと楽しめる曲ですね。

第二部の初めにも大志さんの新曲が披露されました。
「らんたな」という曲です。最初どんな花か知らなくて
ネットで調べました。とてもいろんな色のある花でしたが
この曲はとてもほんわかしてくる曲です。

日だまりを思い、その場所にいる自分を思いました。

日々に追われているとそういう時間や光を忘れてしまいます。
だから、余計に愛おしい感じがしました。

UESAの曲でこれも私が好きな曲「Our song」を
やってくれました。これのギターのメロディも音色もすごく好きです。
この音色はまさに歌。暎人さんの歌声と溶け合ってました。
こういう歌を作れる暎人さんにも本当に毎回心から拍手するしか
ないです。どういうところからこういう曲が溢れてくるんだろう?
って、それが天才ゆえんなのでしょうね。
ここにもマンドリン奏法が美しくキラキラしていました。

大志さんの声もいつもつやがあって
UESAの歌にさらにインパクトをつけて下さいます。

油絵に白い絵の具で一塗りするだけで
ぐっと絵が奥行きを増すように
大志さんの声がよりUESAの歌に奥行きを
つけます。

「夢想花」を今回カバーしたのは関西だからですって。

とんでとんでとんで~
回って回って回る~

っていう円広志さんの歌。

「誰かが君に恋してる」では植田さんは立ち上がって、
会場にまで下りて行って、ファンのひとと握手したり
してました。

しばらく立ってのノリノリの演奏を披露してくれました。

それから私の好きな
「今夜はブルーが多すぎる」を
聴けました。この曲は大志さんの曲で最初に
聴いた曲なのである意味一番好きな曲なのかもしれません。
思い出深い一曲というか。

ラストは「スマイル」で終わりました。


かなり時間が押していて、ちょっとしたメニュー変更も
あったようですが、存分に楽しめた時間でした。

「唄会」はある意味広い水槽で
そこを植田健一というギタリストと
真田暎人というボーカリストが
自由自在に好き勝手に泳げる場所だと
感じました。

だからこそ、ふだんと違う2人が見れるのです。
そして、そこがとても好きです。

もちろんUESAの時も
これから始まるbye bye circusも
好きに決まっているのですが

安心して大志さんの懐に
包まれている2人がとっても好きです。

きっとその前にあった
奈良での唄会では薮内さんがそうだったのでしょう。
そんな薮内さんも見てみたいです。
ふだんも好きですが、また違う面から好きになると
思います。


私は仕事場ではあ~だこうだといつもしゃべっているのに
仕事を離れるとあまり上手にお話することができません。

本当はもっともっと3人に言いたいことはあったのですが
言えなくて。

だから、こうしてブログに書くしか無いわけで

まあ、そんなやつです。

ちなみに職場ではきっと私は違う人間。
もちろん家での私も想像を絶する人間。

どれで出会うかできっと印象も変わるんだろうけれど
音楽が好きっていうのだけはいつもどこでも
大きな声で

「私は音楽が大好きだ~!」って

言ってます。

また次の「唄会」が楽しみです。





















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明日が近い

2011年03月24日 | 真田暎人/UESA
♪明日が近い そう思えた僕は無限大

こういう言葉を真田暎人っていうミュージシャンは
ずっと昔から未来に向かって放っていたし、
今も放っている。

今、この歌の音源をあげることができないのは残念だけれど
彼が伝えたいことは今もUESAというユニットで
あるいはこれから始動するバンドで発信中だ。

実際にこの世界にある事件や戦争や災害を
彼は歌にして、そこで人としての生き方を
探って行く。

the Yellow Monkeyの名曲に「JAM」という曲があるのは
多くの音楽ファンはご存知だと思うけれど、

「外国で飛行機が堕ちました。ニュースキャスターは嬉しそうに
『乗客に日本人はいませんでした』いませんでした。いませんでした。
僕は何を思えばいいんだろう 僕はなんて言えばいいだろう」

