ふるまご呉服店
三重県津市上浜町2丁目62
電話(059)228-3996
和風生活 かやくごはん
徳ちゃん(津駅前)
▲ お造りの盛り合わせ(4人前)
津駅前の居酒屋徳ちゃんで津呉服商組合の総会懇親会を開催しました。
一年ぶりの会食は、美味しい魚料理が食べられるお店を選び徳ちゃんに
決めました。
水曜日にもかかわらず6時前には数組の来客があり、お店の人気の高さを
物語っているようでした。
先付けから始まり、茶わん蒸しにお造りの盛り合わせが出てきました。
色とりどりのお刺身はどれも新鮮でボリュームも満点。
▲ 焼き物
サザエとホタテの焼き物、続いて天ぷらの盛り合わせ。
▲ イトヨリの煮つけ
大沢に盛られたイトヨリは甘辛い絶妙の味付けでした。
4人のコースのために仕入れてきてくれた魚でしょう。
最後のご飯ものは鶏天巻き。
5000円でお願いしたコースは食べきれないくらいの量でした。
味も量も申分なし。ごちそうさまでした。
ブルーの振袖
▲ 紫紺檜扇振袖(吉澤)
濃い地色の振袖のリクエストに応えて商品を揃えました。
ご本人は深緑が希望でしたが、ちょうどその系統の色目が出品中だったため
青系の色を送ってもらいました。
まずは古典振袖の定番、吉沢織物の吾妻徳穂シリーズの紫紺の振袖です。
吉澤のこのシリーズは時代を経ても変わりなく、気品の高い柄行きが特長で
ふるまごでも30年以上前から成人式を迎えるお嬢様におススメしている
代表的な振袖です。
檜扇の金彩と紫紺色の無地場のコントラストが映える高級感あふれる振袖は
着る方の品格を高める力のある逸品です。
▲ 青花貝桶振袖(吉澤)
これも吉澤の製品ですが、徳穂シリーズと比較して明るい青と水色にピンクや
赤の花柄が可愛い印象を与える振袖です。
菊藤
▲ 群青菊華振袖(青柳)
群青色の地色よりもむしろ菊や紅葉、藤の花柄を前面に出したとても賑やかな
印象の振袖です。
試着していただいたご本人の感想は、やはり徳穂の紫紺色に最も好印象を
もたれました。この振袖も候補に入れながら、今回ご用意できなかった
濃い緑の振袖も併せて比較していただける機会を設ける予定です。
能登の旅~和倉温泉
▲ 千里浜なぎさドライブウェイ
北陸道を金沢東ICで降りて、のと里山海道に乗って千里浜ICで降りると
千里浜なぎさドライブウェイに到着します。世界的にも珍しい、日本で唯一
車やバイクで砂浜を走行できるドライブウェイで約8㎞続きます。
3年前の秋に訪れた時は、台風の影響で波が高く通行止めだったため今回
やっと念願がかないました。
▲ 道の駅のと千里浜
ドライブウェイの近くの道の駅に立ち寄りました。
新しく綺麗な施設でジェラートが食べられる地元でも人気の道の駅です。
▲ タイヤシャワー
砂浜走行で汚れた車体を洗うことのできる無料のタイヤシャワーが設置されて
います。車底に付いた海水や砂を取り除くために1分間シャワーが出ます。
▲ マルガージェラート
世界チャンピョンに輝いた能登発祥のお店がテナントに入っています。
口どけが滑らかでとても美味しいこのお店のジェラートがお気に入りで
以前訪れた野々市店以来2度目となりました。
▲ 白米千枚田
小さな棚田が海岸まで続く能登を代表する景勝地です。
田の枚数1004枚。秋から冬にかけて、あぜ道にイルミネーションが
25000個並ぶイベントが毎年開催されているそうです。
道の駅のと千里浜から約80㎞、1時間20分かかります。
▲ 能登海舟
2021年3月にオープンした共立リゾート北陸初出店の「能登海舟」
▲ 源泉公園
▲ 総湯
和倉温泉にある共同浴場 7:00~21:00 ¥460
▲ 加賀屋
▲ 6:14 七尾湾(能登島大橋)からの日の出
黒地の袋帯②
▲ コプト文(錦工芸)
通好みの帯を製作している錦工芸の逸品です。
主に唐織の技法を用いるこの機屋の帯は、軽さと締め心地の良さが評判です。
緯糸には甘撚りの糸を束ねて太くした絵緯(えぬき)と呼ばれる糸を使用して
いるため、量感と光沢のある柄を表現することができます。
また、錦工芸では柄として表に出ない裏側の絵緯を丁寧にカットしているため
帯全体の重量がかなり軽減されています。
手に持った時にとても軽く感じるのはこの処理が施されているからです。
▲ 葡萄唐草文(大文字屋庄兵衛)
西陣でも有数の老舗大庄は、江戸時代の寛永年間に初代西村藤兵衛が大文字山
ゆかりの地で創業したことから「大文字屋庄兵衛」を名乗るようになりました。
当代で10代目となる大庄では、すくい織りの技法を用いた手織の高級品を
得意としています。織機による製品も量産体制をとっていないため一部の老舗
問屋でのみ取り扱われています。
正倉院文様である葡萄唐草文を黒糸を上手く使って渋みのある落ち着いた
雰囲気に仕上げました。
礼装から茶席のきものに合わせていただける通好みの帯です。
▲ 小花繫ぎ文(織よし)
黒地に白一色で柄を織り出した都会的なモノトーンコーデにふさわしい帯です。
色無地や無地の御召や紬などスッキリとした着こなしが似合います。
▲ 正倉院鳥蝶文(織悦)
老舗織悦の全通袋帯です。黒地ではありませんが珍しい紺色地が新鮮です。
渋めにまとめた色糸がかえって帯の個性を際立たせるこれも通好みの逸品。
付下げや訪問着と合わせても主張しすぎずきものの色柄を生かす帯です。
黒地の袋帯①
▲ 桐菊露芝吉祥文
蛍庵田村屋の帯です。
桐、菊、露芝が黒地に映える柄は江戸時代寛文年間の小袖をモチーフにした
寛文文様です。大胆な柄行きの訪問着との取り合わせがおススメ。
▲ ルネッサンス文(織よし)
西洋風の連続柄を6色の糸で表した帯はどんな地色のきものにも合わせやすい
使い勝手の良い帯です。
付下げや訪問着から色無地まで幅広くコーディネイトできます。
▲ 有職(ゆうそく)丸文(織よし)
平安時代以来の朝廷・公家社会における衣食住の決まりごとを「有職故実」と
いいますが、朝廷での衣類や調度品に用いられたのが「有職文様」です。
有職文様のうち八藤丸と臥蝶丸を太鼓柄に織り出した格調高い帯です。
披露宴などの祝儀席の他に、付下げや訪問着とコーディネイトして
初釜や炉開きなどのお茶事にもふさわしい品です。
▲ 唐草道長錦(都)
豪華な唐草文様の唐織は華やかな訪問着のと相性がピッタリの礼装用の帯です。
色数が多いので、どのような地色のきものにも合わせることができる使い勝手の
良さが特長です。
« 前ページ | 次ページ » |