東日本大地震発生から7年が経過するのですね。現在もその後遺症が続いています。
被害を受けた方々には改めてお見舞い申し上げます。あのときのような災害発生は外
国の話とばかり考えていました。日本の場合には地震発生・津波発生に続いて、の後
に原子力発電所事故が発生したことです。これが災害後遺症を長引かせています。
私が大学にいたころ。高木仁三郎さんが赴任してきました。彼は原子力発電所使用
に反対していました。しかし豊かな社会を維持するためには原子力発電所が必要だと
いう人たちがたくさんいました。申し訳ないことですが私もその一人でした。
彼の言い分は正しかったのでしょう。
73年前、1945年3月10日未明東京はアメリカ空軍のB29による大空襲を受けま
した。一夜にして10万人近くの方がなくなりました。水天宮近くに住んでいた私の
父母兄弟は幸運にも犠牲者を出さずに済みました。その後も空襲は続きさらに多くの
方々が犠牲になりました。太平洋戦争では数百万人の犠牲者が出たと言われています。
そんな戦争を起こさないように努力することも必要なことです。
自然災害を防ぐ努力とともに人災も起こさない努力を忘れてはいけないですね。