2012年9月14日(金)(晴れ)
滋賀県にあるびわ湖ホールの大ホールで
SEKAI NO OWARIの「HALL TOUR 2012 「Entertainment」」
を見て来ました。
平日にライブに行くのは自分的にはかなり大変で
特に金曜日は一週間の疲れがど~っと出る日なので
ヘロヘロ状態でしたが
この日だけは仕事を早めに切り上げさせてもらって
びわ湖ホールに行ってきました。
初めての場所だったのですが
すごくきれいで、カフェなんかもガラス張りのところから
びわ湖が見えるという感じで素敵でした。
ホール自体もなんだかオペラハウスみたいで
ここでロックのライブするとどうなるんだろうって
思いました。というのも天井桟敷席というのか
かなり高い場所にも座席があって、そこで
立つのはかなり怖そうだったから。
6時半開演だったのですが、終わったのは9時ぐらいで
長くてリッチなライブを最初から最後まで満喫できました。
ツアー中なのでセットリストとか趣向とかは
書けませんが、滋賀だけの話を少し。
まず、LOVEが語る妖怪の話。
滋賀県は「鉄鼠(てっそ)」というのがご当地妖怪らしいです。
ちょっと怖い感じでした。
次に、これは驚きでしたが
なかじんのおじさんが滋賀県の守山にいらっしゃって
前日そこで泊まられていたようです。
で、なかじんのいとこが音楽を地元でやっている方のようで
その方が路上ライブはどんなのかみせてあげると
(なかじんは今まで未経験だったそうです。)
JR守山駅前で弾き語りをやってくれて、それを見ていた
なかじんは自分もやりたくなって、ついに路上デビューしたそうです。
なんと、守山駅前でなかじんがセカオワの曲を弾きがたっていたのです!
これを見れた人はほんとラッキーですね。
でも、どうやら誰にも気付かれなかったようで。
極めつけはそのライブの3日前に深瀬くんが
友達(あやまんジャパン)の結婚式に行った時に
川に落ちて足を怪我をして医者からライブなんて
だめだと言われたけれども、薬とかで痛みを
押さえてステージに立っているという話。
いつもより動きは少ないでしょって本人は
言ってましたが、まさか怪我しているなんて
これっぽちも言われるまで感じませんでした。
さすが、プロですね。
数年前のサマソニでマイケミカルロマンスの
ジェラルドが本当は杖がいるほどなのに
ステージで動いて歌っていたのを思い出しました。
が、ここからは少し私の個人的な話。
ある曲の時に演出でかなりステージや会場全体が暗くなり一部が
深いブルーのライトで照らし出されました。
その時、耳元に演出だったのか私の空耳だったのか
川のせせらぎの音が聞こえてきて、階段がまるで
よく旅館とかにある石畳の階段に見えて来て、
その降りた先に川が流れているように感じ
「こういうところ行きたい気もするけれど
きっと夜とか怖いんだろうな。」なんて
まったくステージとは関係ないことをふと
思ってました。
するとその後に深瀬くんの話。
なんか一瞬トリップした感がありました。
あれは深瀬くんの落ちた川なのかな?って
もし、彼が霊感が強い人であれば
私はときどきそういう人から電波をもらってしまうことがあるので
見えたのかなって思いました。
まあ、私の戯言です。
以前Zepp Nambaで見た時のようにレーザーとか薄い幕とか
いろいろな技巧がステージになされて、ほんと視覚的にも
楽しめるし、すごいな~って思います。
藤崎さんの衣装が彼女にすごくあっていてかわいかったです。
で、不思議と彼女の雰囲気を見ていたら、どこか
FoZZtoneの渡會さんがジャケットとかに描く女の子みたいに
見えるのです。
藤崎さんといえば雑誌「ダヴィンチ」の村上春樹特集で
好きな作品について書いていましたね。
それについてはまた改めて書きたいと思いますが、
セカオワのライブにも映像のひとつに(これは毎回なので
書いていいですよね?)いろいろな著名人の言葉が
現れるのがあります。
そこに村上春樹のもありましたね。
まだ、セカオワが世界の終わりだった時代に
私は直接藤崎さんにこのバンド名は「村上春樹」あるいは
「ミッシェルガンエレファント」と関係あるのですか?
