ふるまご呉服店
三重県津市上浜町2丁目62
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和風生活 かやくごはん
夏越の祓(なごしのはらい)椿大神社
▲ 茅の輪をくぐる
6月30日には半年間の罪けがれを祓い清める神事「夏越の祓」が各地の神社で
執り行われます。
鈴鹿市の椿大神社でも盛大に開催され、参拝を兼ねて茅の輪をくぐってきました。
▲ 椿大神社本殿
「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶと云うなり」という神歌をとなえながら
茅の輪を3回くぐります。
最初は左回りにくぐり、次いで右回り、最後にまっすぐ神社正面に進んで、残る
下半期の諸災解除と開運隆昌を祈ります。
夏場所 追手風部屋(鈴鹿市白子宿舎)
▲ 松葉屋旅館(鈴鹿市白子本町)
7月9日(日)から始まる大相撲名古屋場所。
今年も追手風部屋(大翔山)が白子の松葉屋旅館を宿舎にしています。
名古屋場所で同部屋が鈴鹿に宿舎を構えるようになって15年目を迎えるますが
その間に3回稽古を見学に行きました。
追手風部屋は過去に幕内の黒海(ジョージア)を擁し、現在では大栄翔、翔猿、
遠藤など5人の幕内力士を抱える部屋に成長しました。
▲ 稽古場の土俵(白子東町公園)
宿舎の向かい側にある白子東町公園が稽古場で、この公園には屋根付きの土俵が
常設されています。
場所前は朝6時30分頃から稽古が始まります。
若い力士が竹箒で土俵を掃き清めると、いよいよ稽古開始。
兄弟子に掛け声に合わせて四股踏みが始まりますが、ゆっくりなリズムながら
これが30分近く続きます。時間と共に力士の体からは汗がにじんでくるのが
間近で見ていてわかります。
四股の次は、すり足、その後にぶつかり稽古となりますが、立ち合いの稽古が
最も迫力がありました。
頭と頭でぶつかり合う立ち合いの稽古では、「ゴツン」という鈍い音が聞こえて
格闘技の激しさが伝わってきました。
朝稽古は10時頃まで続き、その後風呂に入ってちゃんこの時間になるようです。
きもののお手入れ
▲ 小袖の肩裾模様の訪問着
衣更えのこの季節にふるまごでは「きものお手入れキャンペーン」を開催中です。
本日も訪問着のお手入れを承りました。
絞り、箔(金箔)、縫(刺繍)が丁寧に施された小袖模様の高級品ですが、長年
お手入れをしていなかったことから、湿気が原因の黄変シミが発生しています。
▲ 紗綾型地紋の無地場に十円玉大の黄変が見られます
▲ 桶絞りによる染め分け部分にも黄変があります
黄変シミの部分が多いため、すべてに手を加えるとどうしても工賃が嵩みます。
そこで、帯下やおはしょり部分など着用時に見えない部分には手を入れずに
加工代を抑えたいと考えています。
武奈ヶ岳(1,214m 大津市)
▲ 8:04 葛川市民センター駐車場出発
比良山系の最高峰の武奈ヶ岳に36年ぶりに挑みました。
当時は大学3回生の予備合宿でJR湖西線を利用して比良山系の南部を縦走
しました。
今回は駐車場が大きく、主流となった大津市葛川坊村の登山口から御殿山を
経由するコースです。
▲ 明王院の朱塗りの橋を過ぎると御殿山コースの道標があります。
▲ 9:10 植林地帯のつづら折りの道を登り続ける
▲ ギンリョウソウ(銀竜草)
▲ 9:21 夏季・冬季ルート分岐
夏道は右側ルートを取ります。
▲ 9:46 分岐合流地点
▲ 10:03 御殿山(1,097m)
御殿山までほぼ登りが続き、2時間で到着しました。
ほぼコースタイム通りですが、ここまで結構きつい登り道でした。
この先の登山道を見上げると武奈ヶ岳への稜線が続いているのがわかります。
▲ 御殿山から望む武奈ヶ岳山頂
▲ 10:13 ワサビ峠
▲ 山頂へと続く稜線歩き
ワサビ峠を過ぎると山頂までの大展望に期待が膨らみ、稜線歩きが満喫できます。
▲ 10:43 武奈ヶ岳(1,214m)山頂
出発から2時間40分で武奈ヶ岳に登頂。
山頂は視界を遮るものがない大パノラマで、琵琶湖周辺の山々が見渡せます。
▲ 山頂から琵琶湖を見下ろす
琵琶湖に浮かぶ4つの島が手に取るように望める絶景に、登りのつらさが
一掃されました。
▲ 11:04 コヤマノ岳方面への分岐
復路はコヤマノ岳を経由してワサビ峠まで周回して下山しました。
▲ 11:33 中峠
中峠から続く25分の沢登りは、下山路だけに予想外にきつく感じました。
再びワサビ峠に到着したのが12時、そこからは一気に下り、13:14に
駐車場に帰ってきました。
登山口からのいきなりの急登に苦戦してペースを落としましたが、山頂に続く
稜線歩きと登頂後の絶景に充実感たっぷりの5時間山行となりました。
帰路途中で湖南市の十二坊温泉ゆららに立ち寄り登山の汗を流しました。
竺仙のゆかた コーマ地
▲ 竺仙ゆかた コーマ地 ¥41,800
一般的には綿糸には毛羽があり、それが良さであると同時に後染めを施すと柄の
絵際がぼんやりとしてしまいます。そこで、竺仙の三代目当主は質の向上と粋な
染め上がりを求めて、余分な綿を取り除いた現在のコーマ地を開発しました。
しなやかで肌触りが良く、染め上がりをスッキリと表現できる竺仙のコーマ地は
最高に木綿生地です。
▲ 千鳥
▲ 山吹色の博多織半幅帯をコーディネイト
▲ 立涌唐草
▲ 若草色の八重山みんさー半幅帯をコーディネイト
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