っていうフレーズがある。

これを書いた吉井さんと同じ物事を見る目というか
価値観を持っているのが真田暎人氏だと思う。

物事を片方からではなくて
両側から見れる人。

どっちが悪いとか
どっちがいいとか
そういう観点で見るんじゃなくて

何が真実で
何が自分にとって大事なのか
というのを常に考えている人。


もちろん、これはあくまで
真田氏の作る歌から感じたり
彼のブログから感じることであって
彼のことをくわしく知るわけじゃない。

でも、その人が選ぶ言葉で
私にはその人の人となりがわかるような
気がするんだ。

この人しか選ばない言葉っていうのがあるから。

♪この星は幾十億の愛も抱えてる
まわる 僕もまわる 幾十億の愛とともに

明日が近い そう思えた僕は無限大♪


東北地方でがんばっている子ども達も
日本全国の子ども達も
世界中の子ども達も
そして世界中の大人達も

みんな無限大。

同じ星でいっしょに大きな素敵な夢を
見れたらいいな。




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UESAの思い

2011年03月14日 | 真田暎人/UESA
UESAという2人組のユニットは関西出身の真田暎人氏と植田健一氏の2人から成る。
この2人は今は東京に住んでいて、音楽活動をしているんだけれど
今回の大震災を東京で体験した。もちろん、東北地方に比べたら
東京はまだ、ずっとましだったかもしれない。

でも、それはあくまで東北のあの凄さに比べてで
実際のところのマグネチュードはすごいもので
東京だけ見ても、ものすごい地震だったんだ。

どうしても、人間っていうものは比べてしまうのだが、
どんな状況であれ、人が「自分はもうだめかも。」と
思う恐怖を感じるレベルというのは差はないし
それを比べることはできない。

だから、彼らが横浜ベイシスでライブをする日に
そこで震災にあってしまったときに、かなりの
ショックと恐怖を受けたのは当たり前であり、
その後、さらにひどい東北の状況を知って
何かをしなくちゃと思ったのは当然だと思うんだ。

自分たちが住む東京の家もかなりの古さで
もしかしたら、危険かもしれない。
そういう恐怖もありつつも
命ある自分たちが多くの辛い状況にある人に
何ができるかと一生懸命に考えて
やろうとしたことに対して、
いろいろな意見が飛び交った。

それは彼らがストリートライブをして
そこで、急遽、手作業で作った音源を
販売することでその売り上げすべてを
被災地に義援金として寄付するという
彼らの行動に対してだった、

少しでも協力したいからその
ストリートライブへ行きたいと言った人もいれば
今のまだ余震もある状況で
ファンを危険な目に合わせて
ストリートライブなんてしていいのかと言った人もいて
それぞれに
誰もがちっとも悪くなくて
誰もが本当は人の命を大事に思って
このストリートライブへの思いを綴っていた。

私はそんなファンのみなさんの気持ちが
あたたかく感じられたし、
UESAの2人がいろいろ考えた様子も想像できたし
一生懸命CDを作り続けてくれたスタッフのエビちゃんも
(彼女の実家も確か福島だったかと)すごいと
思っている。


客観的に考えると、
やはり思いが強い分、
急ぎ過ぎた部分もあるかもしれないし、
それは多くの人があの現状を映像等で見たら
いてもたってもいられなくのもよくわかる。

でも、どのタイミングでそれを行えばいいかと
少し自分をクールダウンして考えてみるのも
いいかもしれないと思うんだ。

きっと時間の経過の中で
やるべきことが見えてくると思う。

すぐに助けたいと思う気持ちはみんないっしょだし、
そのために海外からも救援隊がどんどん
到着して、世界中の人たちが
ひとりでも多く助けたいと願ってくれている。

今、この大変な震災の被災者の方々に対して
世界の思いがひとつになっているというのは
すごいことじゃないかって思うんだ。

痛みをみんなが分かち合おうとしているのが
今なんだ。

すごい悲劇だし、すごい災害だ。

でも、人間の心は今一番素敵だ。


福島や宮城でもライブをしたことのあるUESAにとって
そこで今大変な状況にあるファンのためにも
何かをしてあげたいと思うのは
他のいろいろなミュージシャンと同様な気持ちだ。

でも、ストリートライブをやる場所自体は
安全であったとしても、そこにやってくるファンの
道中は不安だ。

ファンというのは時として危険を冒してでも
好きなミュージシャンに会いたいと思うことがあるからだ。
ファンはそうしてでも救いを求めることもある。


私はUESAの気持ちが痛いほどわかる。
だから、思うんだ。

こういうことはどうだろう?って

危険を冒さずにあなたたちの演奏を見れる機会を
与えてあげる。


あるいは

東北地方にいて、今携帯しかもっていない人が
ほんの数分だけでもあなたたちの歌っている姿が
見えることで、元気になれるのなら
それを見せてあげてもいいんじゃないかな?って


