去年の5月24日に東京渋谷でbye-bye circusの初のライブがあった。
もちろんその時私は行けていないけれど、
元Jet Lily Starの真田暎人氏が同ギタリストの薮内寛和氏と結成し、
ベースに佐藤さん、今はドラムにWATALUさんを迎えて始動した新バンドが
bye-bye circusである。
私が初めてこのバンドを見たのが去年の9月9日のライブ。
それから半年も経って、2度目のライブを見ることとなった。
その間に真田暎人氏に対して私はいろいろな思いがあって
このブログにもいろいろ書かせて頂いた。
彼が先月までバンドと平行してやっていたUESAとbye-bye circusとの
立ち位置をどのように考えているのか途中でわかんなくなって
もともとバンドのフロントマンとして
グレッチのテネシーローズをかき鳴らすロックボーカリストとして
すごい人だと思っていた彼がなんだか変わって来たのかな?と
思った時期もあった。そんな時に彼はbye-bye circusを選んだ。
UESAにももちろんいい部分はたくさんあるけれど
私にとっての真田暎人が一番彼らしくいれるのはやっぱりバンドだと
思っていたので本当にこの決断はうれしかった。
そして、やっと1本になった彼の今を
この目で見る事が出来た。
2012年3月15日(木)曇り雨のち晴
大阪福島セカンドライン(正式名はLIVE SQUARE 2nd LINEです)
なんと私が事前にローソンで購入していたチケットは整理番号1番だった!!!
が、当日は仕事の関係で到着した時にはすでに開場されていたので
先頭を取ることはできなかったけれど
一番前だと実は音がちゃんとステレオで耳に届かないんだよね。
だからその日の気分でもし今日は音じゃなく彼らの指の動きを
見たいとかそういうのであれば先頭もいいけれど
音を重視するなら真ん中より後ろの方が場所的にはいいと思ってる。
たまに思うけれどいつも最前にいる人たちは
本当の彼らのいい音を聴いたことがあるのだろうか?
もったいないなと思うこともある。
まあ、人の勝手だし、価値観の違いもあるだろうし。
まあ、私も京都でのthe HIATUSのライブの時最前行って
目の前でメンバーを見れたのは感動したけれど
あとで、後ろでみた人に「今日の音は最高だった。」と
言われた時は「失敗したかな。」って思ったもの。
この日のイベントはそよかぜとの2マンライブで
オープニングアクトにはココロオークションが登場した。
そよかぜは以前滋賀でのショッピングセンターでのインストアの時に
UESAといっしょに出てたので、見たけれど
ココロオークションは初めてだった。
ココロオークションはメンバーの組み合わせの妙というのか
それぞれの個性があるバンドに感じた。
ボーカルさんはメガネをかけたさわやか青年で
ギタリストさんは毛皮のマリーズにいそうなサイケな雰囲気を出し
ベーシストさんはちょっとSekai no owariの深瀬さんっぽい感じで
ドラムさんはあまり見えなかったけれど、好青年っていう感じだった。
で、音楽はバンプを時々彷彿するけれど、見た目と違って
歌力のあるバンドだと感じたし、最近めずらしくまっすぐな素直な
音楽をやるバンドだなとかなり好感がもてた。
素直さが新しいというのか。結構伸びしろがありそうな気がした。
一方でそよかぜは前は環境の悪いショッピングセンターでのライブだったから
ライブハウスで聴いた方がその歌のうまさとかギターの上手さとかは
わかったけれど、特筆すべきことはなかった。
さて、最後に登場したbye-bye circus。
セットリストは
bye-bye circusのテーマ
宇宙のROCK
三つ数えろ
square beat liberation
蹴っとばせ
孤独の星
奴隷
OH MY LITTLE SOLDIER
お金をください
悪魔はラッパを鳴らさない
beautiful day
En) yes
半年ぶりに
そしてbye-bye circusひとつになった真田氏を
見るというのでドキドキしていた。
レニー・クラヴィッツの「Rock And Roll Is Dead」の音楽にのって
登場したメンバー。
「やってくれそうだな~。」っていう期待感が倍増。
そしてbye-bye circusのテーマより始まった。
あ~またここで真田暎人がフロントマンとして歌っているバンドを