とたずねたら、「いいえ、それはないです。でもこのバンド名には
9万個ぐらいの由来があるのです。」って答えてくれましたが
その時彼女はどうして「村上春樹」を避けたのかな?って
今思っています。おそらく、有名な人の名をあげることで
まだその時今程有名でなかった彼らに固定概念を植え付けられたく
なかったのだろうと思っています。
私はものすごい喜怒哀楽を「静けさ」で進めていくと彼女が
語る村上小説のようにこのSEKAI NO OWARIの音楽にも
それがあって、そこがきっと私は好きなんだろうなと思います。
明るくカラフルなようでその歌詞に秘められた毒や悲劇。
そのギャップ感が魅力的なバンドだと思う訳です。
客層は結構若くて、高校生も多かったように思います。
グッズのディスプレイが高校生の女の子をイメージしていたのも
ちゃんとファン層も把握しているんだなって思いました。
もちろん20代、30代、それ以上のお客さんもたくさんいますし
男女問わずファンがいました。スーツ姿の方も。
高校生でもギャルっぽい子ではなくて
どちらかというと真面目な感じの子たちが
多かったように感じました。
きっとみんな彼らの歌詞に「すごいな」と
大人の世界を見て、社会を見ているんだなって。
いわゆるモンゴル800に中学生がはまったり
バンプにはまったりする感覚です。
西野かなやエグザイルにははまらない子たちが
いく音楽ですね。
大人から見てもセカオワの独特の世界は
唯一無二な感覚はとても新鮮だし、
ある意味、未来はどうなるんだろう?という
危うさも兼ね備えている彼らは
これからもワクワクをくれるんだろうなと思っています。
今回は初めての人にも彼らのことをわかりやすく
教えてくれる趣向もあったし、いろんな角度から
楽しめるライブでした。
まったく、無駄がない構成で
すべてが計算されていて
これを考えたであろう藤崎さんに
心から拍手を送りたいです。
まだまだ続くホールツアー。
行かれる方は楽しんできて下さいね!
滋賀県にあるびわ湖ホールの大ホールで
SEKAI NO OWARIの「HALL TOUR 2012 「Entertainment」」
を見て来ました。
平日にライブに行くのは自分的にはかなり大変で
特に金曜日は一週間の疲れがど~っと出る日なので
ヘロヘロ状態でしたが
この日だけは仕事を早めに切り上げさせてもらって
びわ湖ホールに行ってきました。
初めての場所だったのですが
すごくきれいで、カフェなんかもガラス張りのところから
びわ湖が見えるという感じで素敵でした。
ホール自体もなんだかオペラハウスみたいで
ここでロックのライブするとどうなるんだろうって
思いました。というのも天井桟敷席というのか
かなり高い場所にも座席があって、そこで
立つのはかなり怖そうだったから。
6時半開演だったのですが、終わったのは9時ぐらいで
長くてリッチなライブを最初から最後まで満喫できました。
ツアー中なのでセットリストとか趣向とかは
書けませんが、滋賀だけの話を少し。
まず、LOVEが語る妖怪の話。
滋賀県は「鉄鼠(てっそ)」というのがご当地妖怪らしいです。
ちょっと怖い感じでした。
次に、これは驚きでしたが
なかじんのおじさんが滋賀県の守山にいらっしゃって
前日そこで泊まられていたようです。
で、なかじんのいとこが音楽を地元でやっている方のようで
その方が路上ライブはどんなのかみせてあげると
(なかじんは今まで未経験だったそうです。)
JR守山駅前で弾き語りをやってくれて、それを見ていた
なかじんは自分もやりたくなって、ついに路上デビューしたそうです。
なんと、守山駅前でなかじんがセカオワの曲を弾きがたっていたのです!