たくさん作られたCDはまた機会を見て
販売し、その売り上げを寄付するチャンスは
まだまだいっぱいあると思う。

この震災の復興のためには
どれほどのお金がいるか
果てしないぐらいだから。

少しでも
少しでも
多くの人の心のこもった義援金が
集められることが
復興を早めて行ってくれるのかもしれないと
私は思うんだ。


だから、今はこの映像で東北地方あるいは
関東周辺に住むファンの方にUESAの思いが
伝わるといいなと思う。

「Where is love」by UESA





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中嶋ユキノ「Dear...」 24th 「桜ひとひら」配信リリース記念のUstream

2011年03月05日 | 真田暎人/UESA
中嶋ユキノさんの「桜ひとひら」の3月2日配信リリースを記念して
Ustreamでの彼女の番組「Dear・・・」が2時間スペシャルで配信された。

中嶋ユキノさんは菅原紗由理さん(フォーライフ)の歌の歌詞をいつも手掛けている方で
聴いてわかるように素敵な詩を書く方だ。

でも、ずっと私は疑問に思っていた。
ユキノさんはご自身がシンガーソングライターなのに
どうして、別の歌手のために歌詞を提供し
自分のCDを出せないのかって。

ユキノさんの歌を聴いた事がある人ならわかると思うけれど
本当に深い透明さと美しさを兼ね揃えた歌声で
その歌唱力もかなりのものなのに。
ヴィジュアル面においてもすごくキュートで愛らしい方。
なのに、どうして?っていつもふつふつ湧いてくる
いらだちが私の中にあった。

今回やっとi-tunesにおいて彼女名義で初めて配信されることになった。
本当に心から拍手!

そんな彼女のスペシャル番組に
片岡大志さんとUESAの2人が登場した。

この4人は何度もいっしょに大志さんの唄会で
顔合わせしているファミリーのような感じなので
その雰囲気はあったかいものだった。

Ustreamはご存知のようにツイッターとかと
連動しているので、いろんなつぶやきが
どんどん流れてくる。

最初はいつものユキノさんのリスナーというか
ファンというかのツイッターがほとんどだったと
思うけれど、UESAが出て来たあたりから
UESAファンも登場してきた。

最初はUESAに対して、冷たい反応のユキノファンも
いたけれども、UESAが歌い始めた頃からだんだん
変わってきたように思う。

というのはUESAが思いのほか歌も演奏も高度だったからだ。

あれ?って感じだろうか。

だからつぶやきにも

「なかなかいい曲だ。」とか
「演奏が高度だ。」とかみたいな
つぶやきも増えてくる。


UESAがやったのは

「真っ赤な糸」
「パパリーナ」
「フリスビー」

あっ順番どうだったかな?
忘れちゃった。

でも、おもしろかったのは
「パパリーナ」の時に
ツイッターに
「Jガイルスバンドだな。」っていうのがあって
私と同じこと思った人がいたこと。

ユキノさんのファンだと思うけれど
そういう音楽を聴いている人が
ユキノさんのファンというのも
なんだかうれしかった。

UESAの2人とも緊張感はあったと思うけれど
いつものペースでやっている感じだった。
あの狭い空間で歌と演奏をやるっていうのも
プロだなって思った。マイクが最初はちょっと
遠かったけれど、それを直してやったら
すごくよく聞こえて来た。
カメラ目線がちょっとだけ不自然だったけれど(笑)
関西弁の乗りがツイッターでちょっとつっこまれてたけれど
それはそれでインパクトがあってよかったのかと。
あ~いう感じは関西人ならではの感じだものね。

ユキノさんとUESAと大志さんの4人でやった
「シャッター」っていう大志さんの曲もすばらしかったし
「今夜はブルーが多すぎる。」を4人バージョンで聴けたのも
素敵だった。この時もいつもなんだけれど、UESAとやる時に
植田さんのギターソロに入るときには大志さんが優しい声で
「ケン~。」って言うの。その橋渡しがすごく好き。
それを受けて弾く植田さんのギターがそのままの温かさを
音で伝えてくれて、本当にこのときのギターが最高に好き。
ヒデトさんの歌声もブランケットのように温かく包んでくれる。
ほんとうに素晴らしい。


UESAの2人がまた後でみたいに
去ったあと(で結局最後まで出てこなかったけれど)
なぜか、ツイッターにUESAファンの書き込みが
減ったのは残念な気もした。

それだけ?それだけ見たかったの?みたいな。


その後に大志さんとユキノさんのコラボが
あったんだけれど、
それが圧巻。

まず、大志さんの新曲の「ランタナ」
これをユキノさんの初見のピアノと合わせてやるというものだったけれど
ユキノさんのピアノはこの「ランタナ」に色をどんどんつけていって
この歌をさらにキラキラさせていた。
もちろん、ギターだけの「ランタナ」も素敵なんだけれど
ピアノを入れるとこんなにも色がつくのかと驚いた。

そして私の大好きな大志さんの「百片の恋」をやってくれました!


