寓居人の独言

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安全保障関連法案への懸念

2015年07月16日 23時47分21秒 | 日記・エッセイ・コラム

安倍首相は国民の理解が得られていないといいながら
同法案を委員会で116時間議論したとして採決し、
本日衆議院で可決してしまった。
そして参議院へ送られた。

筆者も報道や委員会の議論をTV放映で見てきたが、
何故か消化不良のようで気持が悪い。
安倍首相が国民の理解を得ていないということが
その理由ではないかと自己診断する。

数を頼みにやりたい放題やるのは、
自民党のこれまでやってきたことではあるが。
それでも選挙でこの政党を支持するのはやはり
信頼する人が多いということなのだろうか。

個人的には日本の安全を守るのは我々自身である、
と考えるのは当然のことと思う。
日本国の国民と領土を守るために憲法を改正して
自衛隊の守備範囲を明確にすることには異存はない。
しかし、何か不透明な影がちらちら
見えるのはどうしてだろうか。

現状は、世界の警察と自負してきたアメリカ合衆国の
陰に隠れて日本の防衛をほとんど全面的に依存してきた。
しかしアメリカ合衆国は経済的負担が大きいことと
多くの若い人達の生命の犠牲にすることについて
国民の疑問に答えることが出来なくなってきた。

それで日本にも相応の責任を持つようにと、
今度の一連の安保法案を急に法制化することにしたようだ。
この法案は数を頼んで秋には成立するだろう。 
だが、他国を侵略するため自衛隊を
派遣しないことを明確に国民に示してほしい。


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