これを見れた人はほんとラッキーですね。
でも、どうやら誰にも気付かれなかったようで。
極めつけはそのライブの3日前に深瀬くんが
友達(あやまんジャパン)の結婚式に行った時に
川に落ちて足を怪我をして医者からライブなんて
だめだと言われたけれども、薬とかで痛みを
押さえてステージに立っているという話。
いつもより動きは少ないでしょって本人は
言ってましたが、まさか怪我しているなんて
これっぽちも言われるまで感じませんでした。
さすが、プロですね。
数年前のサマソニでマイケミカルロマンスの
ジェラルドが本当は杖がいるほどなのに
ステージで動いて歌っていたのを思い出しました。
が、ここからは少し私の個人的な話。
ある曲の時に演出でかなりステージや会場全体が暗くなり一部が
深いブルーのライトで照らし出されました。
その時、耳元に演出だったのか私の空耳だったのか
川のせせらぎの音が聞こえてきて、階段がまるで
よく旅館とかにある石畳の階段に見えて来て、
その降りた先に川が流れているように感じ
「こういうところ行きたい気もするけれど
きっと夜とか怖いんだろうな。」なんて
まったくステージとは関係ないことをふと
思ってました。
するとその後に深瀬くんの話。
なんか一瞬トリップした感がありました。
あれは深瀬くんの落ちた川なのかな?って
もし、彼が霊感が強い人であれば
私はときどきそういう人から電波をもらってしまうことがあるので
見えたのかなって思いました。
まあ、私の戯言です。
以前Zepp Nambaで見た時のようにレーザーとか薄い幕とか
いろいろな技巧がステージになされて、ほんと視覚的にも
楽しめるし、すごいな~って思います。
藤崎さんの衣装が彼女にすごくあっていてかわいかったです。
で、不思議と彼女の雰囲気を見ていたら、どこか
FoZZtoneの渡會さんがジャケットとかに描く女の子みたいに
見えるのです。
藤崎さんといえば雑誌「ダヴィンチ」の村上春樹特集で
好きな作品について書いていましたね。
それについてはまた改めて書きたいと思いますが、
セカオワのライブにも映像のひとつに(これは毎回なので
書いていいですよね?)いろいろな著名人の言葉が
現れるのがあります。
そこに村上春樹のもありましたね。
まだ、セカオワが世界の終わりだった時代に
私は直接藤崎さんにこのバンド名は「村上春樹」あるいは
「ミッシェルガンエレファント」と関係あるのですか?
とたずねたら、「いいえ、それはないです。でもこのバンド名には
9万個ぐらいの由来があるのです。」って答えてくれましたが
その時彼女はどうして「村上春樹」を避けたのかな?って
今思っています。おそらく、有名な人の名をあげることで
まだその時今程有名でなかった彼らに固定概念を植え付けられたく
なかったのだろうと思っています。
私はものすごい喜怒哀楽を「静けさ」で進めていくと彼女が
語る村上小説のようにこのSEKAI NO OWARIの音楽にも
それがあって、そこがきっと私は好きなんだろうなと思います。
明るくカラフルなようでその歌詞に秘められた毒や悲劇。
そのギャップ感が魅力的なバンドだと思う訳です。
客層は結構若くて、高校生も多かったように思います。
グッズのディスプレイが高校生の女の子をイメージしていたのも
ちゃんとファン層も把握しているんだなって思いました。
もちろん20代、30代、それ以上のお客さんもたくさんいますし
男女問わずファンがいました。スーツ姿の方も。
高校生でもギャルっぽい子ではなくて
どちらかというと真面目な感じの子たちが
多かったように感じました。
きっとみんな彼らの歌詞に「すごいな」と
大人の世界を見て、社会を見ているんだなって。
いわゆるモンゴル800に中学生がはまったり
バンプにはまったりする感覚です。
西野かなやエグザイルにははまらない子たちが
いく音楽ですね。
大人から見てもセカオワの独特の世界は
唯一無二な感覚はとても新鮮だし、
ある意味、未来はどうなるんだろう?という
危うさも兼ね備えている彼らは
これからもワクワクをくれるんだろうなと思っています。
今回は初めての人にも彼らのことをわかりやすく
教えてくれる趣向もあったし、いろんな角度から
楽しめるライブでした。
まったく、無駄がない構成で
すべてが計算されていて
これを考えたであろう藤崎さんに
心から拍手を送りたいです。
まだまだ続くホールツアー。
行かれる方は楽しんできて下さいね!