とにかく「百片の恋」を歌うユキノさんは素晴らし過ぎる。
大志さんは彼女に「やる!」って断言されたけれど
本当にあげてください(笑)
この曲は以前、京都のαステーションの彼女の番組で
ラジオを通して大志さんとのコラボで聴いたんだけれど
その時以来この2人で歌うのがすごく好き。

大志さんのギターを改めてUstreamという特殊な空間で
聞くとやはり凄いな~って感じたし、感動しました。

唄会ではすっごくくつろいで、それはそれで素敵な演奏をしてくれるのだけれど
Ustreamのような生中継においてのある種の緊張感がある狭い空間で
あのようなシャープでありつつ、ぬくもりのある音を指で歌わせるテクニックは
心からうっとりするしかないものでした。
大志さんには聞こえないけれど、思いっきり拍手をこちら側からしてました。
888888ではなくてね(笑)

「雨降りフラレ」では「これはユキノのテーマソングみたいな歌だ。」と大志さんが
言ってましたが、そんなにユキノさんは雨おんななのかな?

「大好きっていえばよかった」もよかったし
「伝わらないと意味がない」のアップテンポな感じが好き。

「おなじ話」は大志さんとユキノさんが対話しているみたいに歌ってて
それがなんか印象的だった。

最後の方で「桜ひとひら」のリリースに際しての言葉を
言うときだったかな?この曲が流れている時だったかな?

ユキノさんが涙を流していて、
彼女の今までがやっとひとつの花を咲かせた瞬間なんだと
感じました。彼女が待ち続けた時が来たんです。

もちろん、これからが本当の勝負なのかもしれません。
でも、私は彼女の歌声がいつか広がって行く明日を
信じたいと思っています。

同時にUESAの歌も広がっていってほしいし
真田ヒデト氏の歌が広がっていってほしいです。

だれにも誇れる曲と歌声だから。





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ウエサじゃないよ!ユーエスエーです!in OSAKA vol.4

2011年02月07日 | 真田暎人/UESA
2月5日(土)天気晴れ

大阪福島2nd LINE

UESAワンマンライブ

私にとって今年初のライブがUESAでしかもバンドバージョンだったので
片岡大志さんもギターで参加ということで、去年に引き続き
年初めのライブは片岡さんとUESAという組み合わせでスタートしました。

この日はソウさんもライブを見に来られていて
久しぶりにお会い出来てとてもお元気そうな姿を
見ることができてよかったです。

何から書いたらいいのか
ちょっと頭の中を整理してと。

いろんなライブハウスを体験していますが
私にはやっぱり2nd LINEには深い思いがあるなと
改めて思いました。
店長の今富さんも相変わらず温かい微笑みを
返してくださるし、電車のガタンゴトンも相変わらずで
真田さん曰く「このライブハウス、ロックの神様住んでて
途中でしょうもないことしたら上で怒るって」っていうような
MCしてたけれど、ガタンゴトンってロックやんって
ホント思います。

今思い出したけれど、昔のアメリカの大物バンドに
グランドファンクレイルロードっていうバンドがいて
そのバンドがそれよりもっと昔に出ていた
「ロコモーション」っていう歌をロック風にカバーしたら
めちゃくちゃ売れたのです。まさにバンド名にも
線路がついてるし、ロコモーションは機関車のことだし
そんなロックを生み出す電車の走る下のライブハウスに
ロックの神様が住んでるっていう真田さんの話はまんざら
作り話ではない気もしました。
ちなみに原曲の作曲者はあのキャロル・キングです。

さて、会場はワンマンライブだからか、かなりたくさんの
お客さんで埋め尽くされていました。みんながどれだけ
このワンマンライブを待ちわびていたかわかります。

さて、セットリストは大阪、名古屋、東京と違うらしいから
大阪の分書いていいですよね?

