先週のこと。
知人の誘いで、生まれて初めて公道を走る自動運転バスに乗りました。
愛媛県伊予市とソフトバンクグループのBOLDLY(ボードリー)株式会社が実証実験を行っているのだそうです。
車両はフランスのNAVYA(ナビヤ)社製でARMA(アルマ)という11人乗りのものでした。
前後対象のデザインで4輪ステアリングですから、、、どちらが前か前進か分からないバスでした。
個人的には、tokyo2020の選手村で走っていたeパレット(トヨタ製)だったらもっと興奮したのですが…。
海岸線にあるJR上灘駅を起点に片道約4kmのルートを巡回していて、実証実験の期間は誰でも無料で乗車できるとのこと。
路線バスがない過疎の地域で、こういう乗り物があるのは、ありがたいと思います。
センサーらしきものがボディにいくつか付いていました。
バスとはいえ、215/60R17のタイヤとアルミホイールで親近感たっぷり。
車両の幅に対してトレッドがめいっぱい広く、しかもローダウンときてスタイルの印象はなかなかいいものです。(←個人的な感想です)
のどかな風景をみながらのんびりと走ります。
同乗のオペレーターさんによると、20km/hの設定だそうです。
車両はクルマという感じではなくて、パイプフレームがむき出しの…遊園地のゴンドラみたいな造り???
天井には空調のユニットなどがありました。
室内も前後不明のデザインですが、オペレーターさんが立つ場所があるのが後ろのようです。
出入り口の反対側には横向きに座るシートがあります。
出入り口のドアは両開きで、ステップはなく低くてフラットな床は乗り降りが楽です。
ほぼ1周を乗り、海岸にある道の駅「シーサイド双海」でも休憩をして帰りました。
とても貴重な体験ができて、いい気持ちでした。