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竺仙新作発表会

▲ ポスター柄に選ばれた紅梅小紋

▲ 令和七年のテーマ「アノ日本画の中の夏姿」 画 宮崎優

竺仙の京都展が2月3~4日に京都文化博物館で開催され、全国から上洛した

多くの呉服専門店でにぎわっていました。

会場には、江戸小紋をはじめ、絹・綿紅梅小紋や綿絽ゆかた、麻の名古屋帯や

半幅帯などが一堂に展示され、各店が好みの柄に注文を入れていました。

▲ 手付け技法によって染められた江戸小紋

▲ 綿絽の浴衣生地を用いたガラス製品

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夏・単衣の会

毎年2月には京都の呉服問屋の各社で浴衣を含めた夏物が一斉に発表される

ため、全国から多くの小売店が上洛します。

年間を通じてこの時期の来客が最も多く、京都の呉服業界が活気づきます。

老舗問屋の一つ、千切屋でも夏・単衣の会が開催され有名作家の作品をはじめ

龍村など一流織元の力作が展示されました。

きものや帯のメーカーが手掛けた夏用の新作は2~3月の注文分だけを製作する

ため、生産数が限られます。

そのため、夏前の実需期になるとどうしても品薄になるので、単衣や夏物の新調

を考えている方は、早めのご用命をおススメしています。

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繭綿もめん

男女どちらにも仕立てることができる幅広タイプの繭綿もめんの反物です。

繭綿もめんは、綿のタテ糸✕絹のヨコ糸で織られた二つの素材の持ち味を生か

した生地です。

繭綿もめんに袖を通した瞬間に感じる優しい肌触りと身体に添うしなやかさは

ヨコ糸に使われている絹によるもの。

木綿のきものに比べて裾さばきが軽やかなうえ、ご家庭での洗濯が可能な便利

なきものです。

▲ 経縞と小格子の全23柄 ¥59,400

▲ みんさー半幅帯(¥38,500)とのコーディネイト

▲ 博多織角帯(¥29,800)とのコーディネイト

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洒落た小紋のきもの

赤茶と鼠色の2色を別の小紋型を使って横段に染め分けた小紋のご紹介です。

2色の間隔に無地場を加えて暈し模様に仕上がっているので、シンプルな柄行きに

洒落た雰囲気に仕上げた逸品です。

今回は小紋のきものとして取り上げましたが、長羽織やコートにもおススメです。

個性を持ちつつ主張し過ぎない意匠なので、小紋や紬の他に付下げや色無地にも合

わせることのできる羽織ものとなります。

▲ よろけ縞(赤茶)

▲ 霰(鼠)

▲ 忍冬唐草文なごや帯(芳彩織)

▲ 小葵唐草文なごや帯(長谷川織物)

お茶席を意識して格調の高い黒と焦げ茶の帯でコーディネイトしてみました。

黒地の帯は名物裂の忍冬唐草文の唐織。焦げ茶の帯は有職文様の小葵文様で

こちらも唐織です。

このように薄い地色のきものには、黒や茶など濃い色目の帯がおススメです。

濃い地色の帯が着姿全体を引き締め、お洒落なコーディネイトになります。

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小紋のきもの

最近注目されているドレッシーなよそ行き小紋のご紹介です。

無地の部分が多くがスッキリとした柄行きなので、小紋というより付下げに近い

感覚のきものです。

今回ご紹介する小紋はどれもが品格のある意匠の上に成り立っているために

式典やパーティー、お茶事などで訪問着や付下げにも匹敵する輝きを放ちます。

▲ 明るい青磁色に雪輪の中に花菱を収めた柄

▲ 桜色に四季の花を散らした柄

▲ 水色を竪に暈した柄

▲ 薄紫に西洋花を短冊形に配した柄

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