見れたという感動がもうすでに押し寄せて来た。
9月に見た時はライブハウスDというところで
私はあまりこのライブハウスに対して馴染みがない。
どこか居心地が悪いというか、UESAや暎人氏のソロで
行かせてもらったのだけれど、ライブハウスとしての
オーラがまだ出て来てない。新しいライブハウスでも
心斎橋ジャニスなんてオーラでまくりなのにね。
まあ、かといってこれからよくなっていくのかもしれないけれど
ライブハウス選びっていうのも大事な気がする。
そして、今回は私の大好きなある意味今まで生きて来た人生で(ちょっと大げさ・笑)
わたしにとって一番大事なライブハウスであるセカンドラインで
このバイバイのライブが見れたのが本当にうれしい。
私は観客に過ぎないが、セカンドラインに来るとホームに戻って来た
そんな安心感があるんだ。
この日は今富さんは他のイベントでいらっしゃらなかったけれどね。
「宇宙のロック」は前に聴いた時よりずっとパワフルになっていて
バンド全体の音のバランスが気持ちよく調和しているのを感じた。
ってなことを1つ1つ書いていたら終わりそうにないので
全体的に感じたことを書こうと思う。
とにかく前は言い方は悪いけれどヒデトさんの横で
ただがむしゃらにベースを弾いていたイメージだった
佐藤くんだけれど、半年でこんなにも変わって行くんだと
驚いた。彼が言葉をいっぱい放ち、観客を煽り、
盛り上げて行く感じもすごく新鮮だった。
なんだかよくわかんなかった前のイメージから
ちょっと頼もしくなっていた。
このバンドはMCが3人(ヒデト氏、ヤブ氏、そして佐藤氏)
ができるんだとそういうのって大事だよね。
もちろんドラムのワタル君もふられたら話せる人だというのは
わかるし。
初めて聴いた「三つ数えろ」のギターがものすごく好き。
ヤブさんのギターがキラキラしてた。
♪世界なんて3秒で変わる
これこそ音楽の力以外何ものでもないよね。
3秒で人を幸せな気持ちにさせることができる可能性があるもの。
「奴隷」という曲は一番新しい曲みたいなんだけれど
とても好きなタイプの曲だった。
ブルージーでジャージーな
あのストレイキャッツ系というか。
野良猫が歩いていそうな。
それこそ太宰治の「人間失格」に出てくる電気ブランという
お酒がなんか浮かんでくる感じ。
この曲はぐちゃぐちゃな恋愛みたいなのを
歌ったっていうような事を言ってたけれど
まさに「人間失格」のイメージだなって。
きっと太宰氏が生きてたらこの曲好きなんじゃないかなって。
一方で遠い昔、きっとかなりコアのクイーンのファンしか
知らない曲でフレディがプロデュースしたとある
アーティストの曲で「マンハッタンから来た男」って
いう曲があるんだけれど、数年前にフレディのスペシャル盤を
買った時に入ってて、もう何年も聞いてなくて
忘れていたけれどその空気感を思い出したよ。
ロンドンでも通じるいわゆるドリアン・グレイの世界にも
共通するね。
こういうのを東京キネマとかでやると合いそうな気がした。
って私は東京キネマは行ったことなくてフォズのライブ映像で
しか見たことがないんだけれどね。
どこか場末の空気感や昭和感がいい。
でも、この曲でおもしろいのは途中ですごい展開をするんだ。
場末の夜の風景から朝のすがすがしい風景にシーンが変わるような
展開。明治から昭和そして平成に飛ぶような。
なんかMVを作るとすごくおもしろいのができそう。
こういう歌は映像を作るものにはいろんなワクワク感を与えるよね。
「OH MY LITTLE SOLDIER」はヤブ氏が観客を煽って
それに佐藤氏がいっしょになって煽るといういいムードで始まった。
ちょっとカントリーテイストっていうかここにバンジョーが入ると
余計にそんな雰囲気になりそう。ブラッククロウズとかやりそうな
南部臭を感じつつも、明るい気持ちなる曲だ。
ギターも一気にロンドン系から南部アメリカ系にスイッチが変わって
そんな切り替えもヤブさんならではだなって。
「お金を下さい」
これも初めて聴いたのだけれど
メロディの展開とかはやはり真田暎人なんだけれど
歌詞の書き方はさらっとしててある意味新鮮というか
でもそこにも
「真っ白い朝」という言葉が出て来た。
私はもしかして彼が使う言葉の中で一番好きな言葉は
「白い朝」なのかもしれない。これが彼の人生観なのかなと
思う。彼はいつも「白い朝」を見るために生きて