(UESA&しんぺいさん)
UESAのテーマ
星のリンダ
ハローハロー
マーチ
ダイヤモンド
真っ赤な糸
架け橋
Life goes on
私の彼はギタリスト
everybody needs someday

(UESA)
フリスビー
キャラバン
楽園

(UESA&バンド)
誰かが君に恋してる
光の子
スターダストラブソング
好きな人
kiss
パパリーナ
クラクラクラブ
summer movie
Our song

(UESA)
En) where is love

大阪では全22曲とアンコール曲1曲やってくれました。

そのうち1曲目から10曲目まではしんぺいさんのカフォーンの
加わった3人バージョンで

11曲目から13曲目はUESAの2人だけで

14曲目から22曲目はバンドバージョンで

アンコールはUESAだけという

パフェのような構成のワンマンライブでした。

バンドメンバーは

ギター 片岡大志さん
ベース カズさん
ドラム しんぺいさん
キーボード 北村さん

ギター 植田健一さん
ボーカル 真田暎人さん

私はDIANA∞DIANAのライブを
見たことがないので、カズさんとしんぺいさんが
元メンバーだと知りませんでした。
だから、まったく彼らの演奏のみで彼らを見ることができました。
なんの偏見もひいき目もなく、真っ白な初めて見る感じで。

だからこそ、すごく新鮮でした。

特にベースのカズさんがインパクトがありました。
こういうことはあまりないのですが
その人からバンドが見えるっていうのか
この人がベースにいるロックバンドって
細美君の言葉を借りるなら
「すっげーロックバンドになるんじゃないか」
っていう不思議なオーラが出てました。
今はどういう活動をされているのか
私はまったく知りませんが
カズさんがめちゃくちゃベースで暴れている
激しいロックバンドを見てみたいなって
思いました。
ってご本人がそういうバンドがお好きかどうか
まったく知りませんし、DIANA∞DIANAは
改めて映像とかで見たらそういう感じでは
ないのですが、もし私がバンドを作るなら
(って私がやるんじゃなくてメンバーを集める
役割を担うなら)ぜひとも欲しいベーシストです。

FACT系のバンドに欲しい感じですね。

さて、しんぺいさんは淡々とドラムをされる方なんだけど
力強いんです。感情を出さないけれどドラミングで
感情を表してるっていう感じでした。そこがすごいなって。

キーボードの北村さんは
楽しそうにキーボードを弾いてらして
その音がすごくUESAバンドに色をつけてくれました。
やっぱりキーボードっていいですね。

大志さんのHPにも載っているあの大きなしずくのような
やんちゃギターをやっと生で見ることができました。
大志さんもすっごく楽しそうにステージを動き回って
ロックな大志さんを見れてうれしかったです。

そして、UESAのお二人。

植田さんはあんなにもエレキを持つとナチュラルになるんだと
その動きに本当のところはエレキの方が好きなんだろうなと
思ってしまいました。もちろん、今アコギも日夜練習されて
どんどん素敵なアコースティックギタリストになられてますが
本来はエレキギタリストなんだろうなって。

ヒデトさんは今回はグレッチは持たず、ボーカルに
専念してましたが、パントマイムのような手の動きやら
激しい動きやら、あ~これが彼の私が好きな姿だなぁ~って
改めて思いました。

UESAで2人だけで歌っているときはどこか控えめな感じが
してしまうんだけれど、バンドのボーカルになると
すごく貫禄が出て、やっぱりこの人はフロントマンなんだと
感じさせてくれました。

「光の子」のバンドバージョンは本当に泣きそうになるぐらい
かっこよかったです。キーボードの音もすごくいい感じだったし
ドラムのシンバルの音がすごくこの曲を輝かす役割を担っていました。

「スターダストラブソング」この曲はJet Lily Starで歌われそうな
曲だから、ドラムが入って、ベースが入って、ギターが入ることで
すごく生き生きとしてきてる気がしました。

♪離れるな~離れるな~

とか

♪気がつけばいつもそこにいるよ

とかのあたりのヒデトさんの
目を強く見開いて会場を見据えて歌うところが
すごく胸に響きました。

あんなに強い目力で歌う彼を
そう見る事はないので、すごい歌だなと思いました。

この曲のギターの演奏部分もすごく好きです。

「好きな人」ピアノのイントロがすごくこの曲にあっていて
ファンタジックな色を出してました。2人だけでは出ない
ドラムやベースやエレキギターやキーボードが
重なり合って深い音を作り上げて行くところに
この「好きな人」の深さを感じる事ができて
余計にせつなさを感じました。

