元荻窪和庵主オバちゃまの気まぐれ日記

食いしん坊で着物愛好家。美味しくて楽しかった事を中心につぶやいて参ります。

この夏最後の夏着物

2010-08-23 16:30:35 | インポート
上野の森美術館に出かけて来ました。
もちろん着物で!
この日も35度
選んだ着物は、
くすんだ藤色の夏大島と蕪の絵が一つ刺繍されている絽のこげ茶帯。
帯止めは金魚さんです。



上野の森はやはり涼しい風が吹いていました。
セミの声と木々の語らいを聞きながら、
上野駅からゆっくり5分ほど歩くと
目的の美術館へ。

待ち合わせの方々が来るまで、
美術館のロビーで涼をとりながら外を眺め、
夏の終わりを少しだけ感じる事が出来ました。

夏着物を着るのは、この日でおしまい。
9月になると単衣に変わります。
残暑が厳しいと単衣はチトきついので
9月の和服はちょっとお休みです。


「日本の自然を描く展」に和庵のお客様が出品されました。
その方のグループ(通称:閑人会)に誘われて
暑気払いも含め、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

このお話はまた後日・・・











梅酢

2010-08-18 09:32:42 | インポート
立秋過ぎの猛暑・・・
呼吸をすると、体温より高い空気が体内に入り込みます。
厨房の暑さとは種類がまったく違い、体力も気力も奪われてしまいます。
私の夏バテ予防ドリンクは




氷水の中に梅酢を少し入れて飲みます。
酸味と紫蘇の爽やかさ♪ 適度の塩分補給。
絶対お薦めです♪ 

姉の「手作り梅干し」から出た梅酢です。
梅干しが苦手な方でも、梅酢ドリンクならすんなり飲めますよ。

この暑さは、いつまでつづくのやら・・・
でも必ず秋はやって来ます。
皆様、お体を大切に!






ぬか漬け

2010-08-08 12:27:23 | インポート
当店(和庵)人気のぬか漬けです




夏野菜のぬか漬けは特に美味しいですね。
きゅうり、茄子、人参、ミョウガ、ミニトマト
全部ぬか漬けです!
この季節は有機の茄子が出回りますので、色も変わりにくく
とても美味しいです。
大根の皮は剥かず、トマトもヘタを取ってそのまま着けます。

私の糠床は約20年になります。
荻窪に引っ越してきた時、友人が引っ越し祝いと「糠床」をくれました???
お茶漬け茶碗に1杯ぐらい。頂いたからには大切にせねばと
糠床作りをしました。頂いた糠床の年齢を知りませんので、
年齢不詳です。

出張の時は冷蔵庫に入れ、寒の入りから立春までははゆっくり休ませ、
なんとか今まで育ってくれました。

お店を開くようになってからは、大きな瓶に移し、糠を足し、
毎日毎日お手入れしています。

昔は糠床や白菜着け、たくあん漬けなどはどこの家にも当たり前のようにありましたね。
外食産業が今のように普及していませんでしたし、
お家ごはんが当たり前でしたから、
どの食卓にも必ず漬物がありました。
お野菜を入れるときと食べるときの2回、必ず手を入れていたわけですから
特に「お手入れ」をする必要はありませんでした。

糠床を作るには6月から7月が良い季節です。
分量は同じでも、糠床の数だけ味が違いますね。
みなさんも作ってみませんか?
和庵HPのお薦めレシピ6月に掲載されています。

面倒でしたら、どうぞ当店でお召し上がりくださいませ♪


夏休みのお知らせ
8月29日(日)から9月1日(水)までお休みとさせていただきます。







夏の午後

2010-08-02 14:09:25 | インポート
35度の猛暑の中、友人と着物でお出かけして参りました。
友人は「スパルタ着付教室」の第1期生!名付け親でもあります。
あまりに厳しい教え方だったので、「これじゃまるでスパルタだぁ~」と言われてしまいました。







暑い中の最初の目的地は上野の森にあります「東京藝術大学美術館」。
上野公園口から徒歩10分ぐらい。緑の木々の中
時折体を通り抜ける風を感じながら
ゆっくり歩いて「シャガール展」へ。
午後4時近かったので、それほど混雑していませんでした。

赤と緑の補色が美しく、前衛的なはずなのになぜか懐かしい感じがしました。
芸術家の感情は、家族・動物・農作物・生と死など
多方面に深く注がれているのですね。それも半端な愛情ではないと思います。

さて、次の目的は
「う・な・ぎ」です!!!

神田「きくかわ」でタラフク食べて(もちろんビールも!)
友人との楽しい休日は終わりました。
満足満足♪♪♪

<写真の着物と帯:白色(越後上布と麻の名古屋帯)
紺色(能登上布と羅帯)
帯の結び方:「お太鼓結び」と「角だし」>