ある人にとって大事なものであっても別の人には
まるで価値のないものがありますね。例えば私の年
代のものにとって、書籍は貴重な宝物のようなもの
でした。ところが書籍は一度読んでしまえばそれで
お終いという方もいますね。
我が家には私の仕事の関係で専門の雑誌や専門
書が書斎だけでなく物置として使用していた納戸に
も溢れていました。妻はこれらのものを見て書籍類を
邪魔だ邪魔だと言い続けていました。そこで前にこ
のブログに書いたように電子書籍化をしました。それ
で妻のストレスは解消したように見えました。ところ
がどうしても書籍の状態でもう一度読みたいと残して
おいた「勝海舟全集」、「古典落語全集」そして「徳川家
康」全巻を処分されてしまいました。妻の虫の居所が
悪かったのかも知れませんね。私はがっかりしてしま
いましたが価値観の違いが出たのだと考えて我慢しま
した。
しかし、一つ間違えば夫婦間に騒動を起こすことに
なりかねませんね。くわばらクワバラ。
価値観の違いは個人の間の問題だけではありません
ね。国と国の間でも民族の違いによってでも価値観は
違うことが多いようです。それが不幸な争いに発展し
てしまうのはどうでしょうか。
価値観の違いをもう少し寛容な気持ちで認め合うこ
とが出来ないのでしょうか。また自分の価値観を相手
に認められないからといって無理強いすることも控
えましょう。
新しい年を平和な年にするよう努力しましょう。
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