寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

私たちに理解できる政治を

2010年12月16日 15時11分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

 私たちが知りうる政治の話は、主として新聞、TV、などの報道がもとになっている。このところ話題の中心になっていることは、政権政党である民主党の内部のごたごたである。私は長い間続いてきた自民党政治にげんなりしていたので、民主党に変わって、きっと日本は良くなっていくのではないかと大きな期待を持った。しかし民主党の初代首相になった方は、世の中のことについてよく知らないようであった。それもそのはずで、あの年齢になって親がかりの生活をしていたらしい。結局それが元で退陣することになってしまった。変わった二代目は、市川房枝女史の薫陶を受けた菅氏になった。菅首相は、市川氏の教えを実践に生かしてくれるものと思っていたが、なかなかすっきりした行動を起こさない。そのため私のいらつきは募るばかりでなかなか消えない。その原因は何だろうか。よく考えてみると、そこにはやはり民主党内の有力者の「金」に関わるいやな臭いがするような気がする。この疑惑をはっきりさせず今のままでは将来を期待して民主党に投票した国民は完全に離れてしまうだろう。いや既に支持率20数%に低下してしまったという。政治家の思考がどうなっているのかわからないが、国民の多くが疑惑を持ち、せっかく勝ち取った政権政党を苦境に追い込み、さらに国民の生活に必要な予算編成・成立に重大な影響を与える状態にしてしまうことと、特定の政治家が自我を通して何ら説明をしないことを、私たちはどんな天秤にかければよいのだろうか?

 国際的にも日本を取り巻く状況は、非常に厳しい状態であるにもかかわらず、与党も野党もそんなことにお構いなしに、日本国の利益を放り出してしまう。そんな政治家はもう必要ない。真摯に日本国の権益を守り、関係外国に正当な主張をし、国民の生活を守る政治家の輩出が望まれる。


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