HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

よい曲と出会うと・・・

2006年01月20日 | 洋楽
寒い朝、氷りつきそうな風がほおに吹き付けても、改札から出た時に目の前にパノラマのように広がる冬の朝のバスターミナルも、ウォークマンから流れる音楽できらきらして見えて、幸福な気分になれる。

最近、すご~くよい曲と出会った。ほんと何の前触れもなく。ただ、タワーレコードに行って、なんとなく店内を一巡して、ふと立ち止まった視聴コーナー。結構たくさん視聴できて、1つの機械で8つのアルバムが聴けるようなのが3つぐらいあって、その中のひとつをなんとなく、意味も無く聴いてみる。すると「えっ?」って感じでドキリとする。「誰これ?」初めてそこに飾られているアルバムを手にとって見る。バンドのメンバー写真はなく、イラストのみ。ファーストアルバムは輸入盤しかなくて、セカンドアルバムが日本デビューとある。ほんとはファーストから買うべきなんだけど、とりあえず、どんなバンドか知りたくてその日本デビューアルバムを買う。

そのバンド名は「Mae」(メイ)・・・アメリカのバンドだ。

しかしながら、聴くとわかるけど、実にUKっぽいバンドで、なんか英語の発音までイギリス人みたいに聴こえて来る。かなり、彼ら自身イギリスのバンドに影響を受けているようで、それがすごく表れている。ゆえにUKロックが好きな人は気に入るのではないだろうか?

キーボードがいる5人編成のバンドで、デビューアルバムにはCDーEXTRAが入っているのでパソコンではPVが見れる。これがまたいい感じで、すごくイギリス的。

メランコリックでエモーショナルで気持ちのいい音を出すバンド。

もう完全にはまってしまった。

アルバムにはプロローグとエピローグが入っているんだけど、でも、それがプログレのようなコンセプトを強調するものでもなく、単純に1曲、1曲楽しめる曲だし、それでいて全体を見れば統一性もあるよくできたアルバムだ。

びっくりするのが歌詞。よくまあ、こんなにたくさん言葉を綴って、曲にはまるものだというかんじ。かつて某インディーズのバンドのボーカルさんで今はソロ活動されている方の次に驚いた。(笑)もう小説みたいなのに、ちゃんと曲にフィットしていて、気持ちよ~く聴ける。すばらしいとしかいいようがない。まあ、このバンドのは英語だけど・・・(笑)日本語訳読んでいて、いい言葉だな~っていうのがいっぱいあって、もちろん英語でも同じなんだけど。アルバムのジャケットにも英文の歌詞カードにも使われているイラストレーターの絵は洋書の絵本で見たことがある。なんだったかな~。でも、好きな絵だ。

ついついファーストも買ってしまった。輸入盤しか出て無いけど。

チャンスがあれば是非聴いてみてください。寒い体に温かい心を持ちたい方は・・・


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