鉛筆だけのデッサンにどんどん色が塗られて
その好きな人が浮き上がってくる感じが
音から感じられました。

バンドサウンドならではの奥行きですね。

「kiss」これをUESAだけで聞いたことがないので
元がどんなのか想像できないのですが、バンドでは
まるでサザンロックみたいでした。あるいは
T-REXっぽい感じもありました。途中から
Jet Kellyっぽくなって、懐かしさもありました。

「パパリーナ」ってバンドでやるとJガイルスバンドっぽくて
すっごくかっこいいなって改めて思いました。これは
バンドでやる曲なんじゃないかって。アコギでやるのは
もったいないなって。これを歌ってる時のヒデトさんの
楽しそうな顔が忘れられません。植田さんも笑顔いっぱいで
大志さんとギターで絡んだりして、ロックバンドだ~って
空気感いっぱいで。植田さんのソロのところもすっごく
かっこよくて。ヒデトさんがパフォーマーとして一段と
輝いていて、すばらしかったです。

「クラクラクラブ」のギターとキーボードのイントロが
まるでラヴァーボーイの「それゆけウイークエンド」(邦題)
を思い出すような感じで、それがすっごくかっこよくて
いつものクラクラクラブとはまたちがった感じが
楽しめました。

「summer movie」のバンドバージョンでは
客もかなりテンションが上がってて、一気に
エンディングへの高揚感を作り上げた気がしました。

そしてラスト「Our song」のイントロのドラムと
植田さんのギターの部分から好きだ~って思いました。

英語詩で入るのは珍しいけれど
日本語部分も含めてどこかアメリカのロックサウンド風で
ギターのソロも素敵で、これも絶対にバンドで
やってほしい曲だなって思いました。

会場との

♪ただそばにいるだけですばらしい

というくだりのかけ合いが
素晴らしかったです。

エンディングの曲として
会場を大きく包み込む歌として
まさにぴったりの曲でした。


とここまでバンドの曲ばかりについて書きましたが

3人バージョンも2人バージョンも素敵でしたよ。

「架け橋」を3人バージョンで聞けるとは思ってなかったので
うれしかったです。

「Life goes on」がかなり私は好きです。
これのアコギと歌のからみは素敵だと思います。
これは逆にバンドじゃない方がいいのかな~。

「キャラバン」は思っていたイメージとは違ったけれど
summer movie系列の曲のような気がしました。
これをバンドで聞きたい気がしました。


すべての曲について書くと果てしなくなりそうなので
このあたりでやめますが、


今回UESAの2つの顔が見れたので
よかったと思います。

バンドで大阪まで来るっていうのは
本当に大変だったと思います。

7人でワゴンに乗り、遠征してくるっていうのは
かなり疲れるし、運転しているときは
気を抜けないし、ちゃんと眠れてないまま
ライブをやって、でも最高のステージで。

ここに彼らの大阪のファンへの思いを
十二分に感じることができました。

ヒデトさんも植田さんも
決して大阪を忘れているわけじゃなくて
できるだけ関東のファンの人たちと
差をつけないようにしたいと
願っていることを彼らがこうして
来てくれたことで証明されましたね。

もちろん、地理的にどうしても
無理な事も多々あるけれど

音楽はいつもそばにいてくれるって
このステージを見た人は感じられたでしょう。

もちろん来たくても来れない人も
いただろうし、そういう人にも
彼らの音はいつか届くし、そばには
きっといてくれます。

あ~どうにか届けられないかなぁ~
あの素晴らしい夜を

この文章だけでは伝わらないだろうなぁ~


でも、いつか絶対にあなたのところへも
届くはずだから。

名古屋、東京は行けないけれど
多くの人が幸せになることは
わかっているから。


















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Wonderful X'mas 2010 at 福島2nd LINE

2010年12月25日 | 真田暎人/UESA
♪雨は夜更けすぎに雪へと変わるだろう~♪

そんな感じで今日は地元では雪が降ってました。

が、大阪はやっぱり降ってなかった~
寒かったけれど

久しぶりの福島セカンドライン。

あの5月のJet Lily Starの大阪でのLAST LIVE以来。

あの春風は今は木枯らしに。
新しい店とかも出来ていて
福島あたりもちょっと変化。

懐かしい赤いネオンが見えてきたときに

なんだか「ただいま」って感じがした。


クリスマスの日のライブといえば、
2005年12月25日
同じ福島セカンドラインで
Jet Kellyの出るクリスマスイベントがあり
その日のすばらしい時を今でも思い出す。
奇跡が起きた日でもあり、その日にずっと
スクリーンに流れていた映画
「ナイトメアビフォアクリスマス」のシーンが
今もよみがえる。

