元荻窪和庵主オバちゃまの気まぐれ日記

食いしん坊で着物愛好家。美味しくて楽しかった事を中心につぶやいて参ります。

味噌仕込み!

2015-02-27 11:06:17 | 和庵
和庵で使用しているお味噌は
姉の手作りです。

干し柿同様、姉の力をすべて借りています。
先日、仕込んでいる時の写真を送ってもらいました。



大豆を潰すのに活躍するのがイタリア製ミンサーだそうです。
イタリア人万歳!!!




今年の秋までゆっくりおやすみなさい。


お味噌汁はもちろんですが、ちりめんじゃことちょっぴりのマヨネーズを混ぜて
野菜スティックに付けて食べると美味ですよ。

春のお惣菜

2015-02-25 10:42:34 | 和庵
この季節、どうしても食べたくなる物があります。

「ふき味噌」です。



「ふきのとう」をみじん切りにしているとき、左手の指と爪の中が
どんどん黒ずんで来ます・・・・・。

出汁、お味噌、醤油、砂糖、酒で味付けして焦がさないように煮詰めます。

砂糖は少なめにしてふきの苦みを残します。

日本酒のお供にピッタリ!もちろんおにぎりにも!

それから「山ウドの金平」も。



根元だけちょっと切り落として皮も穂先もすべてまとめて金平にします。

和庵一番人気の「自家製干し柿入り白和え」はぼちぼち終盤。
干し柿が残り少なくなってきました。バトンタッチをするのがこの金平です。







久々のサントリー美術館

2015-02-17 10:49:23 | 着物
昨年の秋以来の美術館訪問です。

年末から不動産屋とのトラブル、引越、お店の忙しさ(これは嬉しい悲鳴
と、ドタバタしていましたのでなかなか心の余裕が・・・

でも、日曜日にサントリー美術館へ行ってきました。
強風の中の外出だったので、地下鉄から外に出る事なく行かれる美術館を選びました。
もちろん展示品のチェックもネットで!

着物も2ヶ月ぶりくらいかしら?
泥大島に帯の柄は梅?に似ている刺繍がなされています。



背筋がピント伸びるのは、ヨガの時と着物を来た時ぐらいかしら。

サントリー美術館

「仁阿弥道八」の陶芸展でしたが、それはそれは見事な物ばかりでした。
あまり期待していなかったのですが、繊細で美しいものからお茶目でクスッと笑ってしまう作品まで、
作品の巾がとても広いのです。茶道の心得がある方ならもっともっと楽しめると思います。

茶道の水指



炉蓋(炉の炭熱をお尻に感じて我慢をしているような狸さんです。思わず笑ってしまいました)



還暦御祝に依頼されて作った作品のようですが、還暦を過ぎた私はちょっとムッとしてしまいました


心へのビタミン剤注入、しっかり出来た休日でした。




小さい春の訪れ

2015-02-12 10:53:26 | 和庵
朝晩の冷え込みは辛いけど、日中の日差しが温かく感じられるようになりましたね。

春を感じて一番先に作るのが毎年、「グリンピースの翡翠煮」です。

先日、お通しでお出ししました。



左は自家製干し柿とクリームチーズの練り合わせ。
右は辛子明太子とジャコ。(プリン体の王様同士の組み合わせですね)

菜花と焼き椎茸のお浸し。菜花のほんのりとした苦みが春を感じさせてくれます。



そして春到来を一番感じさせてくれるのが糠床です。

和庵のぬか床は今年で満24歳になります。
寒い日でも、立春を過ぎるとなぜかほんのり温かくなるのです。
春の発酵が始まるのですね~。



年間を通して冷蔵庫へ入れる事はありません。
長期休暇をとる時は別として。

これから梅雨に向かって一年中で一番美味しくなる時です。
ご来店の際はぜひご注文下さいませ。