先日、ファンヒーターを買い換えたお話です。
実家で長年使っていたファンヒーターの調子が、悪くなったようです。
親孝行は形であらわすのが一番!?とばかり、プレゼントすることに…。
さっそく最寄りのホームセンターに出向き、在庫があったのでこれにしました。
コロナ FH-G4614BY
【スペック】
■ 暖房のめやす: 木造 ~12畳(20.0㎡) コンクリート ~17畳(28.0㎡)
■ 暖房出力: 4.62~0.90kW
■ 静音設計: 23dB(弱燃焼時)~38dB(強燃焼時)
■ 消費電力: 13W(弱燃焼時)~24W(強燃焼時) 待機時は0.8W
■ サイズ: 426(H)×504(W)×334(D)mm
■ 質量 : 12.0kg
■ 燃料タンク容量: 7.2L(よごれま栓)
■ 燃焼継続時間: 16時間(最大燃焼)~82.7時間(最小燃焼)
■ 燃焼方式: ポンプ噴霧式
■ その他: 日本製
【購入金額】
21,384円(税込)
ちなみに、このモデルはメーカーのカタログには載っていないようです。
ホームセンターなどの専用取扱い品でしょうか…。
これにした理由
数あるファンヒーターの中から、慎重に見比べて(?)選んだ商品です。
えらんだポイントは2つ。
一つは、12畳(木造)対応というところ。
これまで使っていたモデルは、日立製の10畳まで(木造)だったので、少し余裕を持たせました。
二つ目は、低消費電力。
実は、最初に選んだのは「ダイニチ」さんの製品でした。値段も安くて性能もよくて…。
で、買おうとしたときにふと気が付いた!
燃焼時の消費電力が、60Wとか80Wとか書いてある…???
対する「コロナ」さんのは10W~20W少々。
その代わり、「コロナ」さんに比べて「ダイニチ」さんは点火までの時間が短い!
(コロナの当機種が約100秒 ⇔ ダイニチの同等機種は約40秒)
迷った末に、(← 5分くらいは迷いました。)電気代の安い方を採用したわけです。
各メーカーの燃焼方式の違い
それにしても、消費電力の違いが気になりました。
で、後日まじめに調べました。(← うそです。ネットで検索したら出てました。)
石油ファンヒーターの製造は、今では家電メーカーが撤退してしまっているそうで…。
代表的な3社は、それぞれ別の燃焼方式を採用しているようです。
■ コロナの燃焼方式 = ポンプ噴霧式
燃焼筒の熱を利用して混合ガスを作り、燃焼する。
○ 燃焼中は、その熱で混合ガスを作るので電力不要。ファンを回すための電力だけでよいので、省電力。
△ 燃焼筒が暖まるまで着火できないので、着火に時間がかかる。
■ ダイニチの燃焼方式 = ブンゼン式
気化器で灯油を熱し、混合ガスを作って燃焼する。
○ 電気による気化器で混合ガスをつくるので、着火までの時間が短い。
△ 気化器用の電力が必要なため、消費電力が多い。
■ トヨトミの燃焼方式 = ポット式
燃焼筒に直接灯油を流し込んで、燃焼させる。
○ 混合ガスを作らず直接灯油を燃やすので、変質灯油にも強い。
△ 石油臭が発生しやすいかもしれない。
こんなことは全然知らなかったので、ちょっとメモしておこうと思った次第です。
結局、一長一短あるので、あまり気にしなくてもいいということでしょうか。
かくして、実家に新しく登場した石油ファンヒーター。
当然ながら絶好調で、台所と茶の間を快適に暖めてくれています。