しかもその日が2nd LINEというライブハウスに
初めて行った日でもあった。
いうなれば、2nd LINEを知って5周年目というのが
今日なんだね。

そのあいだにいろいろお世話になりました。

さて、今日のイベントは3マンライブで

Basil
UESA
あすなろ

が登場した。

でも、5年前のようなクリスマスムード満開の
大プレゼント大会のような雰囲気はなかったけれど
それぞれのアーティストたちがステージで
クリスマスナイトを演出してくれた。

最初に登場したBasil

もちろん私は初である。
ひとりでアコギを鳴らして歌われていたけれど
ほんとうは相棒がいて、パーカッションを
やっているらしい。でも、今日は彼女とデートなので
いないとか(本当かどうかはわかんないけれど)

しいて言うなら、彼女がいるとか別れたとか
そういうMCより

「クリスマスといえばこんな名曲ありますよね。
とかこんな映画ありますよね。」みたいな
話の方がずっといい。人の彼女がいるとかいないとかは
個人的にどうぞって感じで、なんの収穫にもならないよ。

それよりいい歌を知りたいし、
いい映画を知りたい。


ちなみに今夜私のi-podがシャッフルしてたのに
ちゃんとクリスマスソングをセレクトしてくれた。
(帰りの電車の中で聞いてたんだけど)

It's good to know that you are home for Christmas~♪という
メロディの出てくるイギリスのバンド Travisの「Writing to reach you」

あるいは
なんとなくPVの雰囲気がクリスマス時期の子どもの発表会っぽい
snow patrolの「Signal Fire」(これは映画「スパイダーマン2」の曲)
このPVはほんとうにかわいくて、ほのぼのして心を温かくしてくれる。




あっちょっと脱線し過ぎた。


本題へ


そのBasilさんがクリスマスのために作ったというタイトルのまだない曲を
披露してくれた。そのタイトルをあとでアンケートに書いてくださいと
言われたけれど、そのアンケート用紙が見当たらず、結局書かなかったけれど
自分的にはタイトルは「Snow light」だった。
なんか聴いていて、雪に街の光があたって、キラキラしているイメージが
浮かんだから。

さて、2組目がUESA

その前に最後のあすなろについて


彼らのライブはJet Kellyの時代から
何度も対バンで見ているので
安心できる感じだ。

キーボードのシンちゃんは相変わらず
さわやかな感じで歌ってくれた。

ギタリストさんが交代したけれど
(サポートさんなのかどうかは知らないんだけど)
結構いい感じのギターの音だった。

彼らのライブを見ていたら

水族館でやったらいいだろうなぁ~って
漠然と思った。

なんか水槽をバックに歌うと合うような気が。

あすなろを今まで見て来て今日初めて思ったんだけど
オーストラリアの昔のバンドのエアサプライっぽい
ところあるかもって。

シンちゃんが会場を盛り上げようとしているけれど
みんなあまり大きな声で歌わなかった。
私も歌いたかったけれど声が出ないので
(風邪のためずっと声が出てなくて
ようやく昨日から声が少しずつ出て来たわけで
まだ、完全復活ではなかったので)
ちょっと残念だった。

さて、UESA

セットリストは

パパリーナ
マーチ
ホワイト
好きな人
フリスビー
誰かが君に恋してる
summer movie
クリスマスイブ(山下達郎カバー)


「マーチ」は2度目かな聴いたのは。

「いつでも誰かの思いやりの中を歩いている」

これって名フレーズだと思わない?

こういう言葉をいつも胸に置いておける人になりたいな。
そうしたら、いろんな人に優しくできるような気がするよね。

「お返ししなくっちゃ 一枚のビスケットを割って分けるように」

っていうところなんて、まさにクリスマスにぴったりだよね。

思うにクリスマスって別にキリストの誕生日とか
そんな宗教にこだわることはなくて
自分が日頃人からもらっている優しさを
他の人にお返しする日って思えばいいなぁ~って。

