雑文を書いていて時々感じることがあります。この
言葉の漢字はどう書くのだったかを思い出せないこと
が増加したことです。若いときはほとんど辞書を引か
なくても漢字を書くことができたものですが、最近辞
書に頼る機会が増えてきました。それはそれなりにい
いことだと思うことにしています。
というのはこの数十年前からワープロを使う機会が
増えて自分で考えなくても漢字を書くことができるよ
うになったことが原因で漢字をおぼなくても済むよう
になったからかもしれませんね。
話は変わりますが、最近、メンツに非常にこだわる
人に会いました。仮にA氏としましょう。A氏は囲碁
をやります。それなりに強いと私は思いますが、特別
昇段したためか勝率が芳しくありません。どんなに連
敗しても会則で1段級差に対して先番から2子、3子、
..の順に置き石を増やすことになってきます。A氏
はその規則に従わない人とは打たないといいます。
しかし通常はお互いの示しあいで、3番手直りとい
う様に一方が3連勝(あるいは3連敗)した時には段
差に関係なく置き石の数を増減する方式がとられます。
A氏はその方式は会則に反するのでやらないというの
です。会則は会が開催する大会などで適用されるもの
ですが。A氏は、自分がもし3連敗したら現在の段位
を下げることになる恐れがあると考えたのでしょうね。
そのことを私はどうこう言うことはしません。興味が
あるのは、どうしてそんなに面子の拘るのだろうかと
いうことです。いつかその理由を聞いてみたいと思い
ます。面子と実力のどちらが重要なのか考えてみるの
も面白いかもしれませんね。人にはそれぞれ自分の生
き方がありますから、一般化することはできませんね。
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