眩しすぎる世界といっても新しい発見があったのではない
のです。本日、眼底検査に行ってきました。これは糖尿病性
網膜異常の検査を受けに行ったのです。網膜の検査ですから
瞳孔を大きくして眼底を見やすくしなければなりません。そ
れで散瞳剤(アトロピン?)を点眼して瞳孔が開くのを待ちま
す。一定時間が過ぎても散瞳が不十分な場合にはもう一回散
瞳剤を点眼します。そうしておいて眼底の異常がないかどう
かを調べるのです。検査が終わっても外へ出ることが出来ま
せん。何故かというと瞳孔が大きく開いているので、今日の
ように晴れの日は、網膜に入ってくる光の量が過剰になり眩
しくなるのです。今日も車で行ったのですが、そのことを承
知していましたのでしばらく待合室で目をつぶっていました。
小1時間ほども過ぎたので車のところへ行きましたが、ものす
ごい眩しさで濃い色のサングラスをもっていったのですが役
に立ちませんでした。仕方なく車の中で音楽(ヴィヴァルデイ
の四季)を最後まで聞いて家へ戻りました。というわけで、
目を大きく開けると世の中がまるで変わって見えるのだとい
うことを実感したのです。
ところで仕事をしているとき職場から車で10分くらいの距
離のところの病院で同じ検査を受けていたのですが、そこの
医師は非常に良心的で、検査の前に必ず車で来たかどうかを質
問します。車で来たというと、その日は検査をしないで帰え
るようにいわれます。仕方なく翌日歩いて行くとちゃんと検
査をしてくれました。散瞳剤を点眼した状態で車の運転をす
るのを禁止していました。このくらい患者のことを考えてく
れる医師は当今少なくなってしまいましたね。
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