Janne Da Arc

音楽のジャンルにはこだわらず、いいと思う音楽は偏見を持たずに素直に聴く・・・それが私の音楽道。ゆえにかつてヴィジュアル系という厚化粧系ロックバンドが流行ったころも外見では判断しませんでした。曲が先にありきだったのです。でも、あまり好みの曲はありませんでした。そんな中、GLAYも当時はそのジャンルでしたが、それは除外して２バンド、好きなバンドがありました。それはジャンヌダルクとピエロ。その２つのバンドが今も時代の波に飲み込まれることなく健在なのはとてもうれしいです。特にジャンヌダルクは大阪出身のバンドでメジャーにでるかでないかの時から注目してたんです。しゃべるとまるっきり関西人で、どこがヴィジュアル系なん？（笑）って感じだったし、当時はヤス君も今よりずいぶん丸っこかったし、メンバーも丸っこい人がいたので、わが家では「アンパンマンバンド」なんて呼んでました。（ジャンヌダルクさん・ごめんなさい）でも、それだけ親近感もあったし、私はヤス君の声がすごく好きなんです。鈴がころがるような・・・というのかとても清涼感がある声で心が洗われるような気がするんです。最近「月光花」がチャートの２位ぐらいまであがってすごいな～って思いました。いっとき低迷期に入ったのかな～っと思ったこともあったけど、見事飛躍してここに「ジャンヌダルクあり！」って示してくれました。私が持っている彼らのアルバムはなぜか初回限定版が多く、変な形のものばかりでいつもCDラックに入らずいろんな場所に置かれてます（笑）『D.N.A』というアルバムに入っている「EDEN～君がいない」と「Heaven's Place」が好きでよく聴いてました。今日久々に聴いたら、やっぱりよかったです。なんか朝が似合う曲ですね。ふわ～っとそよ風がつつんでくれるような、すがすがしい曲なんですね。是非機会があれば聴いてみてください。

最近のインタビューでヤス君がこんな事を言ってました。バンドはたしざんでなくかけざんでなくてはだめなんだと・・・。５人いたら、たとえば一人の力が２点なら合計１０点でなく、５乗で３２点にならないとだめなんだと。なるほどって思いましたね。

ここのバンドはキーボードが特徴でもあるし、すごく上手くキーボードを活かせてますよね。ギターもすごく上手いし、ドラムもベースももちろんいいし・・・極め付けはボーカル最高（笑）

きっとふだんの私の好きなバンドを知っている人はジャンヌダルクという名に驚くでしょう。でも、好きなんだから仕方がないです（笑）ピエロについてはまた別の機会に書きます。

真夜中のバンド練習☆

なんか妙に落ち込みムードになった土曜深夜。ちょっと気分転換にベランダに出てみた。さすがに寒い。でも驚いた。すぐ近くの家の隣に大きな倉庫のような小屋があるのだが、そこでバンドが練習している音が聞こえる。私はロックが好きだからか、それほど安眠妨害というほどの音もれではないが、確かに練習している。田舎ならではの夜中の練習なのかもしれない。窓から明かりがもれていて、そこで今音楽が生まれていると思うと心が暖かくなった。灯台もと暗しというけど、こんな近くにも音楽をやっている人間がいるんだ。すごい発見だった。もちろん知らない人だから訪ねたりはしませんよ（笑）でも、音楽を愛している人が近くにいるというだけでなんか幸せな気分になれた。