ディケンズの「クリスマスキャロル」っていう話なんて
まさにそれだよね。ケチなスクルージが少年からもらった
温かさに対してお返ししたように。

「ホワイト」を聴いたとき、この5年が走馬灯のように回った。
この「ホワイト」を聴きながら、どれだけの時をこの曲が
寄り添ってくれたかを思い出した。

家で仕事をしていた時
会社勤めを始めた時
転職した時

「僕の願いはいつも
君が笑ってくれること

本当の願いはいつも
君と笑っていれること

それでも今日笑う
それでも今日笑う
僕らは今を生きる
それでも今日笑う」

この精神というか
思いというかは
今もずっと真田暎人という人の中に
しっかりと柱となって立っている気がする。

これを聴いたときにすごく感情が高ぶった。
ちょっと泣き顔になりそうな。
そして、Jet KellyをJet Lily Starを思った。
でも、UESAの「ホワイト」もすばらしかった。



「僕もがんばるから」

「私もがんばるね」


新曲「好きな人」

片思いの曲だって。
でも、片思いの時の自分って
すごく愛おしいよね。
そんな愛おしさを感じる曲だった。

「思い出は横顔ばかり」っていうのが
響くよね。自分を見てくれない人を
一生懸命見ている自分がいて

「フリスビー」は何度目かな?聴いたの。

この曲を聞くと風を感じる。

「語り明かした夢の続き まだ諦めきれない」

そうだよ。諦めるなんてことはもう考えないでね。

生涯かけてUESAの2人は夢を叶えなきゃいけないんだ。


私は8月以来のUESAのライブだったので
その間の変化を今日は感じることができた。

植田さんのギターがよりエッジが効いて
力強くなっていたところだ。
もちろん8月のときもブライアンメイっぽいって
思ったところもあったんだけれど
今回はところどころマンドリンっぽく聞こえる
トレモロもあって、そこが印象的だった。

マンドリンの音ってすごくきれいなんだけれど
そんな音をアコギで表現できるなんてすごいよね。


真田さんの歌声もやっぱり8月のソロライブ以来だったので
やっと聴けたので、これで年を越せるって感じ。
やっぱり私にとっては必須アミノ酸のような存在だ。
彼の歌を定期的に生で注入しないと身体が調子悪くなる。
だから、最近体調崩して限界に来てたんだろう。
きっと明日から元気になるはず。


ラストに山下達郎の「クリスマスイブ」を
UESAバージョンで聴けたのは思いがけない
クリスマスプレゼントだった。

まるでブランケットに包まれるような
UESA版「クリスマスイブ」だった。


そうそう、あすなろもフルではないけれど
少しだけ「クリスマスイブ」のカバーしてくれた。

2組の「クリスマスイブ」が聴けたわけだ。


きっとJet Lily Starのファンだった人とか
UESAのファンの人とかは
最近、ぜんぜんこの日記に彼らのことを
書いてなくて、もう見に来なくなっちゃった人も
いるだろうけれど、書いてなくても
私がこれから先も彼らのファンでなくなる日は
はっきり言えるけれど

永遠に来ないってこと。


すなわち永遠に彼らのファンであり続けるってこと。


きっとまた当分彼らに会いにいけないと思うけれど

そしてこの2010年は辛いこともたくさんあったけれど
私は真田暎人さんがずっと音楽を続けてくれていたら
それで幸せだから。

彼自身の言葉を借りるなら

真田暎人っていう人と植田健一っていう人は

「ステージに立ってカウントした瞬間からスゲーから」


で、もしできるなら
来年のクリスマスには
ELLEGARDENの「サンタクロース」をカバーして欲しいな~。
このヒデトバージョンを是非とも聴いてみたいし
健ちゃんバージョンのギターを聴いてみたい。

絶対楽しいよ。

まあ、会場のほとんどが「ぽか~ん」としてしまうかもしれないけど。
でも、名曲だから。

あるいはUESAで「トナカイ」みたいな曲を是非。
「サンタ狩り」ではなくてね(笑)

明日もUESAは江坂でライブ。

残念ながら行けないけれど
きっと素敵なライブになるのは
わかってる。


来年もよろしくね!





















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第4回議長とむぅと・・・追記

2010年08月10日 | 真田暎人/UESA
今、ふと思ったんだけど
大橋タカシさんのあの洗濯バサミ事件?

あれはもしや彼「借りぐらしのアリエッティ」の
世界を再現してたんじゃないかと。

どう見てもあの洗濯バサミ(写真が出演者のブログにあったので)
アリエッティの髪の毛を留めているのとそっくりだもの。

なら、すっごいファンタジックな人なんだと
なんか心はほんわかしますね。
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