音楽をやっているのかなって思うほど。
そして、そこには愛する人が必ずいるんだ。
夢でしか会えない今の状況でもね。
白い朝と大事な人はいつもいっしょなんだね。
そして私がきっとバイバイで一番好きな(今まで聞いた中で)
「悪魔はラッパを鳴らさない」
この曲の時、この日のライブでは本当に最大のピークに
達していたと思う。メンバー全員が熱くひとつに
なって会場をとりこんでロック魂で炎をあげていた。
まるで先人の海外のロックバンドのフロントマンと
ギタリストが隣同士で歌い合うかっこいいシーンを
思い出してしまうような名シーンが
そこにあった。感動した。ロックだ!!!!!って。
佐藤さんのベースを弾く姿も
ワタルさんのドラムを叩く姿も
ほんと全身全霊でそこから湯気があがっているようだった。
佐藤さんの「ウォウォウォ~」っていう煽りが
ロックバンドだ!ってこれをもっともっと男子に見せたいって
本当思った。
そしてラストにドラムのソロがあった。
圧巻だよ。こんなドラムソロのシーン見たの久しぶりだ。
彼もひとつひとつでかくなっていってるんだよね。
そこから「beautiful day」に繋がる流れは
最高の流れだった。
そしてアンコールには
「yes」
この曲はいろんな場所でいろんなメンバーで聴いた。
このアンコールのMCで
NYのジョン・レノンミュージアムに虫眼鏡で見ないと
わからないしみみたいなところに「yes」と書いてあるって
いう話をしてくれた。
「俺はジョン・レノンじゃないからさ
みんなの生きて行く道が「イエス」
正しいぜっていう説得力はないかもしれないけれど
ちょっとでも笑ってくれたらうれしいなってつくった曲
を歌います。」
っていうMCから始まった「yes」
この歌を初めて昔聞いた時に思ったのは
「真田暎人の生きていく道は「イエス」正しいぜ」
ってことだった。
この曲はきっと人間すべてへの「イエス」なんだね。
そして、今改めて思う。
真田暎人の選んだ道は「イエス」だと。
この日のライブは本当に素晴しかった。
セカンドラインに丸い熱いロック球が
できあがった気がした。
お客さんもそよかぜまではそれほど多いとはいえなかったけれど
bye-bye circusの時になって急に増えた。
関西でこれだけのファンが待っていたんだってわかった。
この日のライブは
新生bye-bye circusの本当のスタートになったのかもしれない。
もちろんその時私は行けていないけれど、
元Jet Lily Starの真田暎人氏が同ギタリストの薮内寛和氏と結成し、
ベースに佐藤さん、今はドラムにWATALUさんを迎えて始動した新バンドが
bye-bye circusである。
私が初めてこのバンドを見たのが去年の9月9日のライブ。
それから半年も経って、2度目のライブを見ることとなった。
その間に真田暎人氏に対して私はいろいろな思いがあって
このブログにもいろいろ書かせて頂いた。
彼が先月までバンドと平行してやっていたUESAとbye-bye circusとの
立ち位置をどのように考えているのか途中でわかんなくなって
もともとバンドのフロントマンとして
グレッチのテネシーローズをかき鳴らすロックボーカリストとして
すごい人だと思っていた彼がなんだか変わって来たのかな?と
思った時期もあった。そんな時に彼はbye-bye circusを選んだ。
UESAにももちろんいい部分はたくさんあるけれど
私にとっての真田暎人が一番彼らしくいれるのはやっぱりバンドだと
思っていたので本当にこの決断はうれしかった。
そして、やっと1本になった彼の今を
この目で見る事が出来た。
2012年3月15日(木)曇り雨のち晴
大阪福島セカンドライン(正式名はLIVE SQUARE 2nd LINEです)
なんと私が事前にローソンで購入していたチケットは整理番号1番だった!!!
が、当日は仕事の関係で到着した時にはすでに開場されていたので
先頭を取ることはできなかったけれど
一番前だと実は音がちゃんとステレオで耳に届かないんだよね。
だからその日の気分でもし今日は音じゃなく彼らの指の動きを
見たいとかそういうのであれば先頭もいいけれど
音を重視するなら真ん中より後ろの方が場所的にはいいと思ってる。
たまに思うけれどいつも最前にいる人たちは
本当の彼らのいい音を聴いたことがあるのだろうか?
