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寓居人の独言

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子宮頸がんワクチンのデータ捏造?

2016年11月16日 10時01分58秒 | 日記・エッセイ・コラム

 子宮頸がんワクチン接種による副作用が発生していると

報道されていますね。このワクチンは小学6年生から高校

1年生の女子児童生徒までを対象に定期接種することにな

っています。政府もその効果を認めて2010年から接種費

用の補助を始めました。しかし接種後相次いで副作用と考

えられる症状が報告されるようになり、2013年6月に積

極勧奨を中止することを決めました。しかしそれまでに多

数の若い女性の将来の希望を奪う結果になってしまいまし

た。

 何故このように副作用が発生するのを防ぐことが出来な

かったのでしょうか。

 このワクチンの開発・副作用に関するデータを捏造して

発表したしたと言うことです。何故このようにデータの捏

造が行われるのでしょうかね。大学の教授というのは、社

会で最も信賴される職業の一つに入っているのですね。し

かし研究(実験)データを捏造してまで成果を上げたいと

いう状況を理解することは出来ません。発表されたデータ

はいろいろな意味で一人歩きしていきます。真摯な気持ち

で研究をしている人たちは、その影響を考えたとき杜撰な

データを報告することをためらうと思います。そして再実

験なり再検討をするでしょう。それをしない人は、厳しい

ことを言えば研究者としての資格が疑われても仕方がない

でしょう。

 一流の科学論文誌は、投稿された論文が重要な意味を持

つと判断すると然るべき研究者に再実験を依頼してデータ

の信頼性を確認してから紙上に掲載していたと言われてい

ました。現今は投稿される論文数が多くなりそんなことを

する余裕がなくなってしまったのでしょうか。

 

 

 


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