HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ありがとう、はじめまして、愛してる。

2015年11月23日 | bye-bye circus
「ありがとう、はじめまして、愛してる。」

これは真田暎人さんがよく使う言葉たち。

これって生まれたての赤ちゃんに
お母さんやお父さんが言う言葉でも
あるな~ってこれを聞くたびに思っていた。

私はもうすでにお母さんだ。
だから、今テレビドラマでやっている「コウノドリ」を見るたびに
胸の奥がぎゅっとなる。

命がこの世に誕生するっていうのはすごく大変であり奇跡なんだって。
産む方も生まれる方も。

だから、そんな言葉を言う彼も奇跡の命のひとりであるわけで、
そこから生まれる曲たちも奇跡なんだよね。


11月22日(日)に彼のバンドbye-bye circusがひとつの章を終えた。
このバンドができた時の最初のベーシストが今年になって辞めてから
サポートで別のベーシストが入ってたバンドだったけれど、
一旦このメンバーでの活動を辞めて、また1人から始めることにしたそうだ。

真田さんの最初のバンドJET KELLYと出会ったのはもう12年ほど前。
そういえば11月22日っていうのが私がインディーズバンドのライブを
初めて観に行った記念日みたいなもんで、そこから繋がって真田さんに
出会った。

私はたまに彼が怒ってしまうような事をSNSに書いたりもしたけれど
それもみんな彼の音楽を愛するゆえんなんだ。

私としてはバンド形態が大好きであるけれども、
彼の才能というか生まれ持った音楽家としての素晴らしさを
どうしても埋もれさせたくなかった。

だからbye-bye circusにおいてメンバーについて
マイナスな事も書いたかもしれない。

私が出会った時のJET KELLYのメンバーとはbye-byeのメンバーの演奏力に差があったから
しかたがない。

真田さんが彼らを育てようとしているのか?でも、そうだとすごく時間がかかっちゃうよ。
自分の音楽を多くの人に伝えるのにそれだけ時間がかかってしまっていいの?
っていつも私は心配していた。

でも、いらぬおせっかいでしかなく
結果は見えていたとしても
何も言えなかった。


でも、彼はやっと決意したんだ。
また1人から始めることを。

それでいいんだと思う。
まだ30代。ぜんぜん余裕さ。

生きていれば、正直何歳になってもやり直せるし、
夢を見れる。

夢を大人になってから見たっていいんだよ。
私はまだ夢見ている。

お母さんになっても夢見ている。
子供に委ねるのではなくて自分の夢をね。

みんなも思っていない?
みんなのお母さんはもう夢を抱いてないって?
そんなことないんだよ。夢をまだ捨ててないおかあさんもいるんだよ。

これからどうなるんだろうって
きっと真田さん自身も不安なんだろうな。

そして、離れて暮らしている彼のお母さんもきっと
表には出さなくても心配していると思う。

ただ、同じ母の立場から言えるのは
「自分の子供を信じている。」ってこと。
いつかその子の夢が叶うってことを信じている。


だって、お母さんはいつでも思い出せるんだもの。

「ありがとう、はじめまして、愛してる。」って
自分の大切な息子や娘に言ったその日のことを。

奇跡がやってきたその誕生の日のことを。

いろんな思い出とともに真田暎人さんの歌がある。

これからも私はずっと真田さんの歌を愛し続けると
改めてここで思うのです。
なかなかライブに行けない遠い場所ではあるけれど
やっぱり強く思うのです。


生まれてきてくれてありがとう。





コメント
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