もったいないなと思うこともある。
まあ、人の勝手だし、価値観の違いもあるだろうし。
まあ、私も京都でのthe HIATUSのライブの時最前行って
目の前でメンバーを見れたのは感動したけれど
あとで、後ろでみた人に「今日の音は最高だった。」と
言われた時は「失敗したかな。」って思ったもの。
この日のイベントはそよかぜとの2マンライブで
オープニングアクトにはココロオークションが登場した。
そよかぜは以前滋賀でのショッピングセンターでのインストアの時に
UESAといっしょに出てたので、見たけれど
ココロオークションは初めてだった。
ココロオークションはメンバーの組み合わせの妙というのか
それぞれの個性があるバンドに感じた。
ボーカルさんはメガネをかけたさわやか青年で
ギタリストさんは毛皮のマリーズにいそうなサイケな雰囲気を出し
ベーシストさんはちょっとSekai no owariの深瀬さんっぽい感じで
ドラムさんはあまり見えなかったけれど、好青年っていう感じだった。
で、音楽はバンプを時々彷彿するけれど、見た目と違って
歌力のあるバンドだと感じたし、最近めずらしくまっすぐな素直な
音楽をやるバンドだなとかなり好感がもてた。
素直さが新しいというのか。結構伸びしろがありそうな気がした。
一方でそよかぜは前は環境の悪いショッピングセンターでのライブだったから
ライブハウスで聴いた方がその歌のうまさとかギターの上手さとかは
わかったけれど、特筆すべきことはなかった。
さて、最後に登場したbye-bye circus。
セットリストは
bye-bye circusのテーマ
宇宙のROCK
三つ数えろ
square beat liberation
蹴っとばせ
孤独の星
奴隷
OH MY LITTLE SOLDIER
お金をください
悪魔はラッパを鳴らさない
beautiful day
En) yes
半年ぶりに
そしてbye-bye circusひとつになった真田氏を
見るというのでドキドキしていた。
レニー・クラヴィッツの「Rock And Roll Is Dead」の音楽にのって
登場したメンバー。
「やってくれそうだな~。」っていう期待感が倍増。
そしてbye-bye circusのテーマより始まった。
あ~またここで真田暎人がフロントマンとして歌っているバンドを
見れたという感動がもうすでに押し寄せて来た。
9月に見た時はライブハウスDというところで
私はあまりこのライブハウスに対して馴染みがない。
どこか居心地が悪いというか、UESAや暎人氏のソロで
行かせてもらったのだけれど、ライブハウスとしての
オーラがまだ出て来てない。新しいライブハウスでも
心斎橋ジャニスなんてオーラでまくりなのにね。
まあ、かといってこれからよくなっていくのかもしれないけれど
ライブハウス選びっていうのも大事な気がする。
そして、今回は私の大好きなある意味今まで生きて来た人生で(ちょっと大げさ・笑)
わたしにとって一番大事なライブハウスであるセカンドラインで
このバイバイのライブが見れたのが本当にうれしい。
私は観客に過ぎないが、セカンドラインに来るとホームに戻って来た
そんな安心感があるんだ。
この日は今富さんは他のイベントでいらっしゃらなかったけれどね。
「宇宙のロック」は前に聴いた時よりずっとパワフルになっていて
バンド全体の音のバランスが気持ちよく調和しているのを感じた。
ってなことを1つ1つ書いていたら終わりそうにないので
全体的に感じたことを書こうと思う。
とにかく前は言い方は悪いけれどヒデトさんの横で
ただがむしゃらにベースを弾いていたイメージだった
佐藤くんだけれど、半年でこんなにも変わって行くんだと
驚いた。彼が言葉をいっぱい放ち、観客を煽り、
盛り上げて行く感じもすごく新鮮だった。
なんだかよくわかんなかった前のイメージから
ちょっと頼もしくなっていた。
このバンドはMCが3人(ヒデト氏、ヤブ氏、そして佐藤氏)
ができるんだとそういうのって大事だよね。
もちろんドラムのワタル君もふられたら話せる人だというのは
わかるし。
初めて聴いた「三つ数えろ」のギターがものすごく好き。
ヤブさんのギターがキラキラしてた。
♪世界なんて3秒で変わる
これこそ音楽の力以外何ものでもないよね。
3秒で人を幸せな気持ちにさせることができる可能性があるもの。
「奴隷」という曲は一番新しい曲みたいなんだけれど
とても好きなタイプの曲だった。
ブルージーでジャージーな
あのストレイキャッツ系というか。
野良猫が歩いていそうな。
