HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

クジラの歌、そして「水際」 by FoZZtone~CDショップ大賞の行方

2012年01月06日 | FoZZtone
年始からずっとiPodのシャッフルを続けている。
私の持つiPodクラシックは8000曲ほど入るっていうので
もうかなり前に買った。今だったらもっと入るのだろう。
で、そのクラシックには今現在で6825曲入っている。
おそらく、家中にあるのをすべて入れたら足りないだろうな。

そんな6825曲をしつこいようだけれどシャッフルして
なんと103曲目にしてFoZZtoneの「水際」登場!
FoZZtoneの曲は90曲目に「音楽」
そして、この後107曲目には「Lodestone<North>」が流れた。

6825曲もあるのにね。
不思議だなぁ~。

しかもFoZZtoneの王道的な曲たち。

「音楽」「水際」「Lodesotne」って
なんかキラキラしている感じがした。

希望が見えるっていうか。

そんな時にこんなニュースが!

「全国のCDショップ店員さんが、年に一度の投票で選ぶCDショップ大賞に
FoZZtoneの「NEW WORLD」がノミネートされました! 詳しくはコチラ。
http://www.cdshop-kumiai.jp/?page_id=2688  #fozz_news」

(FoZZtoneのツイッターより)

「Lodestone<North>」はその「NEW WORLD」に入っている曲だ。

このノミネートにはマンウィズやandymoriやサカナクションも
入っている。でも、彼らはもうフェスとかでトリを飾るバンドだから
別にショップ大賞にならなくても十分知られているから
今こそ、こんなに素晴らしいバンドFoZZtoneが多くの人に
知られるきっかけになったらいいなと本当に思う。


先月はもう去年なんだね。
そんな12月に大阪梅田のシャングリラでのフォズのライブで
「水際」をやってくれた。

この歌は夏の歌だ。
それをあえての冬に。

私は子どもの頃からどんなに「暑いからいや。」と
言われようが夏が大好きだった。

夏生まれのせいかもしれない。

映画でも夏の映画が好きだったりする。
そして、私は海を見るのが好きだ。
もちろん、泳いだりもするけれど
とにかく見るのが好きだ。

イギリスに行った時は
北の果ての海も
南の果ての海も
東の海も
西の海も見に行った。

フランスもドーバー側の海もカンヌの海も見た。
イタリアもナポリの海を見た。

日本海
太平洋
瀬戸内海ももちろんだ。

沖縄の海も素晴らしかった。

自分がなぜに「海洋学者」にならなかったのかと
大学卒業して就職した時に思ったもんだ。

まあ,能力の問題もあるけれど


そして、かなり若い頃(笑)
私は鯨を見るために和歌山の太地町まで
一人旅したこともあるぐらい鯨が好きだった。

映画でも「鯨」の出て来る映画を探して見たりしていた。
日本映画では妻夫木君が出ている「きょうのできごと」
にもくじら出てくるよね。
主題歌を歌っているのはヤイコで、そのPVには
プロデューサーの片岡大志さんも出ているんだよね。

一方でディズニー映画にしろ
実写版にしろ絵本にしろ
「ピノキオ」が好きなのもクジラに救われるからかもしれない。

イギリスの偉大なる女性シンガーのKATE BUSHの
「Moving」の冒頭に入っているのが鯨の鳴き声なんだ。

これは昔フォズの渡會さんが言っていた「ソング」なんだね。
鯨の鳴き声はWhale songと言われるけれど
コミュニケーションを目的としてクジラが発する一連の音なんだ。
なんか素敵だよね。

そんな鯨に17歳ぐらいで着目したKATEってほんとにすごいなって思う。

Yes, you are just as water.
............................................

How I'm moved.
How you move me
With your beauty's potency.
You give me life.

(「Moving」by KATE BUSH )

これは鯨からインスピレーションを受けた曲ということだけれど
水を表現しつつ、なんだか音楽を表現しているように
感じられるのは私だけなのかな?


そして、時代は流れ
今、この日本で
FoZZtoneというロックバンドが
「白鯨」という曲を「NEW WORLD」というアルバムで
組曲にして歌っている。それがまた素晴らしいんだから。


そんな曲を彼らが歌い上げるずっと前に
あった「水際」という曲。

この曲に

♪僕がこの先へ行けると信じてくれる?

っていう歌詞があるんだけれど

その曲が出たのが2006年だから
2012年の今からざっと見積もってもう6年も前だ。

それが去年の12月。
先月のライブでは

♪僕がこのままで行けると信じてくれる?

に変わっていたんだ。


泣けて来たよ。

本当に。

心でフォズのメンバーに向かって言ったよ。

「行けるよ。このままでこの先もずっと。」


ねえ、知っている?
クジラって海外では結構神格化されているところがあって
鯨が豊漁をもたらすということで大切にされていること。

そう、きっと「くじら」を歌にすると
多くの人を引き寄せるんじゃないのかな?

私の好きな作家のレイ・ブラッドベリの自伝的小説に
「緑の影、白い鯨」っていうのがあるんだけれど
なんかこれを読んだ後に残ったワードは
「音楽」だったんだ。
そして、白い鯨はやっぱり多くの人を惹き付けた。


「くじら」と「音楽」

それを歌にしたFoZZtone

きっと唯一無二のバンドになるに違いない。




コメント (2)
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