それこそ太宰治の「人間失格」に出てくる電気ブランという
お酒がなんか浮かんでくる感じ。
この曲はぐちゃぐちゃな恋愛みたいなのを
歌ったっていうような事を言ってたけれど
まさに「人間失格」のイメージだなって。
きっと太宰氏が生きてたらこの曲好きなんじゃないかなって。
一方で遠い昔、きっとかなりコアのクイーンのファンしか
知らない曲でフレディがプロデュースしたとある
アーティストの曲で「マンハッタンから来た男」って
いう曲があるんだけれど、数年前にフレディのスペシャル盤を
買った時に入ってて、もう何年も聞いてなくて
忘れていたけれどその空気感を思い出したよ。
ロンドンでも通じるいわゆるドリアン・グレイの世界にも
共通するね。
こういうのを東京キネマとかでやると合いそうな気がした。
って私は東京キネマは行ったことなくてフォズのライブ映像で
しか見たことがないんだけれどね。
どこか場末の空気感や昭和感がいい。
でも、この曲でおもしろいのは途中ですごい展開をするんだ。
場末の夜の風景から朝のすがすがしい風景にシーンが変わるような
展開。明治から昭和そして平成に飛ぶような。
なんかMVを作るとすごくおもしろいのができそう。
こういう歌は映像を作るものにはいろんなワクワク感を与えるよね。
「OH MY LITTLE SOLDIER」はヤブ氏が観客を煽って
それに佐藤氏がいっしょになって煽るといういいムードで始まった。
ちょっとカントリーテイストっていうかここにバンジョーが入ると
余計にそんな雰囲気になりそう。ブラッククロウズとかやりそうな
南部臭を感じつつも、明るい気持ちなる曲だ。
ギターも一気にロンドン系から南部アメリカ系にスイッチが変わって
そんな切り替えもヤブさんならではだなって。
「お金を下さい」
これも初めて聴いたのだけれど
メロディの展開とかはやはり真田暎人なんだけれど
歌詞の書き方はさらっとしててある意味新鮮というか
でもそこにも
「真っ白い朝」という言葉が出て来た。
私はもしかして彼が使う言葉の中で一番好きな言葉は
「白い朝」なのかもしれない。これが彼の人生観なのかなと
思う。彼はいつも「白い朝」を見るために生きて
音楽をやっているのかなって思うほど。
そして、そこには愛する人が必ずいるんだ。
夢でしか会えない今の状況でもね。
白い朝と大事な人はいつもいっしょなんだね。
そして私がきっとバイバイで一番好きな(今まで聞いた中で)
「悪魔はラッパを鳴らさない」
この曲の時、この日のライブでは本当に最大のピークに
達していたと思う。メンバー全員が熱くひとつに
なって会場をとりこんでロック魂で炎をあげていた。
まるで先人の海外のロックバンドのフロントマンと
ギタリストが隣同士で歌い合うかっこいいシーンを
思い出してしまうような名シーンが
そこにあった。感動した。ロックだ!!!!!って。
佐藤さんのベースを弾く姿も
ワタルさんのドラムを叩く姿も
ほんと全身全霊でそこから湯気があがっているようだった。
佐藤さんの「ウォウォウォ~」っていう煽りが
ロックバンドだ!ってこれをもっともっと男子に見せたいって
本当思った。
そしてラストにドラムのソロがあった。
圧巻だよ。こんなドラムソロのシーン見たの久しぶりだ。
彼もひとつひとつでかくなっていってるんだよね。
そこから「beautiful day」に繋がる流れは
最高の流れだった。
そしてアンコールには
「yes」
この曲はいろんな場所でいろんなメンバーで聴いた。
このアンコールのMCで
NYのジョン・レノンミュージアムに虫眼鏡で見ないと
わからないしみみたいなところに「yes」と書いてあるって
いう話をしてくれた。
「俺はジョン・レノンじゃないからさ
みんなの生きて行く道が「イエス」
正しいぜっていう説得力はないかもしれないけれど
ちょっとでも笑ってくれたらうれしいなってつくった曲
を歌います。」
っていうMCから始まった「yes」
この歌を初めて昔聞いた時に思ったのは
「真田暎人の生きていく道は「イエス」正しいぜ」
ってことだった。
この曲はきっと人間すべてへの「イエス」なんだね。
そして、今改めて思う。
真田暎人の選んだ道は「イエス」だと。
この日のライブは本当に素晴しかった。
セカンドラインに丸い熱いロック球が
できあがった気がした。
お客さんもそよかぜまではそれほど多いとはいえなかったけれど
bye-bye circusの時になって急に増えた。
関西でこれだけのファンが待っていたんだってわかった。
この日のライブは
新生bye-bye circusの本当のスタートになったのかもしれない。